畑こうじ情熱ブログ

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政治家の評価にも新しい発想を

2008年04月18日 12時01分37秒 | Weblog
 現在の世の中の業績評価は、世の中の状況がどのように変わったかが問われます。行政の世界ですと、予算額や予算の執行率ではなく、当該事業や施策の実施によって、例えば地域の所得状況、問題点、交通量、出荷額がどのように変わったかなどが評価対象となるわけです。民間はもっとはっきりしています。単なる営業件数といった活動量ではなく、契約件数、収益のような結果が評価の全てです。
 ひるがえって政治の世界ではいかがでしょうか。相変わらず、政治家は、予算をいくらとったかを誇っています。また、当該政治家が予算を措置したわけでもない場合でも、当該選挙区の予算を資料やホームページに載せたりしています。これで何を言いたいのでしょうか。
 問題は、当該予算措置によって、国や地域にどの程度貢献できたか、あるいはできるのかの量的評価です。この点でも政治家の世界は旧態依然なところがあります。また、予算をたくさんとることだけが評価されてきたため、その使い方には無関心となり、非効率な部分が多くなっているのが現状なのです。
 政治家の業績評価でも新しい発想が必要です。