は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

三重県の「マリアージュ ドゥ ファリーヌ」・・・・

2012-11-12 19:17:14 | マイライフ

ここは三重県にある「モンサンクレール」の姉妹店「マリアージュ ドゥ ファリーヌ」と「コンフィチュール アッシュ」の施設・・・・今年オープンしたようである(写真奥に見える高い山が私たちの出掛けた御在所岳)。。

ようであるという言い方も少し変な話だが、移転計画自体は、ほんの少ししか知らなかった私でありまして、むしろこの件については、私より妻の方が良く知っていた模様である。。

それにしても「モンサンクレール」・・・・その名は今更言うまでもなく、スイーツ好きの方なら大方が知る自由が丘の銘店。シェフはスイーツ界の巨匠として、また世界の「辻口博啓」氏としても業界に広く知られた有名人である。。

同店のhpを参照したところ、これまでは東京の世田谷区深沢にあった姉妹店の「マリアージュ ドゥ ファリーヌ」、「コンフィチュール アッシュ」の各店舗を集約を決意したことからの構想らしい。。

移転が完了した今は世田谷の深沢にある既存店は既に閉鎖され使用されていない。。

三重県菰野町(こものちょう)に新設された店舗では、辻口氏自らが手掛ける「茶房」や「レストラン」なども併設されるなど、また季節によっては、当施設脇に併設されている生産施設において「フルーツ狩り」なども楽しめるような工夫がなされている。。

調べたところ、こちらの述べ敷地は凡そ15000坪とされ、実際に受ける印象としても、数字以上の広さを感じさせる。。

そうした広さと共に豊かな自然の利を活かすことによって、都会では実現し得ないフルーツや野菜の栽培をスタッフ自らが手がけるなどし、そこから収穫される野菜やフルーツを使った食材にて「こだわりのスイーツ」や「料理」を提供しようとする壮大な構想らしい。。

それらは冒頭にも書いた通り、ここに来る迄は私も薄っすら程度にしか状況把握出来ていなかったところ。。

今回は御在所岳紅葉巡りの帰り、たまたま沿道で見掛けた当施設に私の妻が激しく反応したため、「んじゃまぁチョックラ寄って見てみようか?」などとなったという次第・・・・

その上で、施設の印象も見た感じを率直に表現すれば、「可もなく不可もなく」、といったところありました。。

・・・でありますが、あえて苦言を呈させて頂くと、どことない「構想倒れ」みたいなものも?一部に漂っているような、そんな雰囲気も感じられたところであります。。

おそらくは実際に行き、直接ご自身の目で確かめないと?真のニュアンスが伝わらない可能性もあるところですが、要するに一言でいわせて貰えれば、「世田谷 とここではロケーションの差があり過ぎ」、ということに尽きようか・・・・とまぁ、そんな印象・・・・少し違和感を感じました。。

スイーツ界の大御所「辻口博啓氏」の手がける壮大な構想にスイーツが開く「未来」や「可能性」、「ロマン」など、期待に胸膨らみますが、経営となると「別モノ」、「ロマンだけでは飯は食えない」過酷な現実と向き合わざるを得ないことに・・・・

この日の駐車場を見る限り、「祝日」ということもあって大変混雑しておりましたが、世界経済が混迷を深める中で日本も例外ではいられないのは周知の事実。。

そうした中で施設を安定的に運営して行くには、思った以上のインパクトが必要であり、失礼ながら、現状を見る限りでは、そこまでは至っていない様子・・・・更なるバージョンアップを期待したいところであります。。

いずれにせよ、現状はスタートとして間もないところでありましょうから、あれこれと難癖付けるのはこの位にしまして、これからが本当の気合の入れどころであります。。

暫くは厳しさも予想される三重の「マリアージュ ドゥ ファリーヌ」でありますが、様々な困難を乗り越え頑張って頂きたいものであります。。