笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
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エレキコミック第21回単独ライブ「有様」に先駆けて

2012年07月04日 | テレビ
もうすぐ
エレキコミックの単独ライブがあります。
来週の週末。
三連休に。
もちろん行く予定にしている。
毎回、ものすごく面白い。
何が面白いか。
というのは
忘れてしまうのですが。
むっちゃくちゃ笑った。
という記憶だけが残り、
内容はほぼ覚えていない。
好みの笑いかどうか
とか、
そういったうんちくも必要ない。
とにかく、すんごく笑わされるのだ。
わたしは「芸人」よりも「テレビ」よりも
「ライブ」よりも「お笑い」よりも
「自分自身が笑う」
という行為そのものが優先順位1位で好きなので
エレキコミックさえ見続けていれば
大丈夫
という確信がある。
がん細胞もきっと死ぬ。

エレ片のコント太郎。
というTBSの深夜ラジオ番組から、
エレキコミックのファンになりました。
エレキコミックについては
最初
ちょっと疑っていたのです。
少し前でいうところの
「はんにゃ」っぽいな。
と。
やついさんのキャラ優先のコントだろ。
と。
そういうコントを、お笑い好きとしては頭で考えちゃって
浅いんじゃないかな。
やついさんを好きかどうかありき。だからさ。
と距離を置いていたのです。

でも単独ライブ行くようになって考えが変わりました。

深さを見せないだけなんだな。

と。
お笑い大好きなので、ネタはお笑いに興味のないひとよりも
少し多めに見ているんです。
2年前、お笑いのDVDを年間100本見よう
と決めて、たくさんコントのDVDも見ました。
そのせいか知りませんが、
エレキコミックのネタは
うんちく言わせないようにできている。
実はすごく精巧につくってから
ぐちゃっと潰しているのではないか
という印象を受けました。

2週前、6/23のポッドキャストで
そのことをやついさんが語っていて
は!
となりました。
「おもしろくないやつがおもしろい」ってしたい。
と。
みんなが笑うもの
安易に笑いをとれるもの
は、もう自分ではおもしろくないからしたくない。
と言っているのだと
わたしは解釈しました。

サービス精神でいったら
エレキコミックは
サービスの塊のようなふたりです。
毎年のファンとのバスツアーは
ほぼノーギャラで
48時間
客相手に盛り上げる。

それでも
すごく考えたけど結果「おもしろくないもの」と
全然考えてない「おもしろくないもの」と見た目一緒のものを
つくる。

と豪語したエレキコミックは
芸人として
すごいハードルをつくって
ネタをしているんだと納得し、
4年聴いていて
はじめてくらい
やついさんの口から聴いて
幸せでした。

ラジオでは基本的に
自分たちを落とすことしか言わない。
そういう基本方針。
たぶん、
自慢する奴
格好つける奴のはなしは
聴いていて
つまらないからだと思います。
(これは私の妄想です。
 そういうことを1ミリも言わないので)

そして結局
すっごく笑うのだ。
リラックスして、
頭のなか空っぽにして、
面白くないものの向こう側を
見に行くんです。


即日完売しないことも
すごく不思議だし
完売しないからこそ
行きたい人が行くライブになっている。

チケットがね
いつも売れない!
と嘆いては
ちょうどよく売り切れるのは毎度のこと。
お早めに
見に行きたいと思った方は
チケットを取ってくださいませ。
すっきり爽やかな気分
笑うことのリラクゼーション効果をぜひお試しください。

今頃は
どの程度売れているかしら。

売れない。
と嘆くだけではなく、
アフタートークに豪華ゲストをブッキングして
チケットを売る作戦を慣行してます。
たぶん
やついさん自ら交渉して
動いているんだろうと
思います。
九州の公演が売れなかったときに
自腹はたいて
九州までひとりで売りに行ったことも。

そんな、いつもは隠しまくっているやついさんの格好よさが
出ちゃったブログに触発されて
今日は
こんな記事になりました。

めったにこんなことを書いたり言ったりしないので
よけい
心をつかまれました。
ギャップ!
泣いちゃうよ!

もしよろしければ、ご一読あれ


百年日記


で、
公演では
「バカだなああ」
って笑いましょう。

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