Photo and Occasional Thoughts

アウトドアが好きで写真が好きで 時々想ったことをお伝えできればと思います。

紅葉始まる高野山 その1

2009-10-26 | 風景

 6年ぶりに高野山に出かけました。 今回の目的は、高野山よりさらに車で30分余り高野龍神スカイラインを南下し、野迫川村(のせがわむら)池津川の立里の荒神さんに参拝です。
 立里荒神さんは、弘法大師が高野山を開くにあたって、伽藍繁昌密教守護のために三宝荒神を祀るとともに、壇上の鬼門に荒神を勧請して高野山の大伽藍が成ったと伝えられている、霊験あらたかで由緒のある神様です。 我が家でも亡き父親が信心深く、私が小学校の1年生ごろから中学生頃までは、毎年夏にはお参りに行っていました。 当時、立里荒神社へは前日に高野山に入り、寺坊に宿泊して翌朝早くに手配したトラックの荷台に乗り込み、高野龍神の峰々を約1時間あまり揺られて進み、野迫川村の立里荒神登山口まで行きます。 ここでトラックと別れ、そこから約1里、山頂の荒神社に向けて急な登山道が続きます。 私たちは、幼少の私や爺婆連れですので道を急がずゆっくりと登り、その日は山頂の荒神社宿坊で宿泊です。 山頂の神社の宿坊のことですので、ご飯とみそ汁とたくあんは用意してくれるますが、おかずは各自持参で、サバ缶や牛缶、かに缶なんかを手分けして担ぎあげていました。 お風呂は山頂の夕空を眺めながら、五右衛門風呂に入っていました。 以来何年かに一度は必ずお参りに入山していますが、年を追って道が良くなり、今では山頂の荒神社まで車で行けるまでになりました。
この日は朝7時少し前に我が家を出発し、約3時間余りで立里荒神社に到着しました。 今日から3度に分けまして立里荒神社並びに、紅葉が見ごろを迎えた高野山をご紹介したいと思います。
(09.10.24 撮影)



立里荒神社山頂よりの眺め、大台ケ原から大峰連山あたりです。 ここまで登りますと、真夏でも朝夕は寒いぐらいです。




荒神社への道中、ダケカンバの樹かと思います。 昔はここも細い登山道でした。




山頂直下の神社社務所。 右手は新しく建て替えられた宿坊です。




山頂の神社への登りです。




立里荒神社です。




山頂よりの眺め。




立里荒神社からの帰路、野迫川村から高野龍神スカイラインへ向かう山中にて。




御殿川沿いの紅葉。




英霊供養堂忠霊殿辺りの紅葉。




中の橋から奥の院への参道にて。




あいにくの曇り空ですが見事な紅葉です。