20年後の熊本城に心を寄せて。
3-11以前から自助・近助・共助を推奨されていると山村武彦防災危機管理アドバイザーは、
「大地震は起きるという認識は皆持っているが、今夜は起きないと思っている人が
大多数であり、阪神淡路大震災では、建物、家具の下敷きで87パーセントが亡くなっていることを踏まえ、
カタカタ揺れたら、小さい揺れを感じたら、緊急地震速報を聞いたら、我が家の安全ゾーンへ避難するくせを付ける訓練が
必要だとおっしゃっています。
更には、人間は、都合の悪い情報を無視し、自分の都合良く考えようとする認知心理バイヤスがあるので、
防災に対して悲観的に準備し、楽観的に生活すること」を強調されています。
大地震は起きるという認識は皆持っているが、今夜は起きないと思っている人は、私?
熊本では、看護師不足で85歳の看護師さんが現場復帰した由の報道がありました。
地震後、母親が家を留守すると子どもたちが怖がるので、止むおえず仕事を辞めた方もいらっしゃるそうです。
まずは、「カタカタ揺れたら、小さい揺れを感じたら、緊急地震速報を聞いたら、我が家の安全ゾーンへ避難するくせを付ける訓練」を
是非、皆さんで心がけたいですね。
写真:2013年6月