日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

「ヨン様への思い」-オバサマに見る行動学-

2005-04-24 17:21:10 | ライフスタイル
少しビックリするようなニュースが、Upされていました。
西日本新聞のヨン様もうで「緊張何の」 邦人2600人に韓国驚くという記事です。
他にも共同通信社が、配信をしているので他の新聞でもご覧になった方はいらっしゃるかも知れません。

このブログを始めた頃、丁度ヨン様が来日をして日本中のオバサマの相当数が、大騒ぎをしていました。
そのことについて、もちろんエントリーさせて頂きました。
ただ、その頃と今とでは日韓関係が違ってきています。
いわゆる「竹島」や「教科書」という「歴史認識による問題」が出、中国ほどではありませんが韓国国内でも「反日デモ」等が、繰り返されたからです。
その真っ只中、オバサマたちは怯むことなく「ヨン様への思い強し」で、韓国に行かれたようですね。
その数、2600人。
ツアー申込受付も順調だったようですし、多くの参加者は「歴史認識の問題とヨン様は別」という割り切りのよさを、韓国国内でも見せつけたようです。

私自身は、韓流ブームとはまったく無縁といいますか、興味そのものがないので「ハァ~」という程度なのです。
むしろ、ヨン様に熱を上げるオバサマたちの社会行動?のほうが、気になっています。
例えば、ヨン様出演のCM商品などはパッケージのヨン様の写真ほしさに「箱買い」をしているようです。
他にも、店頭のPOP等もお願いをしてもらう方が後をたたないと聞きます。
何よりも「反日デモがあるかも知れない」という緊迫した状況にあっても、それを感じていないという感覚は、「凄い!」としか言いようがありません。
様々な「壁」を楽々と飛び越えてしまうオバサマ・パワーは、これまで様々に論じられてきた「社会行動学」や「消費行動」といった枠をも超えているように思えるのです。

韓国の「反日運動」関係者の方々は、どう思われたのでしょうか?
そして、奥様を見送ったご主人たちは?
一度、そちらの意見を聞いてみたいものです。

公務員の職務評価

2005-04-24 10:45:22 | アラカルト
毎日新聞のWEB版に「鳥取県:2年連続勤務成績最低職員に退職促す 3人が退職」という記事がありました。
「就職したら安穏と定年まで」と言われがちな公務員ですが、これからは違ってくるかもしれません。

大阪市の厚遇過ぎる職員待遇が、話題になりました。
服の支給とか、変な職務手当、永年勤続のお祝い金など一般企業では考えられないような内容でした。
しかし、その大阪市職員の皆さんの「働き具合」が、問題になったことはありませんね。
一部の週刊誌などでは「暇すぎる公務員」という特集が、組まれていましたが。

ところで公務員って「公僕」なんですよね。
「広く公に奉仕する人」=a public servantという意味なのですが、どうも日本の公務員はそのような意識が低いように感じます。
「高いところから、生活者を見下ろしている」という感じがするのです。
それは言葉使いなどから感じるものなのですが・・・。
どうしてなのでしょうか?
「国民、県・市民は、自分達よりも賢くないから、指導しなくてはいけない」という感じが、プンプンするのです。
もちろん、そのような方ばかりではありません。
ただその思考と行動が、ビミョ~に私たちの生活観からズレているんです。
そして、それに気がつかない一種のニブさというモノを感じるんですよ。
もし、今回の鳥取県の取り組みでそのようなことがなくなれば、いいのですが・・・。

あ!このビミョ~なズレとニブさは、今のプロ野球についても同じ感覚を持っています。
どちらも制度疲労している組織という点では、共通していますか?
さてと・・・今日は名古屋市の市長選挙。
出来レースのような選挙ですが、行ってきますか・・・フゥゥウ~。