Photo and Occasional Thoughts

アウトドアが好きで写真が好きで 時々想ったことをお伝えできればと思います。

ダリア花じゅうたんin馬見丘陵公園 その1

2009-10-21 | 行事

 先日の日曜日、来年の9月18日から開催されます第27回全国都市緑化ならフェア「やまと花ごよみ2010」のプレイベント、「ダリア花じゅうたんin馬見丘陵公園」に行ってきました。
我が家からですと、北葛城郡河合町の馬見丘陵公園まで車で約40分余りで、この日は特別渋滞もなくスムーズに会場に到着しました。 さすがに駐車場は車で一杯ですが、どうにか駐車することもでき、メインゲートの色付き始めた欅の大木に迎えられ、開催会場の「流れのある坂道」へ向かいました。 ダリアの花絨毯は期待にたがわず見事な彩で、思わずたくさんの写真を撮ってしまいました。 その中からいくらかを選別してご紹介すればいいんですが、素人写真の常ですね、あれもこれも捨てがたく、2度にわたってご紹介をしたいと思います。 同じような写真で申し訳ありませんが、お付き合いいただきますようよろしくお願いいたします。
(09.10.18 撮影)



平城遷都1300年事業の一環として、来年9月18日から11月14日まで やまと花ごよみ2010 未来へつなぐ「花のもてなし」が、ここ馬見丘陵公園で開催されます。


やまと花ごよみ2010公式hp  http://www.yamatohanagoyomi.jp/




奈良県はダリアの球根出荷数が日本一とのことです。











ダリアなハート!














見事なハートです!




見事な花絨毯5枚が展示されています。




17日から晴天続きですので、係の人が始終水をやっていました。




斑鳩の里 法輪寺から法隆寺へ その2

2009-10-19 | 風景

 引き続き、斑鳩の里 法輪寺から法隆寺への続きをご紹介します。 斑鳩神社から集落の間を抜けると、延々と続く土塀の道にでました。 土塀沿いの道を進むと、西院伽藍と東院伽藍を隔てる東大門に至ります。 ここから西院伽藍の金堂・五重塔・大講堂のほうへ行ってみました。 この辺りは大勢の方が来られており、思い々に記念撮影をされています。 私は、もう何度か西院伽藍は拝観しましたので放生池の方へ行ってみました。 ここで意外や意外、侍の方に出合い写真を一枚撮らしていただきました。 法隆寺の境内にお侍、なかなか絵になり、結構カメラマンに囲まれていました。 帰路は東院伽藍から斑鳩の集落に抜け、車を止めた法輪寺へと歩きました。 この日の晴天を待ちわびたように、黄金色の田んぼでは刈り入れ真っ最中で、コンバインのエンジン音が遠くまで響いています。
(09.10.12 撮影)




国宝 中門前、大勢の方が来られています。




放生池に映る金堂と五重塔。 先の台風の影響でしょうか少し濁っています。




網封蔵の前にてお侍さんに出会う。 何かされているんですかとお聞きすると、「散歩です!」とのお答えでした。




秋晴れの空に映える、東院伽藍 夢殿の甍。




東院伽藍、夢殿・太子殿の土塀、南に向かって振り返っています。




法輪寺三重塔遠望。 田ではコンバインを使って刈り入れの真っ最中です。




午後の日差しを受けて、また少し印象が違っつて見えます。






報告!「お堂で見る阿修羅」展

2009-10-17 | 行事

 東京、福岡と長期出張されていた阿修羅さんも無事奈良に帰ってこられ、今日から八部衆や十大弟子像などの仲間と、110年ぶりに興福寺仮金堂にて「お堂で見る阿修羅」展が開催されました。 
 開催日初日ですので混雑も予想され、今日行くかどうかと迷ったんですが、思い切って出かけてみました。 9時少し前には興福寺の駐車場に車を止めることが出来ましたが、前売り券を買っていませんでしたので、入場券の購入に30分ほど並びました。 入場券購入後、仮金堂へ入るのにまたまた20分ほど並び、仮金堂の中では、薬上菩薩、薬王菩薩を従えた釈迦如来坐像をを中心に、四天王像、十大弟子像、八部衆と21体すべての仏像が展示されています。 本来ですと釈迦如来坐像の左後ろに位置する阿修羅像は、今回のヒーローですので、正面中心釈迦如来さんの前にに立っておられます。 直立する八頭身という見事なプロポーションで細身の美少年、憂いを含む表情と眼差しに魅せられてしまいます。 阿修羅さまに名残を惜しみながら、この後 北円堂に廻りました。 ここでも入場までに30分ほど並びましたが、仏師 運慶の弥勒如来坐像や写実的僧侶像の名作 無著・世親菩薩立像などを拝観しました。 今日は取り急ぎ「お堂で見る阿修羅」展をご紹介しました。  「斑鳩の里 法輪寺から法隆寺 その2」は後日又改めてご紹介をいたします。
(09.10.17 撮影 canon G10使用)


興福寺公式ガイド  http://www.kohfukuji.com/event/detail.cgi?event_seq=00000007



ざっと200メートル余りでしょうか、入場券を購入する行列が続いています。




阿修羅さんをはじめ諸仏が展示されています仮金堂。 手前は中門跡と復元中の金堂跡です。



この行列に並んでいました。 行列仲間が出来てお話をしていましたが、東京・福岡・奈良と阿修羅さんの追っかけさんがいるようです。 奥は南円堂です。




阿修羅像を見終わってから、北円堂への行列です。




北円堂には一度に20人ずつぐらいでしょうか、時間をおいて入場しています。




北円堂を見終わるともう11時半になっていました。 東向き商店街から三条通りに出て昼食を取りましたが、この辺りから雨が降り出してきました。
写真は南円堂直下三重塔付近。




今日は一日だけ南円堂も公開されており、雨の中にもかかわらず大勢の方が並んでいます。 左側の囲いは、今回発表された南大門跡の発掘現場です。




朝あれだけの行列が出来ていた入場券売り場も、この雨の影響でしょうか、お昼12時半ごろにはご覧のようにがら空きです。 仮金堂もすぐに入れるようで、誰も並んでいませんでした。 朝の行列がウソのようです!




東金堂と五重塔、雨足が少し強くなってきました。




当日の入場券とパンフレット。





斑鳩の里 法輪寺から法隆寺へ その1

2009-10-16 | 風景
晴天の下刈り入れが始まっていました。

 抜けるような秋空に誘われて再び斑鳩の里を訪ねました。 前回はコスモスが咲き始めた法起寺を訪ねましたが、この日は法輪寺と法隆寺を中心に歩いて来ました。 法輪寺は、推古30年(622)聖徳太子がご病気になられた折、太子の御子山背大兄王がその子由義王らとともに太子のご病気平癒を願って建立されたと伝えられています。 刈り入れの始まった斑鳩の里北部、黄金色に輝く稲穂の波の中に見事な三重塔が望まれます。 法輪寺門前の無料駐車場に車を止め、あちこちで刈り入れの始まった田を望み、あちこち寄り道をしながら法隆寺までゆったりと歩いてきました。
(09.10.12 撮影)




法輪寺三重塔。 国宝の指定を受けていたこの塔が、1944年7月21日の落雷で炎上焼失しましたが、幸田露伴の娘 文さんや竹島博士、西岡常一棟梁の尽力により1975年夏に再建されました。




黄金色の稲穂と、白壁の斑鳩の里に立つ三重塔。 法隆寺の五重塔、法起寺の三重塔とともに斑鳩三塔と呼ばれ、親しまれています。





地元の古くからの墓地にて。 びっくりしたんですが、墓地の入り口の小さな小屋に骨壺がたくさんん放置されていました。 墓参りの人に伺うと、昔からここでは骨壺を墓地に持ち込むのは禁止されていて、納骨後は骨壺をこの場所にまとめて置くことになっているとのことでした。 恐れ多いので写真は撮れませんでした…合掌!




民家の軒先に、たわわに実る柿の木が。 良く見ると、一つの樹に二つの種類の実がなっています。 家の人に聞いてみると細長い渋柿の樹に、丸い柿の木(刀根?)を接ぎ木してあるとのことでした。




斑鳩神社横の溜池の土手から、法隆寺五重塔と甍が望めました。




土塀に寄り添うように、たくさんの諸仏が・・・合掌!




西院伽藍から東院伽藍へ抜ける東大門前にて。 以前に、入江泰吉さんの戦後間もなくの写真だったと思うんですが、朽ちかけた東大門の前を通る、稲俵を積んだ牛車の写真を見たことがあるんですが、今日はエンジン音を響かせてコンバインが通り過ぎていきます。






東大寺 大仏様 再会 その2

2009-10-14 | 風景

 天平勝宝4年(752年)盛大に開眼供養が行われてから、1180年平重盛、1567年松永秀久による二度の戦火による消失で、見る影もなく朽ちかけた大仏さまも、重源上人、公慶上人の大変な努力によって再興・復元がなされました。 今お会いできる大仏様のお姿で膝から下が創建当時のもので、胸辺りが重源上人、胸から上 頭部にかけては公慶上人による復元で、良く見ると鋳造をし直した部分が判ります。 本来ですと、野ざらしのままで朽ち果ててしまった大仏さまも、重源上人、公慶上人の並々ならぬ努力と、大仏様の再興・復元を望む多くの庶民の思いが今のお姿に現われています。 いつものことですが大仏様の前に立つと、思わず畏敬の念と感謝の気持ちがわきあがってきます。
(09.10.10 撮影)




虚空蔵菩薩









厄除けと言われている、柱穴(大仏様の鼻の穴)くぐり。
すごい人気で、この日は長い順番待ちの行列が出来ていました。




如意輪観音




多聞天像




甍の上で、可愛らしい狛犬が戒壇堂守っています。




鑑真和上により戒を授かった聖武上皇、光明皇太后が建立された、日本初の授戒の場 戒壇堂。