山口県下松市の井川成正市長(81)は14日、市役所で記者会見し、4月15日投開票の同市長選に、4選を目指して立候補する意向を正式に表明した。
井川氏は「4期目は考えていなかったが、後援会や市民からの立候補を求める強い声があり、決意した」と語った。3月に82歳となる井川氏は全国最高齢の市長。「人生は死ぬまで青春。高齢を批判する人はいると思うが、年齢を気にしたことはない」と述べた。 (2012年2月15日09時19分 読売新聞)
灰になるまで青春?・・・・へえぇ~~えぇ・・・驚いたねぇ・・・超スゴッ!・・・・
歳取ってなお、この方の様に御達者で過ごせたら・・・もはや、これ以上ない幸せである。。
モリケンも、さだめし真っ青に違いない。。
そういえば、その昔、名古屋に住まわれる金さん銀さんという姉妹がおられたが、お二人揃って100歳を迎えられた時、テレビ出演などに引っ張りだこになったことがあった。。
その際に得たギャラの使い道を尋ねられ・・・「老後の蓄えにする」・・・と言って周囲を笑わせたが・・・人生の最後の最後、・・・それこそ、臨終に至る最後の一秒まで、現役であり続けたいと願う姿勢は見上げたモンである。。
思えば、「憲政の神様」と謳われた尾崎行雄衆議院の94歳を筆頭に、参議院議員であった市川房枝さんの87歳ほか、大勲位になられた元総理の中曽根康弘さんも85歳まで現役で務められている。。
塩爺で親しまれる塩川正十郎さんも、82歳までバリバリの現役だった。今でも素敵なお爺ちゃんである。。
高齢化社会で、ますますお元気なお年寄りが増える中で、記事の井川成正市長(81)も、4選を目指すといわれるのも分からなくないが、なにごとも「引き時」というものがあるのも事実。。
若い人を育てる・・・つまり「後進に道を譲る」という姿勢も大切なことである。。
単なる「出ずっぱり」・・・では「晩節」を汚すことにもなり兼ねない。何ごとにも「潮目」が訪れる。。
その見極めを誤らないようにすべきである。。
ちなみに・・・今なお、多くの国民から熱い視線を送られ続ける小泉純一郎元総理・・・・
この方は、あり余る余力を残す形で、支持者から惜しまれつつも、一切の未練を残すことなく、政界を引退なされた。今は一市民として、政界のご意見番として、講演などにご多忙の毎日と聞く。。
そうした「潔い姿勢」に、日本人の「ダンディズム」と重ね合わせる人も多い。。
井川成正市長も、それらを良く踏まえた上で、自らの意思で「ご英断」されるが宜しかろうと思う。。。\_(-_- 彡