カナダ・トロント市の高齢者施設で起きた正体不明のウイルスによる感染死で、市当局は5日、さらに6人が死亡したことを明らかにした。これで死者は16人になった。依然として38人が入院中で、被害がさらに広がる可能性もある。市当局は他の施設に感染が広がった証拠はないとしており、事態は沈静化しているという。 (日本経済新聞社 NIKKEI NET 10:40)
“正体不明のウイルス”とは? 日経が伝える「カナダで起きた事件」であったが「続報」が気になるところである。この種の事件では、いつも抵抗力の弱い「お年寄り」や「子供達」が、真っ先に感染の対象になり易い。。。。。
日本でも、このところ「ノロウィルス」や「O-157」など、比較的ポピュラーなウィルスの「感染」死亡事故が繰り返されて来ている。しかも、これといった「特効薬」がない事から、否が応でも不安を隠す事が出来ない。目に見えない「ウィルス」を相手に、私達も如何に警戒し予防して行けば良いのか?。。。。。
つい最近も、アメリカから帰国した男性が「西ナイル熱」に感染していたという事例が有ったばかりである。この病気は「蚊」を媒体として感染する特色を持っていた。厚生労働省は、人々の不安の沈静を図ろうとの思惑か?いち早く「人から人へ」の直接感染を否定した。。。。。
しかしこの男性が、帰国した後、蚊に刺されていないと、なぜ?言い切る事が出来るのだろうか?疑問は残る。 日頃。私達も、蚊に刺される経験は良くするが、刺された事、自体を気付かないでいる事も多い。その事を見過ごして「伝播」を拡大してしまう危険が無いとも言えない。決して脅かす訳では無いが、この種のものは注意してし過ぎる事はない。。。。。
不確実性の世の中である。なにが起っても不思議ではない。ウィルスは「初動対応」が最も大事とされる。グローバル化が進むこの時代。これらは、いつ何時、日本に飛び火して来るとも限らないのだ。海外の事件だからと、安心し過ぎるのは危険だ。 引き続き「水際防衛」に全力を上げて頂きたい。。。。。