従業員を守るために、具体的な対策に取り組みましょう。
過度に「お客様第一主義」に偏る姿勢を、再検討しましょう。
「カスタマーハラスメント対策の基本的な取り組み方」
- 厚労省作成の「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」を参照してください。
〇 P18にある、カスタマーハラスメントを想定した事前の準備です。
- カスタマーハラスメントを想定した事前の準備
・事業主の基本方針・基本姿勢の明確化(P11)、従業員への周知・啓発
・組織として従業員を守るという方針 → 従業員の安心感
- 従業員(被害者)のための相談対応体制の整備
- 対応方法、手順の策定
- 社内対応ルールの従業員等への教育・研修
〇 P19にある、カスタマーハラスメントが実際に起こった際の対応
- 事実関係の正確な確認と事案への対応
・証拠、証言 謝罪(瑕疵、過失)
・毅然とした対応、警察・弁護士
- 従業員への配慮の措置
- 再発防止のための取組
- ①~⑦までの措置と併せて講ずべき措置
〇事業所内でのハラスメント対応との違い
・未然防止やハラスメント行為者に対する直接的な措置は行いづらい
・出入り禁止や行為の差し止めといった直接的な措置を取るには、
利用規約(定型約款)や裁判などが必要なケースもあり、工夫が必要となる。
利用規約(定型約款)や裁判などが必要なケースもあり、工夫が必要となる。
(カスタマーハラスメント対策企業マニュアル P40)