思い立って橿原考古学研究所 付属博物館に行ってきました。
この博物館は、橿原考古学研究所が1938年以来行なってきた発掘調査の出土資料を中心に展示がおこなわれています。 展示は、発掘調査で出土した実物資料が中心で、常設展「大和の考古学」は日本考古学の基準資料をもとに、目で見る日本の歴史になっています。
館内の展示は、10万年前から弥生時代にかけての第1展示室、大和王権の成立(200年ごろ)から飛鳥時代(596年ごろ)にかけての第2展示室、飛鳥から鎌倉時代以降にかけての第3展示室とにわかれています。 元来、歴史や考古学には疎いほうであまりよく判っていないんですが、それぞれの展示室をゆっくりと見学し、連綿と続く先人たちの生活や日常の細々とした息遣いが感じられ、時の経つのも忘れて魅入っていました。
↓橿原考古学研究所付属博物館ホームページです。
http://www.kashikoken.jp/museum/
博物館入り口の案内表示板。
各展示室に囲まれた日当たりの良い中庭。
中庭での埴輪たちの語らい。
外庭にはオブジェのように復元された石棺が置かれています。