は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

節分。。

2010-02-04 19:01:17 | マイライフ
昨日は節分です。恒例に従い、我が家でも、ささやかながらの「豆撒き」を実施しました。。

「豆撒き」といっても、世間のように鬼に扮した者へ豆を投げつける訳ではありません。。

単に家の窓や玄関等を開け払い、煎った豆(市販品)を入れた一升枡を片手に家の中を歩き、神棚や仏壇。それに書院などに一礼したのち、「福は~内」「福は~内」と、それぞれに大きく二回唱えて豆を置いて歩きます。。

我が家では、この時に「鬼は外」とは決して言いません。言うまでもないことですが、そうした神聖な場所には、元より鬼などは存在していないという考え方を取っているためです。。

「鬼は~外」というのは、窓辺とか玄関にて、家の中から外に向かってのみ唱えます。勢いよく外に向かって豆を投げつけながら、二回ほど「福は~内」「福は~内」を唱え、最後に「鬼は~外」一回唱えるという決まりになっています。そしてこれを二回復唱します。。

その後、屋外に出て同じように唱えます。庭から門の外に向けて、同様に大きな声で唱え、復唱します。
我が家では、代々このスタイルを継承していますが、世の中的には、これがスタンダードではないかもしれません。。

実際、個々のお寺さんによっても、またそれぞれの宗派によっても、かなり個性というか?・・違いが見られるといいますので、もしかして定まったスタイルというのは無い可能性もあります。。

ちなみに我が家ですが、先代までは、玄関の戸口に柊の枝に鰯の頭を刺した物を括りつけていましたが、今ではカラスが来るので私の代から止めました。何の意味かは知りません。。

皆さんのお宅ではどうなさっていますか?・・そんなのやってる家はありますか?・・・^^

とまぁ。そうした一連の流れにより、我が家では「豆撒き」行事は終了します。その後の夕食ですが、某処の東急DPで買った築地「江戸銀」の恵方巻きに皆で かぶり付きました。それぞれが方位をcheckした後、狙いを定め、そして熱い願いを込めて、各自、黙々と食べますた。。(^^ゞ

ハーフサイズの「手撒き」ではなく、基本通りの一本タイプにしたもので、一気に食べるのは・・かなり骨が折れます。なんとか完食したものの、そのお陰で他のものは殆ど食べられませんでした。。(=^_^=)

合わせて、お約束の福茶や福豆を頂きました。福茶ですが・・一見「ソバ湯」みたいな感覚でもあり、場の最後に「締め」として呑むには・・丁度いいお茶だと思いますね。香ばしくって、シンプルさの中にもコクが感じられ、私はわりと好きです。。

皆さんのお宅では、どのような節分を過ごされましたか?・・・(=^_^=)




小沢一郎・民主党幹事長が、よもやの不起訴に?・・・

2010-02-04 00:12:45 | ニュースから考える
小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る事件 で、東京地検特捜部は3日、政治資金規正法違反(虚偽記入)容疑で告発されている小 沢氏を不起訴(嫌疑不十分)とする方針を固めた。 同会の事務担当者だった石川知裕衆院議員(36)らとの共謀を立証するには証拠が十分でなく、起訴は困 難と判断した。(2010年2月3日21時35分 読売新聞)

まだ正式な発表はなされていないが・・・早くも新聞辞令が出た。オイオイ本当かよ!・・・と目を疑いたくなる。。

もしも記事の通りとすれば・・・この国の正義は、もはや終わったに等しい。そう言っても過言ではない内容だ。。

民主党のガンとも言うべき・・渦中の大物二人が・・揃って嫌疑不十分で不起訴とは・・・正義の不在も甚だしい。。

日頃から「建前論」を振りかざし、弱者相手には空威張り姿勢の税務署と検察だが、一たび権力者相手には、コロッと態度を変えて・・このザマである。。

なんたるご都合主義。なんたるハレンチ・・呆れかえってモノも言えない。激しい憤りを覚える。彼らの建前論など・・もう二度と聞きたくない。。

民主党にも自浄作用がなく、監視する検察側にも不正を正す意思がないと分かれば・・あとは選挙による国民の一票に頼るしかないのだが・・・情けないことながら、この国の国民性は、昔から「のど元過ぎれば直ぐに暑さを忘れる」という性質。。

夏の参議院選挙には・・・またしても尻尾を振っているに違いない。。

それを見越すように・・・彼らの薄気味悪い高笑いだけが・・・寒い夜に木霊して聞こえる。。。(+_+。)



初雪。。

2010-02-02 17:56:35 | マイライフ
いよいよ2月です。早いもので今年も1ヶ月が過ぎました。。

この日は「初午」です。我が家でも、お稲荷さまに「油揚げ」や「お赤飯」それに「お酒」「お団子」といった品々をお供えし、日頃の感謝の気持ちをお伝えいたしました。。

しかし夕刻より翌日の未明にかけて、ここ関東南部は、気象庁の予報通り「初雪」に見舞われました。朝起きた時は一面の雪景色になってまして・・驚きました。。

この辺りは、近年、雪らしい雪が降ってませんので、久しぶりに見る銀世界に、我が家のみならず、道行く人たちも少々興奮気味に感じられました。。(^^ゞ

ちなみに我が家の紅梅ですが、ここ何日か、寒さが緩んでいたせいもあり、このところ。一気に咲いた感がありましたが、この雪により、待機していた他の蕾らの開花は、大幅にズレ込むものと予想されます。。

まっ、長く楽しめる・・という意味では「それもまた好し」ですが、カラスらに取っては、突然の雪に大慌てだったらしく、朝から「ガサガサ」とバタついておりました。。^^

その後、陽が射して来ましたので、積もってた雪は日陰などを残し、コンクリート部は殆ど融けました。しかし土や芝に目をやると、まだ殆ど融けてません。暫く掛かりそうです。。

先ほど予報を見ていましたら、明日の朝は「晴れ」とのこと。しかし冷え込みはキツイらしく、路面の凍結には注意が必要ですね。。(゜.゜)ノ





問題化し始めた「別れさせ屋」稼業。。

2010-02-01 23:07:25 | ニュースから考える
探偵業者が離婚工作などを請け負う「別れさせ行為」について、業界団体の社団法人・日本調査業協会(東京)が調べた結果、非加盟の約270業者がインターネットで依頼を募っていることがわかった。
「別れさせ屋」と呼ばれる業者には、人を陥れる手口に批判が強く、ネット検索サービス最大手「ヤフー」は2月から、別れさせ行為に関する広告の掲載中止を決めた。
東京地裁では、昨年4月、別れさせ屋の元工作員の桑原武被告(31)が、五十畑里恵さん(32)を離婚させた後、交際がもつれて殺害したとして、殺人罪などに問われ公判中だ。

警視庁などによると、桑原被告は2007年6月、IT企業に勤める独身の「ハジメ」と名乗り接近。2人でホテルに入る写真を別の工作員に隠し撮りさせて 夫に渡し、離婚を成功させた。桑原被告はその後も交際を続けたが、探偵社を解雇されたトラブルがもとで里恵さんに離婚工作を知られて別れ話となり、激高の 末、殺害したとされる。「人をもてあそぶ商売は許せない」と里恵さんの父親は憤る。

別れさせ屋の問題に詳しい高江洲歳満(たかえすとしみつ)弁護士は「民法には、だまされて行った意思表示は取り消せる規定もある。刑事、民事両面で違法性が高く野放しにしてはいけないビジネスだ」と話す。
日本調査業協会は別れさせ行為を禁止しているが、探偵業法には規制する法令はない。しかし、警察庁は「個別のケースで法令違反があれば厳正に対処する」 としている。 同協会は2月9日午後1~4時、被害相談電話(03・3865・8371)を開設する。 
(2010年1月31日03時04分 読売新聞)


「別れさせ屋」ねぇ。確かに以前より、こうした話は「ヨタ」としては聞いていた。・・・良く言えば・・・民間の工作員・・・それも極めて質の悪い・・・・しかしながら、その実態は未だ不明な点も多いとされる。。

依頼人の要望を受けて仕掛ける手口には、付け焼刃の三文芝居もやるらしい。だがそれに嵌まった被害も数多く起きていると言われ、すでに事件になったケースもあるとう。その意味で悪質性は高く、便利屋稼業とはカテが違う。。

最近は事件ドラマにも、時々扱われるようになって来た。しかしそれほどまだメジャーな存在とはいえず、危険が身近に迫っている印象は殆どの人がないと思われる。しかし世の中的には、かなり蔓延している可能性もあり、ちょっとショックな感じはする。。

そういえば・・・昔、人気テレビ番組に「Mission:Impossible」というのがあった。ご記憶の方も多いと思う。政府の密命を受けた秘密組織による工作員たちが、悪を相手に命を掛けて戦うというドラマだった。。

世界には冷戦終結後、職を失って行き場のなくなった諜報員や工作部隊が山ほどいるとされ、それらの中には「産業スパイ」に転身しているものも・・・少なくないという話がある。。

噂であり、どこまでが事実かどうかは分からないが、少なくとも今の時代は「利己主義者」らの巣くう世の中とされるだけに、何でも金で解決しようとする傾向が増えているのは事実で、そうしたマーケットに狙いを定めた者が現われても?・・あながち不思議な感じは受けない。。

記事に登場する「別れさせ屋」は、ドラマの「Mission:Impossible」といった正義のための組織とは程遠く、法に抵触するか、しないかのスレスレで生きる・・・サギと紙一重の「騙し屋稼業」・・・あえて、こう表現したら過言だろうか・・・(゜.゜)ノ

ニュースで取り上げられた「別れさせ屋」は、今のところはまだ玉石混合とも考えられ、不法な「振り込めサギ集団」などとは、一線を画す存在かもしれないが、何れも芝居じみた手口を使う点では・・どうも信用ならない存在であり、過信は禁物である。。

何れにしても・・・背景には求める需要があるからであり、そこに供給しようとする者が現われるのは経済の必然である。減らすには・・需要の元から絶たねばならず、今後もトラブルは続くと考えられる。。

今後、よほど悪意的な工作を受けた場合は、何らかの抜本的な法的対抗処置も必要になると考えられるが、それまでは、一人一人が油断のない行動を心掛けてもらいたいものだ。。。