
元旦に、鹿児島紅梅が、一輪だけ花を開いた。
ほかの梅の木の蕾は、色も変わらず固いままだが、早咲きのこの梅だけは、ほぼ色づき始めているので、開花も早いのであろう。
桜のように華やかではないが、一足先に春の訪れを告げる華麗な花で、寒さに抗して凛として咲く花姿が好ましい。
昨日の元旦は、家族ともども菩提寺に初参りして、お雑煮を頂いて帰ってきて、孫たちがいつもの習慣で、どうしても、スシローに行って、大トロを食べたいと言うので、少し早かったが、すいている間と思って出かけて、ゆっくりと過ごした。
その後、家に帰って、酒肴を交えて、娘婿たちと、カレントトピックスをテーマに座談を楽しんだ。
元旦なので、かなりの店舗が閉まっていて、家族で夕食と言ってもままならないのだが、家族の苦労も考えて、家でのお雑煮や正月のお節料理を頂くのは、翌日の事始めの二日にすることにしたのである。
尤も、最近では、手の込んだお節料理に拘らず、例えば、鯛などは、大晦日に、魚屋やスーパーで一番上等な大きな鯛を買ってきて、私が、オーブンで塩焼きにするので、極端に言えば、一番美味しい状態で、頂くことができて、皆楽しんでいる。
店で、内臓や鱗の処理をしてもらって居るので、私自身が塩をして、レシペ通りに、200度で40分くらい焼けば上等な鯛の塩焼きが出来上がるのである。
昨夜は、テレビで、恒例のウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート2019年を聴いて、その後、並行録画していたユヴァル・ノア・ハラリの「サピエンス全史」と「ホモ・デウス」を底本にした「”衝撃の書”が語る人類の未来・徹底解剖!”ホモ・サピエンス全史””ホモ・デウス”」を見た。
私は、もう何十年も前に、家族とのヨーロッパ旅行の途中、一度だけ、このウィーンで、大晦日と元日を過ごしたことがある。
娘が幼かったので、私だけだったが、大晦日恒例のウィーン国立歌劇場で「こうもり」を観ることができた。
観客は、すべてタキシードとイブニングドレスで着飾った人々ばかりで、背広姿は私と隣の出張中のアメリカ人だけ、
結構、あっちこっちで、ガラ・コンサートなど特別な祝祭公演に出かけていたが、これほど、華やかな公演と劇場の雰囲気を観たことがなかった。
その後、丁度、深夜12時に、闇夜を衝いて、烈しい爆竹の音が轟いたのを、ワーグナーも泊ったというカイザリン・エリザベート・ホテルのベッドで聞いていた。
ロンドンに居た時に、ウィーン・フィルのコンサートには、何回か出かけて、結構、ウィーン・フィルのウィンナ・ワルツを聴いてはいるが、残念ながら、この楽友協会のホールは、建物の前までで、入ったことはない。
しかし、ウィーンやオーストリアへは、何度か行っており、ウィーンからブダペストまで水中翼船でドナウ川を渡ったこともあるので、このニューイヤーコンサートの雰囲気は分かる。
ハラリの本は、両方とも読んでこのブログでもレビューしているので、私にとっては、素晴らしい復習の時間であった。
時間差があって、ごく最近の話題まで取り込んでいて、非常に面白かった。
時間をみて、元日の新聞を読んだ。
日経と朝日、
やはり、AIやロボティックスなどデジタル革命によって大きく変わる未来展望が、主たるテーマになっていたのだが、学術書ではないので、取り上げ方が興味本位で、掘り下げ方が散漫であって、ポイントがズレていたりするので、殆ど、役には立たなかった。
むかし、中村さんはあまり新聞を読みませんねえ、と言われたことがあるのだが、私は新聞は、トピックスを掴む程度で流し読みをしており、今でも、テーマを掘り下げてしっかりした理解をするためには、新聞などではダメで、学術書や専門書主体で、必ず裏をとるべく、まともな本を読まなければならないと思って、それを頑なに守っている。
今朝、事始めに、ゲーテの「ファウスト」を読み始めた。
昨年は、ダンテの「神曲」に挑戦したが、今年も、何点か古典に取り組もうと思っている。
ほかの梅の木の蕾は、色も変わらず固いままだが、早咲きのこの梅だけは、ほぼ色づき始めているので、開花も早いのであろう。
桜のように華やかではないが、一足先に春の訪れを告げる華麗な花で、寒さに抗して凛として咲く花姿が好ましい。
昨日の元旦は、家族ともども菩提寺に初参りして、お雑煮を頂いて帰ってきて、孫たちがいつもの習慣で、どうしても、スシローに行って、大トロを食べたいと言うので、少し早かったが、すいている間と思って出かけて、ゆっくりと過ごした。
その後、家に帰って、酒肴を交えて、娘婿たちと、カレントトピックスをテーマに座談を楽しんだ。
元旦なので、かなりの店舗が閉まっていて、家族で夕食と言ってもままならないのだが、家族の苦労も考えて、家でのお雑煮や正月のお節料理を頂くのは、翌日の事始めの二日にすることにしたのである。
尤も、最近では、手の込んだお節料理に拘らず、例えば、鯛などは、大晦日に、魚屋やスーパーで一番上等な大きな鯛を買ってきて、私が、オーブンで塩焼きにするので、極端に言えば、一番美味しい状態で、頂くことができて、皆楽しんでいる。
店で、内臓や鱗の処理をしてもらって居るので、私自身が塩をして、レシペ通りに、200度で40分くらい焼けば上等な鯛の塩焼きが出来上がるのである。
昨夜は、テレビで、恒例のウィーン・フィルのニューイヤー・コンサート2019年を聴いて、その後、並行録画していたユヴァル・ノア・ハラリの「サピエンス全史」と「ホモ・デウス」を底本にした「”衝撃の書”が語る人類の未来・徹底解剖!”ホモ・サピエンス全史””ホモ・デウス”」を見た。
私は、もう何十年も前に、家族とのヨーロッパ旅行の途中、一度だけ、このウィーンで、大晦日と元日を過ごしたことがある。
娘が幼かったので、私だけだったが、大晦日恒例のウィーン国立歌劇場で「こうもり」を観ることができた。
観客は、すべてタキシードとイブニングドレスで着飾った人々ばかりで、背広姿は私と隣の出張中のアメリカ人だけ、
結構、あっちこっちで、ガラ・コンサートなど特別な祝祭公演に出かけていたが、これほど、華やかな公演と劇場の雰囲気を観たことがなかった。
その後、丁度、深夜12時に、闇夜を衝いて、烈しい爆竹の音が轟いたのを、ワーグナーも泊ったというカイザリン・エリザベート・ホテルのベッドで聞いていた。
ロンドンに居た時に、ウィーン・フィルのコンサートには、何回か出かけて、結構、ウィーン・フィルのウィンナ・ワルツを聴いてはいるが、残念ながら、この楽友協会のホールは、建物の前までで、入ったことはない。
しかし、ウィーンやオーストリアへは、何度か行っており、ウィーンからブダペストまで水中翼船でドナウ川を渡ったこともあるので、このニューイヤーコンサートの雰囲気は分かる。
ハラリの本は、両方とも読んでこのブログでもレビューしているので、私にとっては、素晴らしい復習の時間であった。
時間差があって、ごく最近の話題まで取り込んでいて、非常に面白かった。
時間をみて、元日の新聞を読んだ。
日経と朝日、
やはり、AIやロボティックスなどデジタル革命によって大きく変わる未来展望が、主たるテーマになっていたのだが、学術書ではないので、取り上げ方が興味本位で、掘り下げ方が散漫であって、ポイントがズレていたりするので、殆ど、役には立たなかった。
むかし、中村さんはあまり新聞を読みませんねえ、と言われたことがあるのだが、私は新聞は、トピックスを掴む程度で流し読みをしており、今でも、テーマを掘り下げてしっかりした理解をするためには、新聞などではダメで、学術書や専門書主体で、必ず裏をとるべく、まともな本を読まなければならないと思って、それを頑なに守っている。
今朝、事始めに、ゲーテの「ファウスト」を読み始めた。
昨年は、ダンテの「神曲」に挑戦したが、今年も、何点か古典に取り組もうと思っている。