熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

鎌倉便り・・・花のない長谷寺

2015年05月08日 | 鎌倉・湘南日記
   ゴールデンウィーク明けに、長谷寺に出かけた。
   花の寺とも言われているので、信仰心など全く関係なく、季節の花を求めて、良く行くのだが、牡丹が終わると、アジサイの季節まで、この寺には、花らしい花は殆どない。
   芍薬は、鉢植えが数鉢並べてあるだけで、咲いてはいるが、お飾り程度である。

   何故か、牡丹が一輪だけ綺麗に咲いていた。
   そのそばに、紅サンザシが、小さい花ながら、綺麗に咲いていたので、目についた。
   水際には、睡蓮やアヤメなど
   
   
   
   
   
   
   

   それよりも、それ程、天気が良いとは思わなかったが、本堂横の展望所や遊歩道の頂上からの鎌倉の街など展望を楽しむことが出来た。
   逗子や葉山などもかなりはっきりと見える。
   鎌倉市街も、海岸線からかなり広い範囲が見渡せるのだが、目ぼしとなる建物が良く分からないので、位置関係が判然としない。
   何時も高みに立って思うのだが、ヨーロッパの古都と比べて、その美観の落差の激しさである。
   何故、ヨーロッパの古い都市の街並み、それも、西欧のみならず、中欧も東欧も、たとえ、戦後の混乱期や革命騒ぎで破壊された後でも、あんなに美しくて絵になるのか。
   
   
   
   
   
   

   遊歩道の斜面には、びっしりとアジサイが植えられており、青々とした新しい新芽の先に小さな花房を付けてスンドバイしている。
   この長谷寺のアジサイは、明月院の鮮やかなブルーのアジサイとは違った趣があって、中々美しくて、6月のシーズンには、大変な人波で賑わう。
   
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