畑こうじ情熱ブログ

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衆参同日選挙はあるか?!

2007年06月22日 21時58分31秒 | Weblog
 昨日東京に行き本日戻ってきました。一新会倶楽部の会合に参加するためです。この中で、ある候補者から、衆議院解散があるのではないか、との発言がありました。夜の懇親会で、ある現職の議員は、中選挙区制であれば、このような最近の状況は、完全に衆議院解散の兆候だと言っていました。
 しかし、小選挙区制では、誰も当選が保証される現職はいないといってもいいくらいですから、現職としてはやってほしくないという人が大部分で、解散風は吹かないだろうというのです。
 もちろん、小泉さんのような常識はずれの人であれば、ひょっとしたら解散を打つところでしょうが、常識人で臆病な安倍さんが解散という選択はとらないと見る人も多いです。
 いずれにしても、次回の衆議院議員総選挙は、自民党が議席を減らすのは間違いのないところだと思われます。問題は、どの程度の減り方にとどまるかでしょう。
解散というのは、与党が議席を増やせるか、逆風の中で議席減を最小限にとどめられるか、いずれかと判断できる場合に行われるものです。
 今回の参議院議員選挙は、民主有利と言われていますが、もし、参議院の過半数割れを防ぐためなら、衆議院を解散することはあり得る選択肢だと思われます。参議院で過半数割れ+衆議院で3分の2と、参議院で過半数確保+衆議院で過半数のいずれのパターンが得策か考えれば、、、、。
 自民党の底力は怖いものがありますので、単純に民主有利とうかれることはできません(前回の衆議院議員選挙のときでも、選挙一ヶ月前は、決して自民有利と言われていたわけではないのです。それがあの自民の大勝だした。)が、本当に自民が参議院議員選挙で敗れそうだと判断するのであれば、解散もあり得ることでしょう。
 いずれにしても、衆議院は常在戦場です(私は、いつでも解散できるという多数派の憲法解釈は、憲法学的にも政治学的にも不適当だと考えますが、それについては別の機会に述べます。)。何があってもびっくりしないような日常活動が必要なのです。
 それにしても、自民党は参議院議員選挙に対して必死のようです。ある人から、家族も含めて民主党の会合や民主党の候補者の会合には顔を出さないようにという勤務先の会社や業界団体からの圧力があるので、顔を出せなくて申し訳ないという話がありました。前回の衆議院議員選挙のときにも大変な業界の締め付けやいろいろな活動のあらを探す動きが全国的にあったようですが、追いつめられた政権党ほど怖いものはないというのが実感です。我々は、正論を述べているという自信はありますが、それだけでなく、自民党以上に必死に戦わなければならないのです。追いつめられているのは我々の方です。