YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

ツツジとコマルハナバチ

2020-04-25 14:30:00 | 昆虫・蜘蛛



通勤途中のオオムラサキツツジが満開になりました♪

写真を撮ろうと近づくと…




コマルハナバチというやつかな?

困る花蜂…???

違いますね。小丸花蜂。

丸い花蜂(マルハナバチ)の小さなやっぱりという意味です。




マルハナバチの仲間は世界に250種近くいるそうです。

ですから、これが本当にコマルハナバチかと言われれば…

ちょっと自信がありません(^^;;

おそらくは…




いずれにしても、花が美しいのは人間のためではなく、虫を呼ぶため、そして受粉を手伝わせ、子孫を残すため。

その過程で虫は餌を得ることができ、子孫を残す。

そうして連続する命の輪。



いろいろなことがありますが、
今年も爽やかな季節が巡ってきました。






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霜止出苗(穀雨次候)

2020-04-25 09:05:00 | 七十二候
 
☀️日の出/日の入り(横浜市)🌙月齢
(2020年)
4月24日 ☀4:58/18:22🌙1.0
4月25日 ☀️4:57/18:23🌙2.0.
4月26日 ☀️4:55/18:24🌙3.0
4月27日 ☀️4:54/18:24🌙4.0
4月28日 ☀️4:53/18:25🌙5.0
 
 
ツツジの花も満開近くなりました。気づけば日の出も5時前。昼の時間がだいぶ長くなりました。
 
夜間の冷え込みもなくなり、霜が降りる心配もほぼなくなります。米農家はこの季節に種籾を潤し、苗代に撒く頃だそうです。
 
 
 
 
今の職場、なんと田んぼがあるのです。
(写真は以前にどこかで見た苗代)

この時期は「塩水選別」と言って、種籾を塩水に浸け、発育不良の種籾を取り除く作業を行います。
 
そのあと、お湯につけることで殺菌&発芽促進。さらに水につけたものを苗代がわりの花壇にまきます。
 
「お湯につける」なんて作業があることをこれまで知らなかったわたしは。改めて米作りの手間の多さにびっくりしています。なにしろお湯の温度や種籾を浸ける時間まで決まっているのですから
 
ここが横浜なのかと思うくらい自然環境が豊かな職場です。

時には子どもが道路を歩いている亀を捕獲!
 
 
大きさがわかりにくくてすみません。甲羅長30cmに届きそうな大物です。
 
この季節の季語に「亀鳴く」というのがあるそうです。実際には亀には声帯がなく鳴かないらしいのですが、石の上で日向ぼっこしている姿をよく見かける頃なので、今にも鳴きそうに感じるという意味なんだとか…。どんな声で鳴くのでしょうか…。
 
残念ながら、拾ってきた個体はミシシッピーアカミミガメという外来種(しかも侵略的外来種ワースト100にランクイン)。

しかし周辺では、まだまだ在来種のクサガメもよく見られるとのこと。また、トカゲ、カナヘビは当たり前。アマガエルやヒキガエル、カブトムシなど、買ってくるのでなく捕ってくることができる地域なんです。いい職場です。

ゴールデンウィーク直前、例年ならオススメな場所など紹介したいところですが、今年はそうもいかないようで…

遠出させずに、三密避けて過ごしましょう。











【二十四節気・七十二候とは】
旧暦(太陰太陽暦)が使われていた時代、季節のずれを調整するために作られたのが二十四節気。地球の周期をもとに、夏至と冬至、春分と秋分を設け、さらにその間を分けて1年を24等分して、季節の特徴を表した言葉を当てています。しかし、梅雨や台風などがない中国で作られたものがそのまま使われているため、日本の季節とは多少ずれるところもあります。
七十二候は二十四節気をさらに3等分ずつして、季節の特徴を当てはめたものです。日本独自に作り直された経緯があり、より、日本の季節にあったものとなっています。




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スギナの水滴〜気孔と水孔〜

2020-04-24 07:28:00 | 草花



通勤途中に通るクリ園の林床。
先日も紹介した美しい風景。

このスギナについた水滴。
ハスの葉と同じように撥水性の仕組みがあるのだろうか… 



蓮の葉は、その表面の微細構造によって、濡れることがないんだそうです。水は表面張力でまん丸になり、葉の上をゴミや埃を巻き込みながら、転がり落ちます。

ロータス効果っていうらしい…。

…なくらいにぼんやり思っていたのですが、間違いなくチコちゃんに叱られるやつ(笑)

ぼーっとしていてスミマセン。




調べてみたら、この水滴はスギナの内部から排出されたものなんだそうです。

植物の葉には気孔という器官があることは知っていましたが、普段は余分な水分は水蒸気として気孔から排出しているものの(蒸散)、湿度が上がりすぎるとそれが追いつかず、水孔から液体の状態で排出するそうです。

それがこれ




それにしても美しい…。

水孔は、発達しているものとそうでないものがあるらしく…

どうやら朝露もこれと関係があるような…ずーっと結露的なものかと思って生きてきたので、すごい衝撃を受けているところ∑(゚Д゚)

とっても気になる水孔のはたらき

何気なく見ているものでも、知らないことがたくさんあります。ほんと、人間て、ぼーっと生きてる生き物なのかも…




でも、そんな理屈を抜きにして、美しいものは美しいんです♪







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絹さやな朝✴︎シルクな朝

2020-04-23 07:58:00 | 日々のお話



マイガーデンに絹さやができていました!!

花が咲いていたのは知っていたのですが、ぼんやりしてるうちに実が大きくなっていました。




花は紫と白と2色あります。写真は紫の花。
蝶弁花とはよく言ったもので、本当に蝶が舞っているようです。

うまい例えといえば、「絹さや」の語源は鞘と鞘が擦れる音を、衣ずれ(着物地の絹と絹が擦れる音)に例えだんだという説が…。

なんて素敵。

さてさて、絹。英語で言えばシルク。
ついに桜染用にシルクのスカーフを購入しました。

こちらは薄くて小さめですがシルク100%(1680円)


そして、大判で1280円というお買い得品↓


でも触った瞬間に、あれ…?

確認していなかった自分を後悔…(^^;;
シルクは30%で残りはレーヨン。

まあ、めげていても始まらないので、何度も煮返してきた染液につけて20分。

それが昨夜のお話。
一晩干して、今朝の状態↓



その違いは一目瞭然なのでした。

それにしてもピンクじゃないですね。

でもただの茶色とは違うなかなか素敵な色に染まりました。



色の感じがなかなかうまく写真に収まらないのが残念。

わずかですが、シックなローズピンクがかっているのです。つまりは。好きな色♪

まあ、光熱費と手間賃入れたとして、これが3000円で売っていたとしたら…
間違いなく買いませんけどね(笑)

こういうのは自分で作るというのが楽しいのです。



桜染めについては、今後もチャレンジが続く予定なので、また報告したいと思います。









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穀雨の頃の通勤風景

2020-04-22 07:33:00 | 二十四節気



コロコロとかわいいスギナの水滴

出勤路の途中にある栗園の片隅。
クリの新緑も美しく…

周囲の小高い林には様々な緑色


シロツメクサの花が咲き始め、


コバンソウはシャラシャラとした実をつけ始めました。


職場の田んぼに写る新緑の木々。




花壇では、春菊の花とナガミヒナゲシがコラボ



次の季節のため、空いたスペースを整地中。



見てくれるお客さんがいない中、シーズン終わりの花々は、摘み取り体験していただいて…









結構好評♪

しかも個性が出るのもおもしろい。

お客様が来るようになって
こういう楽しみ方を伝えてくださる方が増えるといいなと…。



持ち帰って家に飾ってくださるという方もいて、花たちも咲いた甲斐あり。

摘んだ花はペットボトルの花瓶に挿しましたよ。ペットボトルを切った後、切り口付近を火であぶると、いい感じに縮んで、切り口も丸くなるので便利です。

道端の花を飾っても、楽しめますよ〜



是非お試しください(*^_^*)

緑の美しい季節です。
遠くの公園へ出かけなくても、仕事やスーパーの行き帰り、道路の片隅や空き地に目を向けてみてください。なお、他人様の美しいお庭は眺めるだけにして、くれぐれも花を摘まないように…(笑)









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