笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
新アドレス→http://hana58.hatenablog.com/

現時点のマツコ・デラックスについて

2013年05月08日 | テレビ
今回から、
ちょっと目先を変えた記事にしようと思う。

マツコ・デラックスさんを
見慣れて
もうずいぶんの時が経過したように思います。
彼女の素性を知らない人でも
誰かは知っている。
いわゆるザ・芸能人。

ブレイク少し前
マツコさんは「がんばってみようと思う」
と言っていた。
悪魔と取引をする
という言い方だった気がする。
自分のプライベートはかなぐり捨てて、
テレビの世界に飛び込む
という意味だったと解釈している。
それは同時に
「魂を売る」ことであり、
「スポンサーに気を使う」ことだったはず。

私個人の観察において
どこからが「芸能人」という線引きは
新しい映画のキャンペーンの
応援団長やらイメージキャラクターになったかどうか
で決まると思う。

新作映画に関係あると思えない
不確かな人選だけれども、
あれは
名前を使うことによって
集客が見込める(私的にはそんなことでは絶対見ないけど)と
広告を決める人が思ったわけで
要するに
無名ではない
ということだ。

才能があるかどうかは
ほとんど関係がないし、
芸人さんやモデル、アイドルや女優など
選ばれる人はバラッバラだけど
共通するのは
風化されるようなはかなさも持っている
という点だ。

出てもいない新作映画を宣伝して
お金や顔を売るということが
必要ないひとはあの場に出ない。

マツコちゃんは、
魂を売る発言をしてからまもなく映画の宣伝キャラクターとして
朝のワイドショーに出ていた。

でもはかなく消えたりはしなかった
今はいかにもおなじみのような顔で
バラエティ番組に出ている。

わたしがはじめてマツコさんを見たのは
『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで』。
「笑ってはいけない24時」のときだ。
そういえば、松本人志さんが
たびたび「マツコ・デラックス」と口にしてた
このひとがそうか
と思った記憶がある。
そして
このひとは何なのだろう
どう処理したものか
と思った。

それから数年、レギュラーのようにガキの使いに出ていたマツコさんを
わたしが見慣れることもなく、
そんなある日、
深夜の時間帯にマツコさんの番組がゾロゾロと始まる。
わたしが彼女を一番見ていたのはたぶんこの時期だと思う。

そこでこんな記事を書いている。
2010年1月28日。
3年前。

真っ当マツコ・デラックス

これを読むと私はずいぶんマツコちゃんにメロメロのようだ。
「真っ当であること」そして「面白いこと」が
わたしを興奮させていた
ことを思い出した。

そして
これから
売れっ子になっていくにあたってのジレンマを
書いている。
言いたくないことを言わされるだろう。と。
そのとき、彼女はどうするのか。
と考えている。

現時点のマツコちゃんは、
言わされていることを
しっかり言う。
一方で、
態度がいかにも
「言わされている」感が出ているように見える。
あえて。なのかもしれない。
その態度自体が
「私は分かっているんです、本当は。
 これは言わされているだけのことです」
言っているように思える。
『怒り新党』を
見ているからそのように裏を読むようになったのかもしれない。
でも
彼女は率先してそのネタばらしをする。
こちらが勘ぐっているよりも先まわって。
あっち側の人間にはなったが、
それでも
あがきをしてみせて
こっち側の人間だった自分に言い訳をしている。
とわたしは妄想している。

いつものようにまったくの勘違いかもしれませんが。

さあここから
どうなりますでしょうか。

ひとつ思いだしたのは
わたしがマツコさんを好きだったのは
その
何だかわからない処理できない存在感
だったと思う。
名前からして変だし、
最初はミステリーにあふれていた。
そして
そんな自分の立ち位置を
本人は
嫌いだったわけではないと思っている。

ナインティナインの番組の企画
「おもしろ荘」にマツコさんが初めて出たときのことを
覚えている。
そのときは、
普段のネタ見せとは別枠で、
大部屋に芸人たちを集めて、
定点カメラで大写しにし、
気になったひとにネタをやってもらう
ような、
さらに若手のチャレンジコーナーをやっていて
冷蔵庫マンさんとかが
だいぶイジラれていた記憶がある。

それで優勝者を選ぶんだけど、
その発表の仕方が、
暗い木造アパートの廊下を手前から奥に向かってつくり、
芸人たちを廊下に整列させ、
廊下の一番奥の一番暗い場所から、
ヌッとマツコちゃんを登場させる
というものだった。
廊下の一番奥には照明が当たっておらず、
なにか大きな物体が、角から廊下をふさいでいるように見えた。

しかもマツコさんは、
その
ヌッと出て
みんながギャッとしたのを
しっかり待って、
ものすごいベストな呼吸でゆっくりこちらへ近づいてきた。
効果音を入れるなら

ずん、ずん、ずん

だ。

あのときは
本当に痺れた。

いまは何者か分かってしまっている。
あの
驚きと格好よさは
もう見ることがないと思うと残念です。

ただないものをねだったとて、
もはや意味のないことであります。

結構なところまで来ちゃったとは思うんです。
ただ、この先がどうなるのか。
みんながマツコちゃんに飽きたりするのだろうか。
ご意見番みたいな役割も
担わされている気もする。

わたし個人としては
マツコさんはそういうタイプだとは思わない。
自分が正しくあるということが大事であって
彼女はひとにそれを求めないから。

違うかな。

そんなわけで
オチてないけど
今日はこの辺で。
これからはこういう感じで行こうと思う。
誰かをじっくり書くのは
楽しい楽しい。
知識ひけらかしか?
知識はないです。
意見しかないです。

ではまた金曜日に。

最近のはなこば日記

2013年05月06日 | テレビ
日10☆演芸パレード
や、
このあいだのレッドカーペット
を見ていて
適切なコメントするタレントさんが
多いなー。
と感じた。
また
お笑い好き
テレビ好き
バラエティ好き
って、
結構普通のことなんじゃないか?
って思い当たった。

たくさん見ている。
たくさん意見がある。

と、いうところからこのブログがスタートしたのだけど、
5年前などにさかのぼってみると
あれくらいのことを言える人は
今、多い。
なにを今更いってんの?
って(5年前だけど)思って、引く。
青い!5年前のあたし。

いまは
お笑い
バラエティ
って文化として当たり前に浸透していて
当時は
まだもうちょっと
な感じだった。

しかし、今。

もう恥ずかしい。

と思っている。
「お笑い好き」
として、語ることが。

「お笑い好き」
って、大体、みんなお笑い好きだよ。
みんなテレビ見ているよ。
もっとライブ通っていたりすれば、
言ってもいいかもしれないけど
ライブに行くのはひいきの芸人さんだけだし、
テレビ自体も
偏った見方しかしていない。
最近は、飽きてしまった番組が多くて
「見るべきっ」な空気を感じたものでも、
気が重い。

知識。
があるから語れるじゃないか。

と一瞬思ったけど、
笑いを題材にした時
今このとき
を書かないと意味がない
と個人的には思っている。
知識は人に語るうえで
簡単に尊敬されるのは知っている。
だけど
それをみせびらかすのって
基本的にダサイ
と思う。

たとえば作家だったり、
芸人研究家だったり、
ライターだったり
それなりのお給料をそこから得ているひとは
まあ見せびらかせばいいと思う。
説得材料として。

でもわたしはそこらへんにいるその他大勢の
一般のひとだからさ。
そういう所作の取り方は
先人たちをチラ見した結果、
やめておこうと思う。
なぜなら…
「芸人」とは
「笑い」とは
と語るのって
一般のひとだろうが
ライターだろうが
放送作家だろうが
芸人本人であろうが
どんなひとでも
格好悪い
ってここ最近とくに思う。

普遍的テーマかもしれないけど
もともと語る人が少なかったテーマを
いま多くの人が
バラエティに対する知識がある今、
したり顔で話すのは
時代遅れかも。

「今でしょ!」
っていうギャグを
いま、言うって
恥ずかしくない?
ギャグじゃないか。
あれ、アメトーークのSPで家電芸人のひとが
言っているのを見て
「いや!恥ずかしいから止めて!!」
と、赤面したのを覚えている。
今日のネプリーグでも多用されていたけど
…あの時間帯はいいか。

流行りものって
使う時期を微妙に間違えると
恥ずかしい。
一周回って使うのとは違って
微妙に
間違えると。

「そうは思わない!」
「語る芸人のどこが格好悪いんだ!」
「正しいこと言ってるんだ!」
と怒ってるひとがいるかもしれない。
だとしたら、すいません。
ファッションのようにこれは個人の好みです。
流行りものを
ダッサ!
ってよくわたし思うし、
感覚がもともと
鈍いのかもしれません。

当事者以外は知ったかぶりするな。
当事者だったら、態度で示せ。
って思っちゃう。
が、しかし
それじゃあ
このブログは
どうなるのか。
「笑いまみれ」ブログは。
知ったかぶりしてるつもりはないんだけど、
そもそも自分の書いているものは
だれでも書ける戯言かも。
ネタ番組の芸人以外の芸能人が
コメントするのと
なんら変わらない。
書く意味あるのか。と。

ですから、
そろそろ
スタイル交換の時期かも
と思いまして、
次回からは
違った角度で
書こうかな
と思っております。
続かない可能性もありますが、
しばらく宜しく。

旅猿、怒り新党、スジナシ、白黒

2013年05月03日 | テレビ
今日も今日とて
テレビの感想。
あんまり書きたいことはないのだけど。

・旅猿
毎週のように書くよねー。
島めぐりいいなあ。
穏やかに過ぎていっても
満足感が高いです。
出川さんは
なんだろー
憎みやすいなー。
(いい意味で)
面白いです。
出川さんは。
鬼ヶ島
むりくり観光スポットにしている感じが
かつての日本ぽくって
いいじゃない。
真実の口見たいよ。

・怒り新党
今週は
意見がまっぷたつ。
で、気を使いあうふたりが良かったよね。
女の子の「どこつれっててくれるのぉ?」。
わたしの長所。
医者が偉そうな話。
わたしも医者は早めに行っていいと思う。
いい医者に巡り合うのは運だけど。
今週も三大○○は
良かった。

・スジナシ
片桐仁さん
が、ゲストだったので
ひさびさに見てみた。
思ったより見れた。
(失礼ですかね)
警官の格好の仁さんと
派出所で。
展開は
鶴瓶さんがいつものように
先手のはったりを入れるところに
仁さんが
小さく小さく攻めていっているような
逆に守ってるような
わずかな変化を積み重ねていた。
劇的な展開にも転んでもいいように
鶴瓶さんは仕掛けていたように思うけど。
解説きいているときの楽しそうな片桐さんを見たら
あら役者の顔も見たよ。
と思いました。

・白黒アンジャッシュ
渡部さんのウィキペディアの回。
鬼ヶ島エレファントジョンは
可愛さあまって
あたりが厳しい
との情報を得ました。
『エスケープ』ありましたね。
渡部さんは小説書かないのかなもう。
仕事が全然なかったから
と言っていた。

今日はこんな感じで。
短い?
そうだよね。

じゃあ最近
朝の連続テレビ小説「あまちゃん」を
見てる
って言っておこうか。
1週目は
「やばい!面白いと思えるかわかんない」
と焦りましたが、
2週目から
面白要素が満載で
小ネタも多くて
楽しくなってきました。
1週目…なんでかって、聞きます?
聞かれてないけど
書くよ。
あたし、キョンキョンの演技があんまり。
キョンキョン自体は
好きなんだけど。
演技になると
なんかなー。
好みの問題かな。
最初の週は
ヒロインの母を演じるキョンキョン中心に
展開していたように思い、
ヒロインのことも
いまいち
感情移入できないなー
まだ。
なぜか急になまるし。
と違和感を感じてました。
なまり
に対するツッコミが2週目後半に入って、
ホッとしたことに加えて
登場人物それぞれが
面白さを発揮してきたので、
今は楽しみにして見ております。
クドカン脚本は
真っ当なところが
いつも好きです。
小池徹平さん演じる
ヒロインの親友のお兄ちゃんが
ヒロインのことを好きだと気付いて
その母であるキョンキョンに
伝えにいくと
仕事もすぐにやめるし
ちゃんとしてないから
「アキが幸せになれないからダメ」
と、しっかり言ったところとかね。
なかなか
小池徹平が言われるセリフじゃないな。
と思って。
でも現実だったら、確かに言うよね。
ドラマは
もちろん嘘の作りごとだけど
ほかではあんまり見ることができない
本当のことが
眠っているのが、いいよなー。
明日も楽しみ。

ではよいゴールデンウィークを!
おやすみなさーい。

さんま御殿、ストライク、ボクらの時代、レッカー、日10、コブタちゃん

2013年05月01日 | テレビ
テレビの感想をば。

さんま御殿SP。
これといって見どころはなー…と思うのは
なんでかな?
と思って、
出演者を見たら
芸人さんがほとんど出てなかった。
前半のブロックに
ピース又吉さんと
クワバタオハラ小原さん
が出ていたのみ。
又吉さんは
ものすごいハマっている
と思う。
焦りもなく
言うこともオチがあり、
どうしたもんかなー
すごいねー
と思いました。
小原さんも
安定のあるトークをしておりました。
クワバタオハラは
普通のテンションの番組では
圧が強くて
見ていて濃いなー
と思うことが多いけど、
対さんまさんだと
ちょうどいい。
調和ということだろうか。

ストライクTV。
千原ジュニア
キャイーン天野
優木まおみ
道端アンジェリカ
オードリー
がゲスト。
ジュニアさんのこの番組の立ち位置が
すごく好きだな。
毎回、書くけど。
それというのも
爆笑問題ふたりがジュニアさんを好きである
というのが分かり、
そんなに前に出なくても成立すると知っているのか
ジュニアさんがリラックスして見えるから。
爆笑問題のふたりは芸人さんが好きなんだな
って、いつも思う。
ほかの番組では出ないイジリ方をする。
それで
芸人さんの良さを新しく発見できる。
太田さんも田中さんも芸人さんに、優しい。
きわどいことやっている爆笑問題が人気なのは
たびたび感じることで
でもそれは
「ずばり言うわよ」なカリスマを祭り上げる
のとなんら変わらないように私には映る。
もちろんそのなかに才能があるから
人気はそのままあるのだろう。
だけどわたしが
爆笑問題を好きなのって
そこじゃない。
あのほっこりした温かさが好きなんです。

ボクらの時代。
バカリズム
いとうせいこう
ラーメンズ小林賢太郎。
このメンツ。
フィーバーに便乗して
見てみた。
ふつうのおじさんになった小林さんのほうが
あたしゃ好みだね。
小林さんの
IPPONグランプリ出ないんですか?
って言われるけど…
という話が印象的。
自分も大喜利好きだけど
あそこに出ている人は
大喜利もやるけど
テレビに出る職業をしているひとたちなので
職業が違うから
敬意を表して
テレビの前で楽しむ
と言っていた。
ああ、IPPONグランプリとか見るのね。
テレビ見るんだぁ。
そもそも同じ時代にいるひとと感じてなかったことに気付いちゃった。
あは。

爆笑レッドカーペット。
面白かったな今回。
良い回とそうではない回があって、
良い回は
自分の予想を超える面白さの芸人さんに出会えた回のとき。
簡単に言うと、
知らない人も知っているひとも
バランス良く配置されているとき。
すべては配置で決まるんだと思います。
ウエストランドが優勝しました。
あれ?
ウエストランドってこんなに面白かったっけ?
って改めて思いました。
とか言って、はじめて褒めるわけではない。
2年前のTHE MANZAI関連で見てから
ずっと
捨ててはおけない何かがあるよ
と思い続けてきました。
笑いはしないよ。
ポカンなんだけど、
食い入るように見て
脳内を離れない魅力があった。
で、今回、ひとつひとつのワードに
ハマって笑う自分を発見。
「あ!やっぱりな!」
って思ったのであります。

日10☆演芸パレード。
最近は、芸人トライアルのとこだけ
見ています。
テロップ入っているのは
年齢層を意識してなのかな。
いらないなー
って思うこともあれば、
早くて聞きとれないときは
助かっちゃう。
それにしても永野さんが衝撃を与えていて
良かったわ。
尼神インターは、
いろんなところで
目にするなあ。
鼻につくキャラクターを演じるコント風漫才
って、趣味じゃないのはいいとして、
いま疑っている最中だよ。
いや、観察している最中です。
ツッコミの子が
途中まで罵倒していたのに
あっさり設定に乗っかるところが
いつもいつも気にかかる。

10匹のコブタちゃん。
今週も面白かった。
ご本人登場(着物の先生とリンパ流してくれる先生)が多くて
豪華ね。
優先して見ている。いつも。
渡部さんは
毎週セクハラにあって大変そうです。
でも面白いからなー。
ごめんねー。
そしてそうやって抗うひとがいないと
面白くはない
ってことを重々承知して見るべし。
柳原可奈子さんと
渡辺直美さんが
同時に存在してことの奇跡を
しみじみ堪能した。
このふたり
芸風は対極にありながら
モテる女性芸人枠のなかにいる。
そしてとっても面白い。

では
字数もいい感じになりましたので
今日はこのへんで。
よしあと1日でゴールデンウィークッ!