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笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
新アドレス→http://hana58.hatenablog.com/

NGの少ないお母さん@水曜日のダウンタウン

2014年11月19日 | テレビ
教えていただいた『水曜日のダウンタウン』は
本当に面白い。
毎回書いている気もするけど。
ダウンタウンのテレビ番組で新しいものは面白くないだろう
と決めつけていました。ゴメンナサイ。

さまざまな説を芸人さんがプレゼンし
検証するというこの番組。
先週11/12の『水曜日のダウンタウン』は
おぎやはぎ小木さんがプレゼンする
「アンガールズ田中の母親 業界で一番NGが少ない説」を検証。
小木さんいわく
「なんでもやる、ゆるい女」。ひどい。
おぎやはぎは二人ともこの番組で
黒い部分を面白く出していて最高です。

この検証。

アンガールズ田中さんのお母様が
打ち合わせと称した隠しカメラで
どれくらいNGが少ないのか検証するというもの。

別室にて息子である田中さんがモニターを見ています。

まずは「ゲテモノ」。
タガメが出てくるも
躊躇なく
ぽりぽり。

次は「どうじょうすくい」
「パンスト相撲」
を実践し、
「息子とキス」は
息子がOKならOKと答えます。
そののち
水着になり
「熱湯風呂」に入り
そのまま
グラビア撮影。

おかあさん
終始、感じよくほいほい応じます。

最後にグラビア撮影で脱がされる前に
息子登場して
ネタばらしし
スタッフさんに
「では(息子さんと)チューを」
と言われて
チューして
「おいしいもの食べに行こうよ」
とお母さん。
恥じらいも
自意識もなく
無邪気で素敵でした。

最後にスタジオに戻った時
ミッツ・マングローブさんもおっしゃってましたが
松ちゃんのお母さんを思い出しました。
朗らかで
なんでもこいの姿勢。

わたし、なぜか涙。

どういうつもりなのか
本当のところは
お母さんのみぞ知る
ですが、
少なくとも
息子想いだし
そのことをなんとも思ってない。
ものすごく性格の良い
やさしく明るいお母さんなんだな。と。

自分がお母さん立場だったら
あそこまでできるかな。
やるにしても
歯の奥をグッと噛みしめるだろうな。
あんな自然体でできないわ。

それはそうとこの検証。
別室でモニターしている田中さんの
ツッコミや感想のイチイチが
ものすごく面白くて
最高でした。
そもそも泣き所は一回もなかった。
なぜ泣いてしまったのか。
それは勝手に家族愛感じたから。

そのあとおまけで
芸人のお嫁さんのNGレース
というのがあり
デンジャラス・ノッチのお嫁さんが
ノッチと一緒じゃないと出演NG
というレース前から棄権という事実が心に残りました。
徹底してる!
そこは結果だんなさんの顔を売るためだから
いいんじゃないか?
と思うけど
ダメなんだね。
家族が芸人や芸能人だった場合
テレビに出るのは
笑わせるためではなく
明白に「笑われ」に出るのであって
そこをどう受け入れるかが
個々人によってそれぞれだと思うんですが。
家族愛って
難しいな。
わたしなら…ま、出るしかないよ。
家族のために。


最後に…。
これ、前にも書いたかと思うんですけど
『水曜日のダウンタウン』は
内容もさることながら
オープニングが
めっちゃめちゃ格好いいです。
内容が面白いから余計に
あの音楽
イラストレーション
すべてが
スタイリッシュ。
スペシャルの時に
ちょっとだけ長めのオープニングだったことがあって
それはそこまで…。
きっと長さがちょうどいいんだと思います。
長すぎず短すぎず。
絶妙な長さ。

では今日はこのへんで。

ごめんね青春!

2014年11月14日 | テレビ
第5話。
今こそはっきり言えましょう。
やっと面白くなってきたー!

すいません。
誤解を招く表現で。

宮藤勘九郎さん脚本のTBSドラマ。
『ごめんね青春!』です。

5話までは
クスクス
うんうん
クドカン好きなら全然オッケー。
むしろ非常にいい。

でもわたしはいつもクドカンドラマに思うのだ。
その壁、越えてこい
と。

それを優に越えたのが『あまちゃん』であり、
超えなかったのが『タイガー&ドラゴン』
超えてなかったけど好きですけどね。
タイガー&ドラゴンDVDに焼いてます。
流行らなかったけど『流星の絆』はまあまあ。
『11人もいる!』は最高です。
キョンキョンのタクシーのやつと
篠原涼子の夫婦のやつは
どんなにひいき目にみても
辛かったな。
そんなドラマでも
ファンとしては
大手を振って受け入れるんですけど
わたしはいつも万人にオススメできる
やっぱり、ね、ね!
面白いよね!
って言えるかな?
という
ハードルをガンガンあげた意地悪目線で見てる。
なんでだ?
わたしは自分が笑うことにたいして
厳しくありたい。
全肯定
で思考をストップさせたくない!
変わり者ですよ、ほっといて。

5話まで
うーん、そうね
まあいいけどねー
お母さんには勧められないかなー
ぐらいのことを思っていたのですが
ここにきて
すべてのフリが結集して
物語が大きく面白い方向に動きだした。
良かった。
大きい声で言える。
面白いよ。
最後のキンパチ風説教のとこが
いつも恥ずかしかったんだけど
この回は悪くなかった。


ということは
前置き!

わたしが何と言っても
大騒ぎしたいのは
主要キャスト以外のわき役に
いい芸人さんが出ている
ということです。

まずは
女子高の唯一の体育教師で男性と言うだけで
人気No1の先生役・富永に
サンドウィッチマンの富澤さん。
実は微妙な見た目。
と言う設定だけど
よくぞ
キャスティングしてくださった。
わたしの芸人界No.1イケメンを
こんな形で!
しかも
モテる風の態度をとるもんだから
面白かっこういいです。
毎週ちょっとしか出てこないけど
お目目が喜んでいるわ。
前回の
「壁ドン!」をみんながする回は
富澤さんの壁ドンも。
鼻血出るかと思ったわよ。
期待してなかったから。
好きなひとの壁ドンなら
受け入れることができると知りました。
わたしあれ基本的に嫌いだったのだけど。

次に、
第3話に街の変人として
神父の格好で女の子追いかける変質者ザビエル役で
キングオブコメディの今野さんが出演。
一回、高橋さんと書いて消した。
本物の変った人は高橋さんだからな。
…脳が勝手に。
2シーンだけのわずかな登場だったけど
インパクトすごくて
最高でした。

それから
この第5話に
ご当地キャラが定着するまで着ぐるみに入り
定着すると後継者に渡して
また新たなキャラクターを育てるという
カリスマゆるキャラ職人として
中川家剛さんがご登場。
これほどのハマり役がありましょうか。
低身長で
師匠の風格。
可愛らしさもあり、
プロ根性を語る渋い姿は
お兄ちゃんにぴったり。
少々セリフは固い気もしましたが
いいところで登場するなあ
って思った。

中川家に、
サンドウィッチマン
キングオブコメディ
と来たら
次は
博多華丸大吉か
エレキコミックか(妄想)

ふうむ。
そういえば
ラーメンズの片桐さんが
今野さんの『ごめんね青春!』出演についてラジオで話していました。
出たいのかな。
いつも今野さんを勝手にライバル視している片桐さん。
素人目には全然違うけどなー。おっかしーの。

今後もこのドラマ注目です。
無理しないでも続きが気になるドラマで良かった。
子どもと少々の下ネタは聴こえないふりで
見てます。
子ども、
楽しんでいるよ。
小ネタにハマってる。
もうそんなことも分かる年に…(涙)

では今日はこのへんで。
さて
コロンボ見よー。


『バチッと!爆ハリ!』で天津が面白かった話

2014年11月07日 | テレビ
スタートから欠かさず
『バチッと!爆ハリ!』を見てます。
金曜日の11時台。
深夜のゴールデンタイム。
アメトーークの裏でやってる
スターしか出てないチバテレビのローカル番組。

こちらは
よしもと幕張イオンモール劇場とチバテレビが組んで放送してる番組で
ロケ地はイオンモール
出演は吉本の芸人さん。
その2組がゲームをする前半と
平日に行われているトークライブ『爆ハリ!』の様子が後半の2部構成。

前半のゲームコーナーは
借り物競争。
2組がチームに分かれて
お題に書かれたものをイオンモールの中で探すというもので
クリアごとにビンゴのマス目を埋めて
先に完成させた方が勝ち。
お題には
一般のお客さんを巻き込んだものもあり、
芸人さんのロケの手腕が見えたりもします。

おもにこれまで出演してきた芸人さんは
前述のトークライブに出演した人が多く(たぶんライブの日と収録日を合わせている)
ジャルジャル
はんにゃ
フルーツポンチ
ジャングルポケット
ピース
しずる
のほか
この前はカナリアが御出演。
そしてカナリアの一週前10/24は
天津が出ていた。
そして
天津のロケが
『バチッと!爆ハリ!』史上
いちばん面白かった。

意外!
いや失礼だな。
無知なせいでスイマセン。
天津がロケをする姿をそれまでじっくり見たことなかったので。

お客さんとのやりとりが
素晴らしく
いちばん
お客さんの個性が光っていた回になった。

わたしが好きな場面は
向さんが
アニメショップ前で
出てきたお客さんとアニメの話で盛り上がり
満足して何もせずに終わろうとするやつ。

あと木村さんと若いお父さんのやり取りも良かったなあ。
「ぼくも3歳の子いるんですけど、めっちゃかわいいですよね」
と共感し合って、お父さんの笑顔を引き出していました。

女性グループとのやりとりも秀逸で
年齢が上のひとへの丁寧なあいさつや物腰とは一転
失礼で適当なノリを同じ目線でやり取りしていて最高でした。

…これはどこかで相当腕をならしているんだな!
大阪かな?

とにかく
相手の立場に寄り添って
距離を詰める方法を熟知していることに
感動しました。

一人ひとりに挨拶とお礼を忘れないきちんとした態度も
一瞬ですが
画面に映っていて
好感度が上がるとともに
現場が楽しいものだったんだろうな
と妄想しました。

10分くらいだったでしょうかね、正味時間。
それで心を鷲掴みされたわ、天津。
ふたりともそれぞれにすごくて
本当に良かった。
はんにゃのおふたりと一緒で
ふたりも
というか、
いつもこの番組はどの芸人さんも悪くないのですが
こんなに抜群のやつ来ちゃうとね!
もう勿体ないです。
天津にこの番組はっ!
千葉だけじゃ
ちょっと能力余りある。
みんなに見せてまわりたい。
全国のみんなに見てほしい(無理)

ってここまで言っちゃっていいのかな。
たったの1回見ただけで。
でも、確かに何かを感じたから
わたしの直感は大体当たっているから
書いておく。

ちなみに番組の後半に
トークライブの様子が流れるのですが、
これも
面白いところだけ抜粋しているので
すべらない
です。
1時間見ることができて前売り1000円なのに
お客さん
ぜんっぜん入ってないから
いっつも
勿体ないと思ってます。
仕事している人はいけないんだよなー。

先月までは毎日平日だったのですが、
今月から隔週になり、
さらにMCが3組とかになった。
も、模索してる。

冬休みは行けるかしら。

年末にかけて
よしもと幕張イオンモール劇場は
良い公演が目白押しです。
楽しみ。

西野さんが嫌われるのはどうして@ワイドナショー

2014年11月03日 | テレビ
『ワイドナショー』見ていたら
キングコング西野さんが出ていて
炎上について
いじられていました。

松本人志さんと
東野幸治さんのおふたりの西野さんへのコメントで
ひとの意見の受け売りで恥ずかしいですが、
「あ!わかった!」
と思ったので書きます。

『アメトーーク』でも「嫌われ芸人」として
認知されかけている西野さんですが、
『ワイドナショー』のなかでも松本さんがおっしゃるように
実際の西野さんを目撃すると
そんなに嫌な気はしないのです。

ここが品川さんと違うところです。
というか、「嫌われている」(って本当かな?)というカテゴリーのなかでも
品川さんと西野さんはだいぶ違います。

品川さんは
言うことは別にたいして過激でもないし
しっかり笑いをとりますし、芸事に関しても悪くない。
のに、見ているとなんかにじみ出る悪さを感知してしまう。
知らないですけどね。どんな人か実際は。
噂話ではだいぶ悪い人物として語られているようですが、
噂だけで判断するとロクなことがないというポリシーでいるので
あえて無視していきます。
また悪さを感知したからといって
私は別にこのひと嫌いじゃないです。
何かされたわけじゃないし、実際観察という点に置いて興味深い芸人さんです。
近づきたくはないけど。

一方西野さんは、
発言は過激、でも実際に話しているのを見るとイイ感じの兄ちゃんです。
キングコングの漫才は好みじゃないけど面白いと思いますし、
笑い以外の芸人さんの活動にはまったく興味がないので、
そこは分析の対象ではないから
絵本の仕事などはまったく問題じゃない。
だから皆が嫌う意味がちょっと分からなかったし、そんな目の敵にするほどか?
と思っていたのです。

その疑問が今回解消されました。

きっとこの人は芸人さんだったからこそ
叩かれたのだと思います。
あともう一つの要素として
そこまでのカリスマ性がなかったことも攻撃の対象になりやすかった。

松本さんは番組の中で
アウトプットが間違っている
という主旨のことをおっしゃってました。
芸人の主流とはちょっと外れたことが悪目立ちしていると
わたしは解釈しました。
ミュージシャンとか俳優さんだったら
ここまでのナルシズムや強めの主張は
流されるレベルだったと思うのです。
生意気さも
まあまあ若いから「アリ」だよね
とされる。
むしろその根暗さや格好つけが良いキャラになってたかも。
でもいかんせん芸人なのよね。
笑いどころのない真面目発言や「オレ」主張は
お笑いという業界があるとすれば
好かれることではない。
さらに
イケメン
若いころからブレイク
というのが重ねて足を引っ張っている。

このひとに
圧倒的なカリスマ性があったら
そんなものどうでもよかったかもしれません。

東野さんが
「自分とか西野くんとかは才能がないから」
という発言をしておりました。
たとえばひな壇に座る役割を
西野さんはわざわざ批判しましたが
そうではなくて
そもそもそんな才能がないんだから
来たことを素直に受け入れて
考える前にやればいいのに
とフォローしていました。

わたしは
東野さんも西野さんも文字通り「才能がない」とは思いません。
それはあるよ。
一般のひとよりはびっくりするほど面白いよ。
でも思ったのは
数あるお笑い猛者のなかでは
ふつう
なんだと思います。
ふつうなのに
格好つけてカリスマぶっているのは
やっぱり嫌われるかな。
きっと周りがずっとそんな扱いだったのかな。
そうだとしたら
けっこう不幸なことかしら、どうだろ。

すごいひとが出てきすぎて
さらに
芸人さんがテレビに出まくる世の中になったから
こういう人も出てくるのは当然かもしれません。
でも
みんなと一緒になっても仕方ないじゃないか
とも思っています。
同じ味だけじゃ
面白くないです。
芸人さんを観察するのが面白いのはこういう個性の強いひとがいるから。
ありがたい存在ですよ。
重ねていうけど
好きでも嫌いでもないんですけど。こんだけ語るってことは好きのほうが強いかも。

また書きたかないけど
格好つけに対する根深い嫉妬やひがみも根底にあると思うよ。
それはどこにでも存在するクダラナイ憎悪だから
あえての問題ではないですが、
そこに違う種類の「キラワレ」が乗っかると
「嫌われ芸人」が誕生するシステム。
と思っております。

ではまた水曜日に。
連休中たくさんテレビを見ることができて幸せでした。

飛行機で見たテレビ 2014秋

2014年10月20日 | テレビ
きたー。
誰も気にかけてない旅行から帰ってきたら
必ずレビューする海外ドラマ記事。
です。

大韓航空で見ました。
ラインナップ少ない!

今回は

・ビッグバンセオリー
・ラストマン・スタンディング
・マイ・ファミリー

でございます。
フレンズもちょっと見たけど
もう5回は見ているエピソードなので
特に書く事項もございません。

わたしはシチュエーションコメディが好きなのです。
海外ドラマといえば
シットコム
と思っているので日本でこれほど流行ってないのが
いつも憤りを感じています。
根本的な文化差異のせいなんだけど!しょうがないのかな!

このところ飛行機内では個人モニターってのがあって
好きなものを見ることができ
そのなかにシットコムも少々含まれているのを
わたしは心から楽しみにしているのだよ。

さて。

・ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則

日本では「hulu」でも放送
最近ではDVD屋さんにも置いてる人気シリーズです。
2007年から現在アメリカではシーズン7が放送中。
カリフォルニア工科大学の物理学者の主人公二人を軸に
その仲間たちの日常を描くお話です。
『スター・ウォーズ』をはじめオタクネタ満載で
イケテないけど頭だけはいい
卑屈精神でこれだけ面白くポップに描くアメリカエンタメ業界おそるべし
です。
シーズン6の2話分を見ました。
レナードが彼女の宿題やっちゃうやつ

シェルダンが美人のアシスタントを雇うやつ。
もっと英語ができればな!
細かい用語が分かればもっと笑えるのに。
と悔しい想いです。
さっき検索して気がついたけど主人公シェルダンのガールフレンドのエイミーは
『ブロッサム』のブロッサムね!

どこかで知った顔と思った。
印象が全く違う役だから気づきませんでしたな。
『ブロッサム』はNHK教育で昔輸入していたファミリーシットコム。
おたく女子を演じてもこんだけ愛せるの、なんでだろ?と思っていた理由が出た。


・ラストマン・スタンディング

ティム・アレン主演の2011年から始まったファミリー系シチュエーションコメディです。
アウトドア用品店に勤める主人公と女だらけの家族を描いたもので
私が見たのは
弟とケンカするやつと
家の歴史の2エピソード。
どっちも心温まる展開が容易されていて
お父さんの家庭の立場とか会社での立ち位置とかがテーマにある。
長年「アメリカのお父さん」像を演じたティム・アレンを起用するとこなど
中高年をターゲットにしたシットコムなんだろうな。
アウトドア店も素敵ですわ。
家の歴史についてのエピソードは
主人公の誕生日に
自分の家に昔どんな人が住んでいたかが分かる本をもらって(そんな良い本あるんだね)
子どもたちが
その家で死んだ人たちの霊におびえる
って展開で、
最後に主人公がしっかり歴史を調べて
その家に住んだ人たちが家族と幸せに暮らしていて
皆が不幸な死ではなく
幸せだったことを家族の写真で見せる。
泣けるオチ。
これ年を重ねれば重ねるだけグッとくるやつじゃん。
外国のお宅はめったに家を建て直さず、何百年と修繕しながら新しい人が住んでいく
というのも文化的に素敵だと思いました。
おじさん向けシットコムだな。

・マイ・ファミリー


つけてみてイギリス英語にびっくりした。
こちらはイギリスBBC制作の2000年から2011年まで放送されていた人気シリーズ。だそうです。
ホームページ見てみたらシーズン11までのエピソード紹介がありました。
イギリス中流家庭の家族(でも皆変わり者)を描いたシチュエーションコメディで
これは!明らかにアメリカのやつと笑いの切り口が違う!
と興奮しました。
でも笑いの入り方とか
シチュエーションは
アメリカンシットコムなんですよね。
笑いの切り口としては
基本的に変人っぷりを笑う。
歯医者の主人公のおじさんも変。
奥さんも変。
子どもも変わってる。
見たのは、
妻が昔ヤリマンだったエピソード

夫が留守中facebookで元彼とデートするエピソードを見ました。
中高年の性をしっかり描きつつ
子どもたちのブラックジョークもあり。
個性的ですごいな。

今回もお勉強になりました。
好みとしては
やっぱりビッグバンセオリーが…。
自分の趣味嗜好や文化と近いものをみんな選んでみるんだろうな
と思いました。
BSのDlifeでやっている
ディズニーのティーン向けシチュエーションコメディは
健全な子ども向けに作ってますし。(エロ少なめ)
わたしは
『オースティン&アリー』が好み。
キャストのバランスが好き。

まだまだ見てない面白いものが世界中にあります。
忙しいです。

でわまた。

キングオブコント2014 

2014年10月15日 | テレビ
今年も開催された
キングオブコント2014
優勝者はシソンヌ。

今年は大会ルールが変わり
出場芸人さんが
8組から10組に増えました。
また
これまでの全ての組が2本ネタをやった合計の投票で
優勝が決まるシステムがなくなり、
トーナメント制で勝ち上がると
2本目の得票が関係なくなりました。

そこを踏まえて
全組のネタをメモろう。

1.シソンヌVS巨匠

・シソンヌ(54票)
ラーメン屋さんにおじさんが来るネタ。
とんこつラーメンを
「くっせー」やつと連呼するおじさん。
ヤバいやつにリアリティ持たせると天下一品のじろうさんの演技力が
炸裂していました。
そんなやついないだろう!という可笑しさとは一線を画す
いや、いるかもね
と思わせる説得力のネタ。
確かに点数あぶなかったな。

・巨匠(47票)
パチンコ玉からおじさんを作るネタ。
って、これか。
世の中を斜めに見ている視点の素晴らしさがある。
巨匠の持つテーマは
変わってんな
とは思っていたけど
久々に拝見しましたら
説得力が出ている!
と思いました。
セリフに幅がでたからでしょうか。
表現力なのでしょうか。
でも最初に見たときの
無骨だけど
わけわかんなくて素敵!
という印象はなくなっていた。
負けてこれから先「長い!」
というコメントがハマっていて良かった。

2 ラバーガールVSリンゴスター

・ラバーガール(83票)
子供服売り場。
日常のペースを崩さないテンションで
ボケの数の多いラバーガール。
大水さんの気持ち悪さも覗き
とても面白かったです。
後味さっぱりなのに
ずっと面白いんですよね。
ナンセンス!
ひとことで言うと。
いっぱいタグを入れちゃってください
ってのが最強好きです。

・リンゴスター(18票)
企業スパイのネタ。
これはスターが育つ気配がしました。
もっともっと揉まれていけば
ますます素晴らしいものになるのでしょう。
楽しそうなのも
若いことも
好感が持てる。
覚えておこうと思いました。

3.バンビーノVSさらば青春の光

・バンビーノ(58票)
ジャングルの奥地の種族のネタ。
悪口じゃないですよ。
だれかの気に障ったらゴメンネ。
でも言いたいから思い切って言う。
あのね
全てがダサい気がするんです。
おしゃれでセンスがあるネタが多い昨今
真逆をいく珍しいネタだと思います。
「世界へ」とか自分の口から言うあたりも
ちょっと…。
しかしそれはそれで
新鮮だし
よく考えると格好いいかも。
あれ全部やりたくなるよね。
見て以来ずっとあのダンスが頭に残っている。
おもしろい。

・さらば青春の光(43票)
ラーメン屋のおじさんと客のおじさん。
下ネタがダメとか
ものすごく面白いじゃないか。
と思った。
とっても惜しかった。
単純でくだらないのに
しっかりとした演技力と構成で
完ぺきなのになー。
わずかな得票差。
どっちが勝ってもおかしくないところで
芸人さんがどちらのネタを好むか
ってことだったのだと思います。

4.ラブレターズVS犬の心

・ラブレターズ(7票)
ホームランの約束のネタ。
今年の傾向は「それをいっちゃおしまいだよね!」っていう
身も蓋もないことを言っちゃうネタが多いってこと。
ここまで続くかな?とも思ったけど
塚本さんの野球選手像はおもしろかったなー。
ふつうに考えて7票のネタではないですよ。
システム!
ってこの一時は思いました。

・犬の心(94票)
マジックの巧い後輩。
ラブレターズのフォローを入れた後でなんですが…
このコントがわたしの今年の1位です。
展開足してくるところが好みです。
わたしは単純なので
コントの構成が2重になってるやつに弱いの。
そのうえでしっかりとした演技力。
マジックの巧いひとにありがちな
鼻持ちならない感じとか
実は後輩のことが今でも好きで
心が揺れる感じとか
機微がいい。

5.チョコレートプラネットVSアキナ

・チョコレートプラネット(80票)
ポテトチップスの袋が開かないやつ。
開かないって発想から
ここに行くのか。
おもしろいなー。
道具の取り出し方とか
長田さんはナルシズムにあふれたキャラを演じるのが
お上手です。

・アキナ(21票)
公園で壁投げをする少年と大人。
小生意気な子どもに目にモノ見せてやるオチで
あたしゃ
すっきりしたよ。
現実世界には起こり得ない。
それがコントの世界では笑えるなんて
いいよな。
こういうことはドラマとかにもなりにくいもの。
アキナは去年のオールザッツ漫才で活躍されてましたね。
今後、活躍できますように。

ここでファイナルステージ。
最初の戦いで勝った組が暫定1位となり
新しくネタを披露したコンビと
どちらが面白かったかで
優勝が決まる勝ち抜き方式です。

1.チョコレートプラネットVSバンビーノ

・チョコレートプラネット(83票)
カラオケ。
超おもしろいなー。
これもっと長くても見ていられる。
当て字がひどいやつ。
細かいところが全部面白い。
ツッコミで引っかかってないところも。
小道具とかタイミングとか
すべてが巧く行っている。

・バンビーノ(18票)
ハグするゲームのネタ。
2本目見て
ますます
変わってる!って思いました。
発想とかじゃなくて
雑なのか細かいのか分からないから。
それが個性なのかもしれません。気になるコンビです。

2.暫定王者:チョコレートプラネットVS犬の心
・チョコレートプラネット(85票)
・犬の心(16票)
妹がほしい。
オチ!
うすうす気づいていたのだけど。
テーマのチョイスが
わりと子どもだなあ
と思ったけど大人な終わり方でしたね。

3.暫定王者:チョコレートプラネットVSラバーガール
・チョコレートプラネット(61票)
・ラバーガール(40票)
美容院。
2本目のネタのほうがわたしは好みです。
大水さんの演じるキャラは結局腹のうちが読めないのよね。
あのひとも
たこ焼き屋さんといいながら
本気で調査しにきたのかどうか
真意は読めない。
面白かったのに負けちゃって、残念でした。

4.暫定王者:チョコレートプラネットVSシソンヌ
・チョコレートプラネット(27票)
・シソンヌ(74票)
タクシー。
めちゃくちゃ面白いやつきたな!
と思いました。
短編のお芝居を見ているようでもあり
すごく良かったです。
じろうさんの女装はなんなんでしょう。
これまでもいろんな女装が存在してきたけど
どんな人とも違う。
ハッキリしていることは、
エロいんだよなー!ってこと。

そしてシソンヌが優勝。
良かったです。
応援していたので。

システム変わって
どうだったかなー
と考えていますが
ヒリヒリ感が少なくなった分
いろんな点で見やすくなりました。
長々と見てなくてもいいし
対戦相手がいることで
あれ?
これ、いま、何位だっけ?とかいう混乱がない。
2組、枠が増えたことでチャンスが増えたともいう。
ただ1本しかネタができないリスクがあるけど。
そもそも10組残ることが奇跡みたいなことだと思うので
これで良かったのかもしれませんし
もっとやりようがあったのかもしれません。分かりません。
だって
我々には
楽しむ以外のことはできないのだから!

ではなにかまた
ありましたら
書きます。

長々とすいません。

4夜連続スペシャル エニシバナシ~芸人縁談~

2014年10月06日 | テレビ
2014/9/29(月)から4日連続で深夜に芸人さんを2組対談させ
それぞれネタを披露する番組がやってました。

ラインナップは以下です。

1夜目 よゐこ / キャイ~ン
2夜目 おぎやはぎ / FUJIWARA
3夜目 アンジャッシュ / TKO
4夜目 爆笑問題 / 千原兄弟

それぞれ普段から仲が良い芸人さん同士。
東京芸人×関西芸人に加えて
事務所もバラバラという絶妙なキャスティング。
とくに4夜目は楽しみにしてました。
わたしは前前から言ってますが、爆笑問題と千原兄弟の絡みが大好きなの。

感想。

1夜目。
よゐこ / キャイ~ン。
一番グッと来たんですよね。
実は4夜目から時系列とは逆に録画を見て行ったのですが
最後によゐことキャイ~ンの最初はあんまり仲良くなくて
客に媚びないのにアイドル的人気を博したよゐこに
嫉妬していた媚びまくりのキャイ~ンの構図が意外で。
めちゃいけの深夜枠のときに
実はキャイ~ンも大勢の中にいて、
レギュラーになれず
天野くんが座布団運びをしたという屈辱を見ていたウドちゃんが
同番組のレギュラーのオファーがあったときに
そのことで断った
という素敵な男気エピソードと
誰とも仲良くできず眉毛が円形脱毛症になった有野さんに
話しかけて仲良くなった天野くんエピソード。
どれも優しさに溢れていて
泣いちゃったよ。
キャイ~ンって天野「くん」ウド「ちゃん」なんだな
って今書いてて気がついた。
最強のキャラ芸人だと思います。
キャイ~ンの漫才ひさびさに見ることができて良かった。

2夜目。
おぎやはぎ / FUJIWARA。
意外にも仲良しだという2組。
わたしはFUJIWARAのファンなので
おぎやはぎが面白いと言ってくれて
本当にありがとう
おぎやはぎ
と思った。
本当に番組をやってください、FUJIWARAと。
具体的には全ての芸人がFUJIWARAのコントをお手本にすべきだ。
という内容です。
コントの入りや台本も雑だけど
このふたりが演じなきゃ意味がないというものをFUJIWARAはやっている。
それでなきゃ意味がない
とわたしも思います。
目的は面白くあることで
コントの導入が美しいかどうかなんてクソ食らえ。です。
好みの問題かもしれませんが、本音はクソ食らえと思ってます。
わたしもFUJIWARAのコント、大好き。
こんなに一生懸命やってるのに!
と臆面もなく言えて、嫌な感じがしないフジモンは素敵です。
たぶんおぎやはぎとの違いはそこだと思うんですけど。
おぎやはぎは
すっごく頑張る場面でも
そう見せないようにしている。
余裕に見えて
焦ることもあるけど
それでもひょうひょうとしている。
東京03の公演で誰よりも声が出ていて
しっかり台本を自分のものにしていた小木さんを教えて回りたいよ。
営業妨害ともいう。

3夜目。
アンジャッシュ / TKO。
渡部さんの兄さんっぷりが出ていて
フジテレビのメジャー深夜時間にこれがきたか
と思って「!」となりました。
アンジャッシュ、次の段階に来た気がします。
もうみんな知っているのかな。わたしが知らないだけですかね。
TKOはアンジャッシュを売れっ子と言いますが
それでも
もうちょっとだとわたしは思っています。
もっている力を考えると
もうちょっと売れてもいい。
これからも見守ります。
TKOのコントは
犬になるやつ。
木下さんの堂々たる演技がいつも好きです。
アンジャッシュは
短い時間だとポップになるのだ
と気付きました。

4夜目。
爆笑問題 / 千原兄弟。
爆笑問題が千原兄弟を好きすぎる。
といつも思います。
あーだこーだ二人が言うのを
途中から、
親戚のおばちゃんかな?
って思いながら見ていた。
千原兄弟の
のっそりと大きい体格に比べて
爆笑問題は
とっても個性的。
猫背で手足が細くて昆虫を想わせる太田さんと
卵型のような小さな田中さん。
ほかの漫才師コンビと比べても
とても特長的だと気付きました。
独特の雰囲気はここから生まれるのかもしれません。
漫才しっかり面白くて幸せでした。
終始リラックスした感じの千原兄弟も
ファンの気持ちいっぱいで満足度が高かったです。

この番組
お笑い大好きな私としては
満足感でいっぱいの企画でした。
ありがたやー。
番組を通してなにが良かったって
ネタの時間が短いってこと。
もう少し見たくなる!
それでちょうどいいのだと思います。
テレビで全部見ようとしてはいけません。
楽しいことは
自分だけの情熱で獲得せねば。
そして
ネタありきで
芸人さんの対談を構成しているところに
愛情を感じました。
いちタレントではなくて
芸人である
という方向性がしっかり見えた。
テレビでそんなにもうネタをしない
おぎやはぎ
千原兄弟
とか貴重でした。
ありがたやー(再)

ではまた水曜日に。


アメトーークのパクリたい-1グランプリ

2014年10月01日 | テレビ
アメトーーク3時間スペシャルをやっと見終えて
ふう
なんてひと息ついたなかで惰性で見始めた
その日の深夜の平常時間帯のアメトーーク。
「ザキヤマ&フジモンがパクリたい-1グランプリ」
ふーん。
でもパクリでそんなに面白くなるのかね?
と思っていたのだけど
見たら、
なにこれ!
すっごく楽しいじゃないか!
想定をグッと飛び越して素晴らしかった。
そんじょそこいらのネタ番組と同じ箱に入れても
特筆して素晴らしかった。

芸人さんたちにこの企画で募集をかけたところ
パクッてほしいという応募が殺到したとのこと。
パクられるのは
迷惑ではなく、
これによって少しでも名前が売れて
生き延びるという発想だ。

構成は
パクッてほしい芸人さんが登場し
ネタを披露。
パクリたいかどうかザキヤマさんとフジモンがジャッジ。
登場してパクったネタを披露。

これ、どうするんだろ。
ってすぐ思いました。
だって
元ネタがせっかく面白いところを
変形させすぎて
もっとウケちゃったら?
もしくは
全然つまんなかったら?

でも杞憂だった。

出演者は…。

〈オーディション枠〉
トレンディエンジェル
湘南デストラーデ(焼き芋やさんのやつ)
カゲヤマ(ゴリラドラム)
天狗(業界用語)
デンジャラス
クマムシ
ピスタチオ

〈レジェンド枠〉
クールポコ。
フォーリンラブ
ロバート秋山・山本

〈売れっ子枠〉
日本エレキテル連合
どぶろっく


まず出演者のラインナップが
すばらしいです。
トップバッターにこれ以上のひとはいない
ハゲラップアイドルでお馴染みトレンディエンジェル。
ベテランのデンジャラスを中間に配置し
(私も大好き)クマムシからのピスタチオ。
ここは本当に興奮しました。

それからもう一回見ても
満足感の高いレジェンド枠。
最後に
日エ連とどぶろっくという贅沢。

あと気づきましたが
パクられる前提で考えると
ネタとしては
そんなに好みではなくても
繰り返しやってみたいフレーズが
生き生きと光を放ちます。
たとえば
天狗。
漫才としてあのネタを見たとき
わたしは練習しすぎなところと
キラーフレーズへの流れ方が苦手だったのに
一気に
楽しく感じられる。
ゴリラドラムもコントとして見るよりも
ゴリラドラムの横で歌うひととのセットとして見ると
すっごく変で面白い。

あと
ザキヤマさんとフジモンのパクリネタも
力加減が絶妙で
すごく良かったです。
決して殺さず
お笑い愛に溢れていて最高。
デンジャラス以外
全部パクリたいジャッジをして
出てくるのも優しい。
出てこないのも優しい。

最初は
すぐにパクれてネタつくれる?
はて?
と首かしげて見てたのですが
後半にかけて
ネタ合わせしているのが分かり
これ
裏でネタ合わせ楽しかったんだろうなあ
って妄想したりしました。
やっている芸人さんがみんな笑顔。

そしてふたりのパワーはやっぱりすごい。
元ネタを受けて
きっちり返さなきゃいけない
プレッシャーのなかで全てやりきっていて
格好良かったです。
中途半端な芸人さんではできないことをやったのだ
と思います。

ここにいない
小梅太夫さん
エド・はるみさん
藤崎マーケット
レギュラー
ゴー☆ジャス
キングオブコメディ今野さんと竹山さんも出てきて
お笑い大好きって
幸せだな!
って思わせてくれました。

ネタ番組としてのセンスも抜群で
さすがバラエティ界のトップ番組と
思いたくもないこと思ったよ☆

そして
ネタ番組と銘打っている番組ほど
テレビ番組として手を抜いちゃいけないんだな
って考えていた。
ネタをテレビ画面通して
だらだら見るのって
苦行
って一時期思っていたことがあったので。
ネタ番組、少なくて、いやだ!
っていうのがお笑い好きとしての論調によくあるけど
面白いネタ番組が少ない!つーか、ない!ほとんど!
っていう説を唱えていこうと思います。

個人的には
カンツォーネ!
見たかったなあ。
島田夫妻ね。

ではまた

あなたにムチュー MAD ABOUT YOU

2014年09月26日 | テレビ
今NHKの朝ドラ『花子とアン』の裏番組
『あなたにムチュー』を見ています。
8時から平日毎日テレビ東京でやっている
1990年代のシチュエーションコメディです。

有名なのは
アカデミー賞女優として有名なヘレン・ハントが
主演していること。
出世作なんですね。

ニューヨークに住む共働きの新婚カップルのドタバタを
友人たちや家族を絡めて見せるコメディです。

制作総指揮を務めるポール・ライザ演じる映画監督のポールと
ヘレン・ハント演じるキャリアウーマンのジェイミーは
新婚カップルの特長を生かして(?)
チューしまくりです。
外国の方はほんとにね…、オホホ。

シーズン1が来週で終わり、今後は放送がないようなので
感想を書こうと思います。

なんだろう。
おもしろくないんだよね。(え!)

新婚カップルのお盛んなエロイ会話とか
皮肉たっぷりのジョークの応酬とか
セリフは面白い。
バスルームに閉じ込められるとか
実家に帰る電車のなかだけで展開する会話とか
構成も悪くないのに
なぜか
30分見ていて
長いなあって思うのです。

どうしてかなあ。

たぶん放送時期のせいかな?
1990年の空気が
ダサい感じがするのかしら。
それでもって
シーズン1だけなのかもしれませんが
男の無様さをロマンチックにとらえている甘さが
癇に障るのかもしれません。
妻のジェイミーは
すっごく優しいのです。
つーか生ぬるい。
新婚だから?
で超えられる線を越えているよ。

わたしが印象に残っているのは第4話。
「昔の彼女」という回。
大学時代の彼女に偶然出会ったポールは
あまりに動揺して
何もないうちからいろいろ妄想して勝手に罪悪感を抱き
妻のジェイミーに聞かれてもいないのになにもかも自らぶちまけて
昔の彼女と会う食事の席にジェイミーを無理やり連れて行く。
舞い上がったポールは
奥さんそっちのけで
昔話に華を咲かせる。
ジェイミーは憤慨するのだけど、
ポールが席をはずしたときにの会話で
ポールとは付き合うどころか
大学時代にまったく興味持っていなかったことを知る。
すべてはポールの勘違いだった。
それでジェイミーはどうしたかって?
ポールに自分のことを何か言っていたかと質問されて
「あなたのことが今でも好きだってよ」
と優しい嘘をつくのです。
マジかよ!
それで
ポールは少しほくそえんで
「君のほうが好きだよ~ん」
っつって
いつものとおり
チューーー
として
おしまい!

えーーーー。

とわたしはなり、
モヤモヤしたまま
会社に行き、職場でみんなにこの内容を聞いてもらいました。

既婚者にインタビューしてみても
そんな優しい奥さんはいない!
との回答。
食事の席で嫌な気分を味わっているのがポイントで
そこがなければ優しくなっても良かったけど
絶対仕返ししたいもんなー。
もしくは
そんなスクープ黙っておけない。

性格悪い?

それはそうかもしれないけど甘いよ!
なんかトラブルの発端が子どもなのに
うまいことイイ話っぽくまとまっている。
それについて行くのに
ちょっとだけ疲れるのだ。

あと格好つけすぎている。
シチュエーションが。

こういう場所で
シットコムやると
粋でしょう?

っていう臭さを感じる。
おしゃれはおしゃれですが
そこに爆笑や必然性をもっと感じたい。
それがおしゃれ先行な気がする理由だ。
目的や見せ方が
オモシロを上回っちゃダメなのよ。
手段自体が目的になると途端にダサいのよ。

すいません。
このドラマが好きな方。

酷評も酷評。
でも見ている。
興味津々。
間合いとか
さりげないスカシの入れ方とか
構成の妙とか
知りたすぎて
結果、楽しいんですけど。
だってシーズン1しか見てないし。
フレンズも
シーズン2から面白くなるのだし。
シーズン2やってくれないかなー。
一応、テレビ東京に要望のメールを出しました。
わたしの一通で第2シーズンを買ってはくれないでしょうけど。

来週の2話で最終回。
もしご興味ありましたら
ご覧ください。

鈴木拓イン鳥人間

2014年09月17日 | テレビ
『笑神様は突然に…』で
(いつも思うけどこのタイトルなんだろ)
コーナーとして放送していた鳥人間コンテストに
ドランクドラゴンの鈴木拓さんが挑戦する企画の完結編が
先週の9/12(金)
放送されました。
鳥人間コンテストは、
毎年琵琶湖で行われる自作の人力飛行機を競うコンテストで
けっこうマジな大会だったと記憶する。
そのパイロットに鈴木拓さんが抜擢されて
大会までの体づくりや
操縦のトレーニングを番組は密着。

1時間全てを使って
ドキュメンタリー風に
鈴木さんのがんばりを追いかけているのだけど、
司会のウッチャン曰く
「日テレも思い切った」「鈴木拓で1時間!」
とのこと。
確かに…。
おぎやはぎ小木さん率いる人力舎の旅チームから生まれた企画とはいえ
ここまでやって大丈夫かな
と思いつつ
おおいに面白かった。

感動した感動した
というコメントが多くある中
当然、
感動したわたしが
どこに感動したかというと
本番のダイブにおいて
機体が着水する直前
水面すれすれで
数度、体勢を立て直して距離を稼いだところ。

ギリギリで焦らず最後まで粘った。
本来の運動神経の良さとメンタルの強さが出ていた。

きっと
笑神様の画面でなくて
鳥人間コンテストの実際の映像で見ても
えらく感動しただろうな
と思った。

知ってはいたけれど平凡なひとではないのよね、鈴木拓さんは。

15年くらい前に
人力舎の事務所ライブ「バカ爆走!」で
司会をされていて
びっくりするくらい
おもしろい人だな!
と知ってから
(矢作さんいわく「いいかげんにしろよぉ、天然すぎるよぉ」)
わたしにとっては
ダメでもクズ人間でもない
切り口変えれば必ず光る芸人さんだという認識でいました。

だから今回の番組は
ほとんど想定内のことばかりだったのだけど
それでも
本番での強さを見せた格好よさは
鈴木さんの観察メモにひとつ付け加えるべき項目だ
と感じました。

笑神様の1時間でいちばん素敵だったのは
相方の塚地さんが訪ねてきて
一緒にハードなプログラムをやると言いだし
「無理だよ~」
と笑った拓さんの嬉しそうな顔
と、
ふたりでやるも
すぐに汗をフキフキ座り込んでいる塚地さんの映像の横で
黙々とトレーニングをしていた拓さんの姿でした。
こういうときに
ひとっつも文句とか愚痴とか言わない
いや裏で言っているのかもしれないけど
ちょっと来て少し邪魔しに来る相方とか王道の演出なのに
そういえば目の前で塚地さん焼肉食べてたけど
とくにそのことについて何かツッコむとかしない
ってのは芸人として
どうかな?(もしくはカット?)
というのは一回置いておいて
自分のやるべきことをしっかりやる
アスリート的健全さが鈴木拓さんのなかに見えて
格好良かったです。

きついし辛いのは
映像見ていれば伝わる。
それをイチイチ言わないというのも
演出かも?しれないけど
良い効果をうんでいた。
別に誰でも良かったのかもしれませんが
手垢のついていない
つまり頑張ってるのあんまり見せない芸人さんを起用したのも
新しくて良かった。

鈴木拓さんがやるからこそ
意味があったよね。
他に誰かいるかなあ
って考えていた。格闘技芸人?品川さんとかね。
どんなに頑張っても、もっと嫌われそうだ。

炎上芸人として知られる鈴木さんですが
こういうこと一個でもあると良い方向に転換するのかな
作戦のうちかもしれないね
なんて
そもそも鈴木さんのことをクズ芸人とも思っていないので
勘ぐってみます。

そもそも
人間としての「クズ」ってなんだろう
って思う。
大体の人間はクズではないか。
クズ的要素がない人なんて
めったにいない。
そりゃ
たまにいるけど。
オーラから何からまっすぐで美しい人間が。
でもその選ばれし人間以外
大体はダメ。
隠しているだけだ。
それが露呈しただけで
鬼の首をとったように叩くってなんなの。
お前自身のクズも見えちゃってるよ
って思う。
間違いだらけなのに
イチイチ正しいこと言ってどうなるのだ。
それに正しさなんて
この世にないのに。
炎上をさせるひとは
小学生なんだろうな
って思って見てます。
世の中やニンゲンのことを知らない。

そこをいくと
鈴木さんは人間味あふれる魅力的な芸人さんだ。

今後の活躍も楽しみです。