佐倉市議会はしおか協美
市政にキョウミ
 



一般質問終わりました。
ACミランサッカースクールと佐倉市の協定を来年3月末日をもって更新しない旨の申し出書が佐倉市から出た事について、質問しました。佐倉市がACミランサッカースクールを誘致したこと、協定には事業者は違反していないことが確認出来ました。行政手続法や国家賠償法についても確認するよう求めました。ACミランサッカースクールは佐倉市の魅力の一つですし、一番困るのは佐倉市の子ども達です。歩み寄って解決できることが出来ると信じています。

議席14番 自由民主さくらの橋岡協美です。通告に従いまして質問をさせていただきます。
大項目1番目。魅力あふれる佐倉市について

市長は第5次佐倉市総合計画、中期基本計画を整理し、少子高齢化や人口減少の進展、気候変動による自然災害の激甚化など、佐倉市を取り巻く状況は厳しさは増しており、この難局を乗り越えるためには、次代を担う若者をはじめ、佐倉市と関わり合いのある全ての方々と手を携えオール佐倉でまちづくりを進め、さらなる躍進、さらなる前進に向け、全身全霊で市政に取り組んで参ると、述べていらっしゃいます。少子高齢化と人口減少の状況下で、税収増と人口増は、喫緊の課題と捉えています。そこでお伺いいたします。

(1)企業誘致による定住人口増と歳入の増加について
質問 平成16年度企業誘致の助成制度開始から令和4年度末時点までの期間において、交付対象企業の件数を伺います。また、税収増から助成金の総額を差し引いた効果額を伺います。

民間企業の誘致の助成制度という政策は財政基盤安定に寄与するとともに、既存企業の事業拡大や市内雇用の創出に一定の効果があったものと評価するところです。

(2)ACミランサッカースクール千葉佐倉校について
ACミランサッカースクール生の中にはACミランサッカースクールに入るために他市から引っ越してきたご家族がいらっしゃいます茨城県や都内から佐倉市のスクールに通ってくる子どもたちもいます。これはACミランサッカースクールが、市の魅力度向上と人口増に寄与していることになると考えます。今回の質問は、どなたかを追求することが目的ではなく、また対立するのが目的ではなく、なんとか円満な解決策を見つけ、市民の生命と暮らしを守り行政の使命を果たすための質問にさせていただきますのでご答弁よろしくお願いいたします。まず、資料配布をさせていただいていますのでご覧ください。1枚目は現在のACミランサッカースクールを運営する一般社団法人と佐倉市の間で結んでいる協定の内容です。2枚目は、事前の説明なく、ACミランサッカースクールを運営する一般社団法人に対して10月19日付で佐倉市から協定の更新を行わない旨の申し出書です。
質問 そこで伺います。佐倉市内にありますACミランサッカースクール千葉佐倉校の誘致の経緯について時系列で伺います。また、佐倉市側が誘致したことで正しいでしょうか。
質問 ACミランは世界的なサッカーチームで、世界的なチームが日本に存在している例は少ないと思います。
そこで伺います。誘致にあたり、佐倉市の役割と事業者の役割について伺います。
質問 佐倉市は長期間にわたってACミランサッカースクールが佐倉市を利用して欲しいと考え、佐倉市は市のまちづくりに大きく寄与することを期待し、子育て、スポーツの普及に力を入れていく佐倉市の施策とACミランの活動が一致するということで佐倉市側がACミランサッカースクールを誘致しました。そこで伺います。
ACミランサッカースクールを運営する事業者の変更に伴う佐倉市と事業者との連携協力に関する協定書(令和2年4月23日)の内容について伺います。
質問 佐倉市と事業者との連携協定に関する協定書の(申し出 令和5年10月19日)内容について伺います。
質問 この申し出に関して、申し出が出る前に市と事業者が、実際に面会してこのような協定を更新しないという内容の申し出が出ることの説明はあったのでしょうか。
質問 今回の申し出による協定の更新を行わないということは、政策の大転換になると思います。行政手続きの上からみても、相手の事業者さんの意見を一度も聞かなかったということは、法的に問題があると思います。
質問 協定書の内容について事業者側が違反した事実があったのでしょうか。
質問 協定違反はなくむしろ協定に沿った活動をしていたことを確認させていただきました。
岩名サッカー球場の利用に関しては、平日夜間に限定し、一般利用者に十分に配慮した中での利用に限るという約束事をこれまで順守してきたと伺っています。市が出した申し出によると来年4月からACミランサッカースクールも抽選により使用するようにとあります。
佐倉市議会会議録によると『スクール開校前までの平日夜間の利用率は76.6%でありましたが、その内訳を見ますと利用のほとんどは特定の4団体でございまして、そのうち2団体は市外の団体でございます。また、市内の2団体のうち1団体は県立高校のサッカー部であり、市内クラブチームは1団体のみでございます。この1団体については、スクールが開催されない金曜日にご利用をしていただいております。このことから平日夜間につきましては、ACミランサッカースクール開校後におきましても市民の一般利用について大きな影響とはならないものと考えております。』とあります。そこで伺います、開校前には岩名球場の利用予定について調査をしていますが、今回の申し出を出す前に、利用予定の事前調査は行いましたか。
質問 その後、他の団体の利用状況が変わっていくことは当然起こりうることと思いますが、その際、岩名球場の利用に関する話し合いの場や調整はありましたか伺います。
質問 「市内チームに所属している選手に対してACミランサッカースクールに行くやつはいらない、試合に出さない。」と言われてしまった子どもがいます。また、イタリア人コーチがイタリアから来日し、千葉県内で唯一の障がい者のACミランアンプティサッカーチームからワールドカップに出場した2名とともに、佐倉市長への表敬訪問をしようと市に連絡を入れたそうですが、結果的にはその機会を得ることが出来なかったそうです。11月15日こうほう佐倉の表紙は障がい者差別解消法について書かれています。不当な差別的取り扱いは禁止。合理的配慮の提供は令和6年4月1日から義務となります。外国人に対しても異者を受け入れる配慮に欠けていたと思われますが市のご見解を伺います。

もう一つ例を申し上げます。イベント名は仮称ですが、ACミランアカデミーインクルーシブサッカー教室2024が来年2月に開催が予定されています。この企画の目的は、『全国どこに住んでいても、何歳でもサッカーにアクセスでき楽しみ続けることが出来る環境を草の根から作る。サッカー・スポーツのあらゆる場に女性や障がいを持つ方が積極的に関わり、ポテンシャルを発揮できる社会の実現を目指す。女子サッカーや障がい者サッカー固有の価値で社会の発展に貢献する。このイベントを行うことで、上記の問題を解決し社会の発展に寄与する』です。イベントの内容は女子サッカー日本代表選手とアンプティサッカー日本代表選手をお呼びして、サッカー経験を問わず小学生が体験し指導を受け交流を図るものです。佐倉市とこの事業者さんは現在は協定を結んでいる状態ですが、後援を取るのも困難を期しているのが現実です。
質問 ACミランサッカースクールはサッカーを通じて子どもたちへの教育的な指導が、ミランメソッドとしてなされてきましたが、その評価について伺います。また、市の各種イベントへの貢献等、ACミランサッカースクールが果たしてきたことをどのように評価するか合わせて伺います。
質問 このように政策の大転換をするときに、事前の説明もなく申し出一枚を事業者に送付して終わりでよいのでしょうか。例えば、私の子どもは水泳教室に通っていましたが、週1回のレッスン日は11月が月曜日で、12月は火曜日、1月は決まったら連絡しますと、水泳教室側から言われたらとても通えないと思いますし、誰も通わないと思います。このサッカースクールも4月からの生徒はすでに募集すみですが、実際にはサッカースクールはこの状態では運営できません。国や公共団体の賠償責任に規定した法律、国家賠償法の規定により損害の賠償を求める権利が発生しませんか。このように民間企業の息の根を止めてしまう、民間事業者が不利益を被る申出書を出すことは法的に問題です。これからは例えば、公共施設の再配置をしていく中で、市民合意の形成は必須です。時間と手間を惜しまず段階を踏んで市民との合意を形成していただきたいと考えます。最初の質問のご答弁にありましたように、ACミランサッカースクールは市側からお願いして誘致したものです。
他市ではクラブチーム、サッカーチームがあってもそれぞれウインウインでよい関係が取れています。協定を更新しないという市の政策転換によって影響を受けるのは佐倉の子どもたちです。市が誘致をしなければACミランサッカースクールも影響を受ける子どもたちも存在しなかったわけです。誘致した市のご見解を伺います。

新しくグランドを探すにも作るにも数か月では不可能ですので、まずは市の担当者は事業者と会って、何が課題で、何を解決すべきかを整理し、岩名球場を利用するすべての方が合意納得できる方向性を導き出すまでの期間を設けることを要望し次の質問に移ります。
(3)佐倉市の魅力と魅力の創出について
質問 佐倉市の魅力とは何でしょうか。そして佐倉市の魅力の創出について伺います。

佐倉市の魅力を創出していくことはそう簡単ではないと思います。このACミランサッカースクールが佐倉市にあることは佐倉市の魅力の創出です。

2、さくらで子育てについて
HP,SNS発信について
さくらで子育ての専用HPは、見やすく、出産・子育て世代をターゲットとした色味で検索しやすいと感じているところですが、「佐倉市・子育て」で検索をすると子育て支援/千葉県佐倉市公式ウェブサイトが一番上位に出てきて、リンク先は子育て支援となっています。さくらで子育て専用HPへのリンクが常に上位となっていないためこのさくらで子育て専用HPに気が付かない方もいらっしゃいます。子育ての負担が親世代だけに偏らないよう、社会全体で子育てを支えるという観点から、祖父母世代にも広く子育て情報を届けることが大切だと思いますが、多世代の方が子育て情報を得られるよう、市ではどういった取組をしているのか伺います。
また、LINE公式アカウントの友達登録数は13,600人と伺いましたが、子育てに関する情報を希望している方に確実に情報が届いているか伺います。
妊娠・出産支援について
質問 コロナ禍では、妊娠・出産する世代の交流が極端に少なく、子育てをするうえで心の支えとなるママ友を作ることも出来ませんでした。この点について佐倉市の取り組みを伺います。
質問 笑顔で妊娠・出産するために 子宮頸がんは子宮頸がんワクチンで予防できるがんの一つですが、この接種の啓発について伺います。
③ファミリーサポートセンター
ファミリーサポートセンターでは、育児の支援を受けたい保護者と提供会員の調整を行うアドバイザーが、その希望に沿って丁寧にマッチングを行っており、保護者からも非常に助かっているとの声が届いています。
質問 令和4年度実績によりますと「車による児童の送迎」利用件数は5433件、そのうち送迎等、車でのサポートは、依頼の約8割と伺っています。提供会員の高齢化に伴い、自動車免許の返納などにより送迎が出来なくなる方が増加すると思われます。市ではどのような取り組みを進めているか伺います。
質問 ファミリーサポートセンターを利用する保護者には、兄弟姉妹のお子様の送迎などを一緒に依頼する方もいます。
市の制度では、お子様毎に謝礼が必要であり、保護者の負担感も大きくなっていますが、多くの自治体では、いわゆる「兄弟割引」制度が設け、保護者の負担軽減を図っているようです。
転入者を増やし、佐倉で安心して子育てをする環境を整えるためには、このような他市とのギャップを埋めることも必要かと思いますが、「兄弟割引」制度の導入のお考えは無いか伺います。
③ 質問 決算審査特別委員会で同僚議員が質問していますが、
ファミリーサポートセンターを利用する保護者には、障害を持つお子様の援助を依頼する方もいます。
 現在は、対象児童が小学生までに限られており、卒業と同時に、行き場が無くなってしまう状況となっています。
 市が目指している「切れ目のない支援」のためには、少なくとも、障害を持つお子様については、中学生まで対象を拡大すべきかと思いますが、拡大の考えは無いか伺います。
④続きまして、佐倉市立保育園について伺います。
公立保育園では、公立園としての役割を果たすために、限りある人材を有効に活用し、民間園での実施が難しい事業展開を積極的に進めています。「新たな事業の展開にあたっては、変化の影響が直接的に表れる現場では、多くの苦労が生じている。」との意見も聞かれますが、一時預かり事業の制限緩和や医療的ケア児の受入など、保護者要望に即した内容は高い評価を得ていると認識しております。今後、公立保育園において、どのような事業展開が予定されているのか伺います。
⑤子育て世代と子どもの移動手段について
質問 車を運転しない子育て世代にも外出しやすい環境づくりや、社会全体で子育てを支えるための市民意識の醸成が大切だと思いますが、市の取組を伺います。
(自由民主さくら山本代表の質問答弁を受けて、タクシー&バス会社でのドライバー不足が深刻です。佐倉市も例外でなく朝、タクシーの予約が出来ないとの声を耳にします。そう遠くないうちに佐倉市も高齢者のみならず子育て世代の通院等の足が不足することが目に見えてきています。外出時の心理的不安を取り除くことも重要ですが、市としても若手ドライバー育成事業者への支援、労働力確保に注力する必要が出てきていると思います。 近隣市(千葉市若葉区、緑区界隈)ではすでに路線バスの大減便も始まり佐倉市も他人事では無くなっております。コミバスや市内民間事業者さん運行のバスについても地域で支えて利用を促進しなければ運行出来なくなってからでは手遅れですので今からAIによる運航管理を利用したオンデマンドの検討をお願いいたします。)

3、シビックプライドの醸成
シビックプライドと市民意識調査について
質問 佐倉市民のシビックプライドについて市民意識調査を踏まえて伺います。また、シビックプライドと郷土愛の違いもあわせて伺います。
フィルムコミッションについて
質問 映画のまち尾道を会派で視察しました。フィルムコミッションについては件数的には尾道市に引けを取らないものが佐倉市にはありますが、佐倉市の強みである都内から日帰りできる撮影場所ということでバラエティなど単発な撮影が多くあることで、経済効果としてはロケ弁の受注にとどまることが多いことです。そこでさらに大きな経済効果を生むためには、どのような取り組みを進めているか伺います。
質問 11月2日ふるさと広場では外国のメディアも多く集まったイベントが開催され、世界一有名な柴犬カボスちゃんベンチが設置されました。このカボスちゃんとはどのような犬なのでしょうか。
質問 (冨里の動物愛護センターから引き取られた保護犬で、飼い主のカボスママさんはネコちゃんも含めて殺処分ゼロを目指しながら毎日良いことをしようと頑張っている方ですので=答弁にあれば削除)カボスちゃん物語とかの撮影企画があってもよいのではないかと思いますがいかがでしょうか。映画やネットフリックスの撮影でしたら経済効果も大きいかと思います。
質問 私のもとへ佐倉市内で撮影した作品のテレビ放映の情報を下さる方がいらっしゃいます。つまり、このフィルムコミッションがシビックプライドにつながっていると私は考えています。いかがでしょうか。
質問 尾道市のフィルムコミッションの強みの一つに、撮影に対しての市民の理解があるとのことでした。佐倉市としてこの市民理解を高めていくにはどのようにしたらよいでしょうか。
住んでよかった、住み続けたい佐倉市について
質問 大項目の最初に市民意識調査についてご答弁いただきましたが、50万フォロワーのいるカボスちゃんとカボスママのSNSの中で佐倉市は犬の散歩をするにはとても良いところだと発信しています「犬の散歩のまち」としても住んでよかった、住み続けたい佐倉市の要素となりうると考えますがいかがでしょうか。



 



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