畑こうじ情熱ブログ

あなたがいるから頑張れる。わたしの熱い想いを感じてください。

観光振興にはソフトな知恵を

2008年04月17日 21時04分30秒 | Weblog
 最近、安比のペンション村を挨拶回りしていて知りました。安比には、ADSL回線が通っていないのだそうです。今でもISDNなのだそうです。世界的観光地である(べき)安比のIT化はお寒い状況です。画像を開くのに何十分、何時間とかかるのです。今は、宿泊予約もホームページから受け付けたり、メールで受け付けたりするのが主流となっていますが、それも十分な対応が不可能なのです。行政に陳情しても何も動いてくれないと嘆いていました。安比グランドホテルは、自前で光ファイバーを整備する方針のようです。せっかくの観光地なのに、その足を引っ張るようなことではもったいですね。

 観光振興で思うことをもう一つ書きます。
 それは、IGR(岩手銀河鉄道)と三陸鉄道のことです。難しいことではありません。電車のペイントのことです。岩手銀河鉄道と名乗るのであれば、電車のペイントを宮沢賢治のイメージの宇宙・銀河にしてみてはいかがでしょうか。星や銀河系のイラストやイメージで書いてみるのです。
 三陸鉄道については、海のイメージでペイントしたり装飾したりするのが最適です。例えば、くじらで装飾したくじら列車のようにしてみたらいかがでしょうか。確か近畿の私鉄だったという記憶がありますが、となりのトトロのネコバスのような電車があったようです。
 観光戦略はイメージ戦略です。身近なことで知恵をしぼるべきことはたくさんあるのです。平泉世界遺産と連動して県北・沿岸にも人を引っ張ってくる知恵をしぼりませんか。

 久慈では、やませ土風館がオープンしました。ゴールデンウィークにたくさんの人が来てくれることを期待します。大切なことは、つくったからこれで終わりというのではなく、特に市外のリピーターを呼べるように走り続けることでしょう。中身や企画や運営でいつもフレッシュなソフト的な知恵が出し続けられるかが課題となるのです。