畑こうじ情熱ブログ

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チェンジ

2008年06月06日 09時49分17秒 | Weblog
 最近某民放のドラマ「チェンジ」にはまっています。月曜夜9時からの放送です。木村拓哉主演で、小学校の先生がいきなり国会議員になり、そして、なんと総理大臣になってしまうのです。素人感覚を持つ主人公が、いろいろな旧来の慣行やしがらみ、海千山千の廻りの政治家、官僚組織にあくせん苦闘しながら活動する姿を描いているものです。この世界に身をおくものとして身につまされる反面面白く見ています。
 ただ、設定が不満です。主人公は与党政治家の二世で、従来の与党の不人気で支持率を下げた総理に代わって担ぎ出されたものです。本当に改革を志向するのであれば、このようなありきたりの設定は不適切でしょう。まるで、森総理の代わりに小泉総理が出てきたようなものです。
 主人公は、素朴な疑問点をつきつけつつ改革をしていくのでしょうが、これで与党が生まれ変わって再生することになるのでしょうか。それでは面白くありません。はあるいは、政権交代や政界再編に至るという予想もつかない展開になるのでしょうか。
 現実の政治の動きについては、サミットまでは福田総理でいって、その後、自民党が本気で解散総選挙を考える段階で、総理を国民的人気のある見栄えの良い人に代えるという説があります。そして、その新総理の人気の高いうちに解散総選挙するだろうというのです。
 国民をばかにした話しですね。与党内の手を代え品を代えるこれまでのやり方にまただまされないようにしたいものです。
 本当のチェンジとは、政権交代なのです!