熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

鎌倉だより・・・荏柄天神社の梅

2018年02月06日 | 鎌倉・湘南日記
   瑞泉寺からの帰り道、荏柄天神社に立ち寄った。
   瑞泉寺で梅が咲いて居なくても、そこは、菅原道真の天神さんであり、梅の花とは相性も良いので、多少、違うであろうと、期待して行ったのである。
   やはり、梅には、まだ、大分早いのだが、まず、門前近くの紅梅が一本、そして、左手の斜面の庭園に紅梅と薄桃色の梅が咲いていた。
   
   
   
   
   

   石段を登って行くと、門の向こうに、拝殿が現れて、その右手の紅梅が綺麗に咲いている。
   実質、咲いているのは、この紅梅一本だけだが、かなり、咲いているので、朱塗りの拝殿と調和して、結構華やかなのである。
   
   
   
   

   私の記憶では、3月初めだったような気がするのだが、終わったのかどうか分からないが、要するに受験シーズン。
   この神社は、天神さんであるから、受験生の神様である。
   拝殿の正面と両翼の壁面には、受験生の合格祈願の絵馬が、たわわに掛けられていて壮観である。
   北野天満宮などの絵馬は、受験校や本人の名前などが書かれた面が表に出ていて面白かったが、ここの絵馬は、何故か、皆天神さんが表を向いている。
   私など、神頼みなど意識にもなかったし、予備校や塾にも縁がなかったので、極めて淡白な受験生活だったが、それでも、5時間寝たら落ちると言う「4当5落」と言われた時代であった。
   コンピューターが、東大入試に挑戦して、合格しそうだという時代に、「絵馬」と言う古式も、何となく奥ゆかしくて良い。
   
   
   

   この神社では、やはり、漫画家たちの筆塚。
   私には、子供の頃から、漫画に親しんだ時期が全くなかったので、週刊誌での小島功くらいで、孫の影響でドラえもんと言ったところが精々であろうか。
   しかし、一つ一つの銅板の絵を見ていると、実に面白い。

   とにかく、紅梅が美しいのである。
   沢山の梅が咲き乱れている時よりも、ほんのチラホラ咲きの時の方が、一つ一つの花姿を愛でるのには良いのかも知れない。
   満を持して一気に咲く一番花が、一番美しいと言う。
   
   
   
   
   
   
   
   
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