秋のバラが咲いているだろうと思って、久しぶりに、鎌倉文学館に出かけた。
本来なら月曜日の休館日なのであろうが、シーズンでもあって、幸い開館していた。
バラは、やはり、春のバラよりも勢いに欠けていて、少しい寂しい感じではあるが、その分、色彩に深みがあって、それはそれなりに良い。
元前田侯爵家の本館の青い屋根に、バラが映えると、そのコントラストが美しい。
花数は少ないが、凛と咲いていて、微かに芳香を放っている。









広い庭園の外れに、アンデスの乙女と言う綺麗な黄色い花が咲きかけて風に揺れて、中々の雰囲気であった。
本館では、「鎌倉文士 前夜とその時代」と言う特別展を開いていて、鎌倉ゆかりの文士たちの原稿や雑誌、サークルなどの資料が展示されていた。
私が初めて読んだ日本の小説は、藤村だったと思うのだが、「夜明け前」の冒頭の「木曽路はすべて山の中である・・・」と言う原稿を見て懐かしくなった。
大分、この文学館にも通っているので、少しは、文学に興味を感じ始めている。



今回は、まだ、行ったことがないので、極楽寺に向かった。
長谷寺の方に少し歩いて、南下して海岸の方に出て、手前を西に向かって歩いて行くと、極楽寺坂切り通しにでる。
そこからは、江ノ電の極楽寺駅を前に観て、右折れすれば、もう、極楽寺である。
途中、切通しの南側の斜面の頂点に、成就院がある。
こじんまりした清楚な雰囲気の寺だが、上って行く参道の両側にびっしりとアジサイが植えられていて、シーズンには綺麗であろうと思われる。
それに、後ろを振り返ると、由比ヶ浜の海岸が一望出来て美しい。
この下の切通しは、ほかの切通しと違って、車がびゅんびゅん走っている。






極楽寺まで歩く途中に、雰囲気のある店や民家があって、流石に、鎌倉である。
極楽寺手前で、江ノ電を跨いでいる陸橋を渡るのだが、電車が先ほどの切通しの横下を走っているので、トンネルを抜ける江ノ電が見おろせる。
ちょっと電車を待って、架線が邪魔になったが、シャッターだけは切ってみた。






極楽寺は、まず、茅葺の山門が雰囲気があってよく、芙蓉がちらほら咲いていて、萩が垂れ下がり、アジサイが植わっているので、咲いていると奇麗であろう。
小さな潜り戸が開いているだけで、お参りの人だけ入れと言う、入ると撮影禁止の立て札、実にそっけないのである。
尤も、私は、多少はシャッターを押してみた。
このお寺は、山門から本堂までの参道の両側は、かなり大きな桜の並木道で、咲けば豪華であろう。
そして、本堂の前には、びっくりするような曲がりくねった百日紅の巨木があり、その右手の宝物館の前には、八重と一重が混じって咲くという言う「御車返し」という立派な桜の木が植わっている。
アジサイも萩も、結構植わっていて、正に、花の寺である。
ただ、珍しいのは、出来るだけ自然に任せて花木や草花を咲かせていて、いわば、イングリッシュガーデンの雰囲気である。
丁度、世話をしていた庭師と話していたのだが、この自然風と言うのが、結構難しいと言う。



本来なら月曜日の休館日なのであろうが、シーズンでもあって、幸い開館していた。
バラは、やはり、春のバラよりも勢いに欠けていて、少しい寂しい感じではあるが、その分、色彩に深みがあって、それはそれなりに良い。
元前田侯爵家の本館の青い屋根に、バラが映えると、そのコントラストが美しい。
花数は少ないが、凛と咲いていて、微かに芳香を放っている。









広い庭園の外れに、アンデスの乙女と言う綺麗な黄色い花が咲きかけて風に揺れて、中々の雰囲気であった。
本館では、「鎌倉文士 前夜とその時代」と言う特別展を開いていて、鎌倉ゆかりの文士たちの原稿や雑誌、サークルなどの資料が展示されていた。
私が初めて読んだ日本の小説は、藤村だったと思うのだが、「夜明け前」の冒頭の「木曽路はすべて山の中である・・・」と言う原稿を見て懐かしくなった。
大分、この文学館にも通っているので、少しは、文学に興味を感じ始めている。



今回は、まだ、行ったことがないので、極楽寺に向かった。
長谷寺の方に少し歩いて、南下して海岸の方に出て、手前を西に向かって歩いて行くと、極楽寺坂切り通しにでる。
そこからは、江ノ電の極楽寺駅を前に観て、右折れすれば、もう、極楽寺である。
途中、切通しの南側の斜面の頂点に、成就院がある。
こじんまりした清楚な雰囲気の寺だが、上って行く参道の両側にびっしりとアジサイが植えられていて、シーズンには綺麗であろうと思われる。
それに、後ろを振り返ると、由比ヶ浜の海岸が一望出来て美しい。
この下の切通しは、ほかの切通しと違って、車がびゅんびゅん走っている。






極楽寺まで歩く途中に、雰囲気のある店や民家があって、流石に、鎌倉である。
極楽寺手前で、江ノ電を跨いでいる陸橋を渡るのだが、電車が先ほどの切通しの横下を走っているので、トンネルを抜ける江ノ電が見おろせる。
ちょっと電車を待って、架線が邪魔になったが、シャッターだけは切ってみた。






極楽寺は、まず、茅葺の山門が雰囲気があってよく、芙蓉がちらほら咲いていて、萩が垂れ下がり、アジサイが植わっているので、咲いていると奇麗であろう。
小さな潜り戸が開いているだけで、お参りの人だけ入れと言う、入ると撮影禁止の立て札、実にそっけないのである。
尤も、私は、多少はシャッターを押してみた。
このお寺は、山門から本堂までの参道の両側は、かなり大きな桜の並木道で、咲けば豪華であろう。
そして、本堂の前には、びっくりするような曲がりくねった百日紅の巨木があり、その右手の宝物館の前には、八重と一重が混じって咲くという言う「御車返し」という立派な桜の木が植わっている。
アジサイも萩も、結構植わっていて、正に、花の寺である。
ただ、珍しいのは、出来るだけ自然に任せて花木や草花を咲かせていて、いわば、イングリッシュガーデンの雰囲気である。
丁度、世話をしていた庭師と話していたのだが、この自然風と言うのが、結構難しいと言う。



