Photo and Occasional Thoughts

アウトドアが好きで写真が好きで 時々想ったことをお伝えできればと思います。

窓際のポトス

2005-02-20 | 自然
観葉植物の定番ポトスは生命力の強い植物ですね、よほど寒い時期でない限りいつ切り取られても水にさえつけて置けば数日して根を出ししっかりと成長をはじめます。
どこで切られても腐ることなくしっかりと根を張って頑張らなければとこのごろ改めて思います、水さえ得れればの話ですがなかなか根を張れる水を得るのは難しい時代ですから水を選ばず水になれるのも必要なのですね。

カルガモ

2005-02-20 | 自然
矢田丘陵の一角にある我が家の前に50m四方の小さなため池があります、二方を緑に囲まれ自然豊かな池で、毎年冬になると何組ものカルガモが渡ってきます、一冬をこの池で過ごし春温かくなると北の方へと渡っていきます。
ここ十数年同じグループのカルガモが渡って来ていましたがこの冬は様子が変わってしまいました。冬の初めにいつものカルガモが数羽渡ってきたのですが、その後これまであまり見なかったマガモが多く渡来し、始めのカルガモも追い出されてしまいマガモだけになってしまいました。
周りにあったため池も埋め立てられたりして生活圏の争いでもあったようです。そういえばこの冬は昨年秋の各地の熊騒動のように、鳥たちにとっても長雨と例年にない多くの台風の上陸で山野に餌が少ないようです、多くの野鳥が里におりこれまで口にしなかった冬越しのパンジーや鉢植えの草花の芽までついばみ、我が家の花壇も野鳥の餌場となってしまいました。CO2による地球温暖化の影響や宅地造成による生息環境の変化が熊だけに限らず里山の野鳥の世界にも厳しい状況を作り出しているようです。
この池には季節を通してさまざまな野鳥が訪れコゲラのドラミングや瑠璃色に輝くカワセミのダイビングも見ることが出来ました、野鳥たちにとっては例年にない厳しい冬だったと思いますが、早く春を迎えて元気に飛び交う姿を眺めたいものです。

白鹿のストレス

2005-02-20 | 雑感
春日大社神苑の白鹿の遺影です。
奈良の春日大社は今から1200年余り前平城京の守護の為、776年称徳天皇の勅命により左大臣藤原永平らが四所の神殿からなる神社を造営され以後藤原氏の氏神とされています。第一殿には茨城県の鹿島神宮からタケミカヅチの命が白鹿の背に乗られて御蓋山にご降臨されたと言われており、以降奈良の鹿は神鹿と言われて神聖視され保護敬愛されています、中でも白鹿は特に神の使いとしてあがめられ貴重な存在ですが、珍しいだけに観光客に追い掛け回されると言う不遇な目にあってしまいます。
この白くん(私が勝手に名づけました)も生まれたときから鹿苑で保護されていましたが、出来るだけ野生にと言うことで春日大社神苑に放されました。自由な身にはなったのですが、何度も大勢の観光客から追い掛け回されて負傷を重ね鹿苑を出たり入ったりしていました。他の鹿と比べても臆病で人間不信があり、かなりストレスも高かったようで体調を崩し昨年2月に肝炎の為亡くなってしまいました、ストレス性肝炎ではないかと思っています。
私も白くん同様ストレス耐性が低いので、追い掛け回されるとストレスでころっと行ってしまうだろうなー、そう思うとヨンさまや人気タレントさんは強いなー!

http://naradeer.com/index.htm