は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

クマの命より人間の命の方が重いことを、決して忘れるべきではない。。。

2008-10-06 22:47:53 | ニュースから考える

6日午後1時20分ごろ、富山市婦中町上瀬の山中で、キノコ採りをしていた同市の自営業男性(62)が、ツキノワグマ(体長約1メートル)に襲われた。 八尾署の発表によると、男性は右足の小指をかまれるなどの軽傷。富山県は6日、ツキノワグマ出没警報を出した。
 一方、同県砺波市五谷のスキー場では、11~13日に予定していた100万本のコスモスがゲレンデに咲く様子を夜間に見学するイベントが6日、中止になった。市は「今年は山奥の木の実が不作で、クマの出没が多い。来場者の安全確保に万全を期した」と話している。
 砺波市南東部の中山間地では9月以降、クマの目撃や足跡など14件の情報が寄せられている。スキー場から約2キロ離れた同市庄川町落シの民家では9月2日深夜、クマが2階屋根裏に侵入、同4日朝には約1・5キロ離れた同市庄川町名ヶ原で納屋の壁が壊されているのが見つかった。 (2008年10月6日20時06分 読売新聞)


今回は死人が出なくて、何よりもホッさせられるが、どうして、こんな危険な状態を放置したままにしているのか?・・行政マンの姿勢を疑いたくなる。人の命はクマよりも重い。この原理原則を忘れるべきではない。まずは死人が出ないうちに、徹底的な駆除をして頂きたい。。

もしも死人が出たら?・・責任の大半は駆除を怠って来た行政にあることは当然である。次に犠牲者の気持ちを一切慮ることなく、バカの一つ覚えのように「動物保護」を叫び続ける・・あの『トンデモ団体』にあることは?ほぼ間違いない。。

本来なら、この種の事故の再発を防ぐ意味でも、或いは犠牲者の無念に報いる意味でも、それらに対し、徹底的なる責任追求を行うべきである。さもなくば?犠牲になった者らの魂が癒されることなどは金輪際あり得ない。。

私的に言えば、地方の人は?大人し過ぎると言いたい。自分の身は、最後は自分で守るしかないのである。その意味でも、もっと声を大にして怒るべきである。自分たちの命が脅かされている現実を世間に認めさせるべきである。。

もしも?これが大都会の真ん中で起きたならば?・・今頃は日本中を巻き込んでの大騒ぎになっていよう。つまりは、何時もそういう視点に立って?判断すべきものなのである・・私は、そのことを強く申し上げたい。。

それこそ?・・こんな被害が出てもなお、依然、放置され続けるようなら?・・地方の過疎化が進むのは、むしろ道理である。(どこの企業が?そんな危険な場所に移転を計画しようか?・・) 

地方の人は、直ぐに高速道路が欲しい。新幹線が欲しい・・などと言われるが、私から言えば?・・その前に、「安全に暮らせる町にしろ!」・・と叫ぶべきである。。。

 

 

 


梯子は外せないように・・しっかりと固定せよ!。。

2008-10-06 10:03:15 | ニュースから考える

中川昭一財務・金融担当相は4日、北海道幕別町のホテルで講演し、地方の中小企業向け融資の現状について、「貸し出し態度に厳しさが出ており、貸し渋りが強くなってきた」との認識を示した。その上で、金融庁と中小企業庁が週明け以降、実態調査に入ることを明らかにした。
 また、講演後の記者会見で同相は消費税率の引き上げに関し、「議論はいずれやっていかなければならない」としながらも、「(引き上げは)景気が回復し元気になった時にやるかどうかだ」と述べ、慎重な姿勢を示した。 【時事通信社 JIJI ドットコム 2008/10/04-17:53】


マスコミの無責任な糾弾姿勢に後押しされて、「貸し渋り」の救済に動いたものの?・・いつの間にか?梯子を外されていた・・・

当時、善意から行動した新銀行東京の行員たちは?・・人の心の遷ろいに、じっと唇を噛み締めたことだろう。でも?・・これが現実なのである。。

資金を欲している側も、借りる時は調子のいいことを並べ立てるが・・イザッ、返せないとなれば?・・平気でケツを捲くる時代である。。

かって、不良債権の山を前に青息吐息に陥ったメガバンク各行・・・小泉・竹中コンビの英断により、公的資金を注入され、やっとの思いで金融危機を脱した記憶は今もトラウマとなって覚めやらない。。

かくして・・『羹に懲りて膾を吹く』じゃないが、担保不足の融資先には消極的に成らざるを得ず・・だがそれを誰が責められようか?・・・

先の新銀行東京の騒動は、日本が「正直者がバカを見る」世の中へと?すっかり変わったことを示したものであり、改めて「融資」の難しさを教えてくれた。難しい問題である。。。(v_v)