先日、プチモンド佐倉主催 佐倉市後援の「生ききるための看取り援助」講演会に参加し、
生活を支える看護師の会小林悦子代表から特別養護老人ホームで最期ぐらいは人間らしく「ここで死にたい」
という命がけの最期の望みを叶えることが出来なかった経験から、
人生最後の日まで住み慣れたまちで自分らしく笑顔で過ごすために必要な心構えとその支え方を一緒に考える
生ききるための看取り(自宅でも施設でも)とは?について勉強した。
佐倉市高齢者福祉課は「私らしくを生きる支え手帳」を発行していますが、
横須賀市では5月1日から終活情報登録伝達事業ー通称「わたしの終活登録」開始されます。
http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/3040/nagekomi/20180417.html
横須賀市HP「近年、ご本人が倒れた場合や亡くなった場合に、せっかく書いておいた終活ノートの保管場所や、
お墓の所在地さえ分からなくなる事態が起きています。
本市では、こうした”終活関連情報”を生前、ご登録いただき、万一の時、病院・消防・警察・福祉事務所や、
本人が指定した方に開示し、本人の意思の実現を支援する事業を始めます。
安心した暮らしのために、多くの市民の方にご登録いただきたいと思います。」
準備なく自宅で死亡すると通常、警察による検死が行うために警察に運ばれ、
親族は警察に迎えに行くことになります。
刑事ドラマのように白い布がかけられた状況とは限らず、実際に施設の人間として警察に迎えに行った
講師の小林先生は、入所者さんが生まれたままの姿でブルーシートにくるまれていてショックだったそうです。
警察が悪いのではなく、これが現実だと強調されていました。
施設に入所したら、または在宅介護を受ける場合、看取りをして欲しいと希望をしておかないと
介護者はどうすることも出来ないと。
様々なケースを想定すると、横須賀市の取り組みは先進的かつ実態に沿っていると思いますし、
私の公約の一つである
「最期まで自分らしく生きることが出来る佐倉市」を実現するためには必要な事業かもしれません。
横須賀市の取り組みを参考に、自分がどうしたいか、そして家族と一緒に考えるきっかけにしてほしいと思います。