佐倉市の家庭ごみなどを処理している佐倉市、酒々井町清掃組合では、ごみ焼却処理施設から
排出される飛灰、不燃残渣について、平成26年3月7日に採取し、放射性物質の測定をした結果が、
「飛灰及び不燃残渣とも、環境省の基準値1kgあたり8,000ベクレルを下回っていました」と
佐倉市のHPに掲載されていました。
平成23年3月11日の東京電力福島第一原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境汚染に
対し放射性物質対策に要した費用の請求については、どうなっているのでしょうか?
http://www.ss-seisou.jp/000/2012.06.26/hiyou25.html 佐倉市、酒々井町清掃組合HP
佐倉市、酒々井町清掃組合は、
一部事務組合で1市1町(佐倉市、酒々井町)から排出される一般廃棄物の
処理処分をしている中で、、平成23年7月から焼却飛灰、不燃残渣、排ガス、放流水等の放射性物質濃度の
測定を行っています。また、放射能物質に起因して、処理処分の変更を余儀なくされていることについては
東京電力福島第一原子力発電所の事故に起因するものとして、当組合では原因者負担の原則により、
平成24年6月21日、東京電力株式会社に対し、当組合が事故発生から平成23年度までに実施した
放射性物質対策に要した費用のうち、国の補助対象経費などを除いた費用を要求し、全額支給されました。
東京電力株式会社への請求金額
佐倉市、酒々井町清掃組合が放射性物質対策に要した費用
平成23年度分 金 1,350,300円(全額支給)
[内訳]
1.放射性物質測定業務委託 405,300円
2.排ガス等放射性物質測定業務委託 286,650円
3.排ガス及び放流水放射性物質測定業務委託 658,350円
平成24年度分 金 36,192,124円(協議中)
[内訳]
1.検査費用: 994,560円
2.副次産物の保管費用: 480,418円
3.副次産物の処理費用: 34,717,146円
賠償が根本的な解決とは言えないです。