は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

果報は “寝て” 待て?・・・・

2010-06-02 21:10:38 | ニュースから考える
菅副総理・財務相は2日午後、鳩山首相の退陣に伴って4日に行われる民 主党代表選に出馬する意向を周辺に伝えた。 菅氏はその後、首相官邸で鳩山首相と会 い、4日の民主党代表選に立候補することを伝えた。 (2010 年6月2日18時14分 読売新聞)

私としては、これまで、何の信念もなく、総理自身を含めた、数々の政治資金疑惑に対し、一切の政治的リーダーシップを取ることもなく、国民の知る権利に対 しても、只管「口チャック」で逃げ続けて来た「鳩山バックレ政権」に対し、激しい怒りを感じて来た。。

今回、内閣の「解散」という形ではなく、総辞職という結論を選ばれたことには、不満も拭えないところだが、少なくとも前代未聞とされた最悪政権が、小沢幹 事長とともに、幕を閉じることとなったのは喜ばしきことである。。

その意味で、今日は国家国民に取って、誠に喜ばしき、記念すべき日となった。今宵は、美味い酒でも飲んで、ゆっくりとお祝いしたい。。

それにしても、野党時代の民主党は、安倍総理以降、総理となられた三代の自民党総裁に対し、たらい回しや、任期途中での投げ出しを、激しく非難してきた が、与党になってみれば、所詮はこの通りである。もう彼らに自民党を非難する資格はなくなった。。

まっ、それはさて置くとして、気になるは「後任の人選」である。。

一般論としては、鳩山総理のサブを務めていた菅大臣というのが、分かり易いところだが、この人は、良く “居眠り” をするクセがあり、政界の「居眠り大王」と揶揄されるほど・・有名な人物だ。。

はたして総理の激務に耐えられるほどの “体力” をお持ちだろうか・・・気になるところ。。

過去には、お遍路の経験もあり、それなりの “健脚” とは承知しているが、総理ともなれば、国会での「居眠り」は、もう許されない、質問者に対するトンチンカンな答弁も、今後は許されない。。

分刻みとされる総理の過酷なスケジュールに・・・ホントに耐え得る体力をお持ちだろうか?・・・う~むである。。

その点、私的には、前原さんの方が適任ではなかろうか・・・と考えている。歳の若さから来る “短慮” という心配も無くはないが、少なくとも防衛政策をはじめ、数々の政策面で、菅氏より、明らかに安心して見ていられるのは事実だ。鳩山総理のような、危なっ かしい発言は考えられない。。

民主党にとって、間違いなく「安牌」であり、エースである。。

民主党のスケジュールによれば、来る四日には、新たなる代表を選出する計画といわれる。はたして彼らは、「居眠り大王」を選ぶのか、数少ない「安牌」を選 ばれるのか、・・・

まもなく判明するものの、結果には「興味津津」である。。\_(-_- 彡




外国から尊敬される大国となる為に・・・

2010-06-02 21:09:31 | ニュースから考える
中国当局は上海万博を「公共マナー向上の場」として道徳キャンペーンを 展開している。
過去、外国人から「並ばない、並べない」と酷評された中国の人々も、万博会場では、大多数が数時間に及ぶ行列に耐えている。だが、新たな行列逃れも発覚し た。車いすを使った「ニセ障害者」だ。
万博事務局の洪浩局長は1日の記者会見で、計3000台用意している車いすについて、各種証明書の提示義務づけなどで貸し出しを厳しくしたと強調した。健 常者が車いすで身体障害者用の優先ゲートから入場していることが、大きな社会問題となっているのだ。インターネットでは両足を地面に踏ん張り、携帯電話を かける「驚きの車いす女」の写真が公開されている。
上海の女子大生が市トップに「弱者優遇への便乗」の取り締まりを求めた手紙が地元紙に掲載された5月26日以降、非難に火が付いた。
手紙では、車いすの同行者は1人に限定されているケースでも2~3人が付き添い、また入場後、いきなり車いすから立ち上がり写真を撮り始めるなど、自ら目 撃したマナー違反を告発している。
会場内では計8か所で70歳以上や身体障害者を対象に車いすを貸し出しているが、開場の1時間後にはほぼ底を突く状態。車いす待ちの行列さえ出来ている。 問題発覚後の31日も、フランス館で並んでいた安徽省の男性、白さん(32)は「身体障害者向けの列がこんなに長いのは不自然」と疑問を差し挟んだ。ドイ ツ館は当初、車いすの優先入場を認めていたが、際限なく増えたため、1日80人限定の予約制に変更した。
こうした状況について、香港の有力紙「明報」は社説で、「中国が外国から尊敬される大国となるにはほど遠い」と言い切った。 (2010 年6月1日19時17分 読売新聞)


う~む。相変わらずだなぁ。。^^

この国は、人口が多いから・・・生存競争も激しいんだよねぇ。。

記事によれば、> インターネットでは両足を地面に踏ん張り、携帯電話をかける「驚きの車いす女」の写真が公開されている。・・・とある。。

なるほど、なるほど・・とばかり、早速、私もインターネットを探したが・・残念ながら、目指す映像は見つからなかった。既に消されているのかもしれな い。。

日本でも、つい最近のこと、突き飛ばされたといって、車いすというオーバーアクションにて議事堂入りした某女性議員がおられたが、その女性議員は、あろう ことか、直後の審議中に、痛い方の足を庇うことなく、足を組んでいる写真をスッパ抜かれていた。。^^

どこの国にも、この種のお粗末人間はいるものらしい。・・・^^

いずれにせよ。尊敬される国家や尊敬される人間となる為には、最低でも真面目でないとねぇ。という訳で、私自身としては「人の振り見て我が振り直せ」の教 えを、強く胸に刻むなどし、戒めたく思った。。。(^^ゞ




言葉より実行という重み。。

2010-06-02 21:08:30 | ニュースから考える
神奈川県二宮町が庁舎の清掃の外部委託を5月で打ち切り、6月から職員 が交代で清掃することになり、坂本孝也町長や総務部長ら11人が1日、各階のトイレ 掃除などを行った。
役場の管理費を少しでも減らそうと、町長が提案し、実現したもの。2003年8月から職員らが庁舎内外の清掃を実施している福島県矢祭町を参考にした。二 宮町ではこれまで庁舎の清掃を、窓口の受け付け業務とセットで外部委託し、年間約1200万円かかっていた。町長を含む137人の職員が業務終了後に交代 で週3日、掃除にあたる。男性職員が月に1~2回、女性は月3回ほど回ってくる。 モップを持って参加した坂本町長は「花屋をやっていたので、清掃は慣れ ている。予算を節約し、浮いた資金を福祉に回したい」と話していた。(2010年6月2日05時18分 読売新聞)


う~む。ご立派!・・・

記事を見ると、この町は、これまで年間1200万円を清掃業者に支払って来たという。まっ、普通に考えれば、この程度なら?・・・と感じられるレベルでは あるが、あえてそれを職員自らの手で清掃に当たり、町の予算の削減につなげようとされている。。

しかも、節減により浮いたお金は「町の福祉予算に回す」というのだから、その志たるや、誠に立派、実に見上げたもんである。。

ちなみに、こうした職員や地域住民への意識改革を狙った取り組みは、他の地域でも時折り見かけるが、しかしながら「言うは易し行うは難し」という例えの通 り、実行には関係者らの並々ならぬご苦労の程が察せられる。。

それでなくても、キレイごとを並べるだけで、自身は何ら動かない似非(エセ)政治家が増えている世の中だけに、まだ、こうした真面目な職員たちの残ってい る日本を誇りと感じたい。そして彼らの草の根の意識改革を強く応援したい。。\_(-_- 彡