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笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
新アドレス→http://hana58.hatenablog.com/

エレキコミック JAPAN TOUR 2013. SENDAI

2013年10月21日 | ライブ
エレキコミックの映像ライブに行ってきました。
12月までかけて全国7都市を行脚するツアーの
いちばん初めの公演が
10月19日(土)
せんだいメディアテークスタジオシアターにて
行われました。

東京公演がプレオーダーでも取れず
一般発売も即日完売だったので
これは旅行と絡めて
地方に行くのもいいかしら
とチケットを取ったのです。
追っかけみたいだな、と若干引き気味で。
自分にね、引いているわけですわ。
そこまで、好きなのか。
どうなのよ、わたし、と。

結果、行って良かった。
会場があるメディアテークは
図書館や市民センター、カフェなどが融合した
ガラス張りのお洒落な建物で、
7階にあるスタジオシアターは
200人の映画館になっていました。
すごくふかふかの良い椅子です。

そんななか
コント
「やっつんドラッグ」から始まった。
何度も見ているけど
アドリブが入りまくって
ご当地ネタも入り
とっても楽しい。
そしてエレキコミックが楽しんでいるのが
楽しい。

オープニング映像は
ビートルズの"Magical Mystery Tour"に乗せて。

最初のトーク。
来日している体でやりたいから
と、一回、舞台袖に下がり、
盛り上がりを観客に頼む
やついさんやら
この日は当日券のひとまで
ちょうど入ったため、
仙台のファンがこの会場に全部集まった話や
やついさんがドラマ見ている話
など
あっという間に過ぎて
時間がない
と言いながら、

映像は
「CMのパロディ」
「UEVAカラオケ」
「ふざけ登山」
「上田クイズ」
「ファミコン」
「てんけてんけ」
「やばいCM」
「アネロス片桐仁」
でした。

DVD化できない面白い映像を
エレキのふたりが解説つけながら
みんなで見ました。
一回見ている映像も
ものすごく面白いし
解説やふたりのリアクションが楽しい。
また
初見の映像はお得感がすごいです。

最後は、
コント「親子」。
こちらもとても楽しかった。

椅子やら小道具をエレキコミック自ら
出したり片づけたりしていたのも
ほんわかしました。

なによりも
ふたりのサービス精神を
ものすごく感じた。
この規模っていうのもあるけれど、
途中で
「見せるつもりじゃなかったんだけど」
という映像を急きょ出すことを決め、
裏をバタバタさせた様子
(でもMCが楽しいので待たされた感じは一切なく)
があったり、
仙台までの交通費や時間や宿泊費やら
が吹っ飛ぶくらいの充実感で
2時間あっという間に過ぎました。

きっとこの後のツアーも
土地土地で
お客さんに合わせて
楽しくしてくれるはず。
ネタばれ気味にしたのですが、
たぶん同じ手法ではやらない気がするので
あえて書いてみました。

東京の追加公演もすごく楽しみ。

水曜日は
東京03のファン感謝イベントの話を書くよ。

東京03 10周年記念悪ふざけ公演『タチの悪い流れ』

2013年09月27日 | ライブ
先週末のこと、
東京03の公演に行きました。
いつもの単独ライブとちがって
東京03をメインに
おぎやはぎ
浜野謙太さん
GENTLE FOREST JAZZ BAND
を従え、
毎日豪華日替わりゲストで
約3時間弱で上演されました。

ビッグバンドと奇想天外なお話で
どなたかも言ってましたけど、
ラスベガスのショーみたいです。

私が行った日は
アンタッチャブルの山崎さんがゲストでした。

通常の東京03の単独ライブは
8~20分くらいのコントが約8本ほどあり、
その間に幕間映像が流れます。

今回は
すべて地続きでつながっている
ひとつのお話です。
途中で
同じ出演者で別の役になったりします。

一度、東京03単独ライブの特別公演に
行かれた方なら
あああれか
と思われるはずです。

03はある時期から、全国公演の最後に東京で
特別凱旋公演をするようになりました。
それは本編のコントライブのあとに
30分ほどのビッグバンドとコラボした
音楽劇をおまけ公演としてつけるもの。
そのクオリティが高く感動してたのですが、
ひょっとして単独ライブではなくて
こっちに来たほうがお得なんじゃないか
と思うくらい。
今回はそれを大きく引き伸ばした2時間半版…。

長い!

と思いつつ、
ぎゅうぎゅうに話が詰め込まれているので
辛くはなかったです。
お尻は痛かったけど。

いつもどおり話は
ファンタジー要素がふんだんに入ったもの。
「タチの悪い管理委員会」の矢作さんと
ドラえもんのようなものな浜野さん
そしてゲストが
不思議な力によって
時を巻き戻したりする話でした。

小木さんは
悪い役がいつもどおり似合っていて
爆発をいくつも起こしてました。
矢作さんは
場をとりまとめる役目です。
ふわっとした浜野さんと
格好いいバンド。
これだけで十分ですが
ゲストの時間もたっぷりとります。

で、ザキヤマさんはどうだったか
というと
しつこくしつこく
ボケを重ねて
爆笑をおこしていました。
ひどいなぁ
と思いつつ、どこまでがアドリブでセリフか
まったく分かりませんでした。

あれだけ豪華にしてまで
やりたかったんだね
オークラさん…と思いました。
チケット代8000円です。
最初、なんだろディナーショーかな?って思ったけど。
(ディナーショーもっと高いよ)
きっと儲けようと思って高くしてないと思う。
だって豪華だったもの。

これはこれで
良かったです。

ただ東京03の公演としてやるのは
なんかちょっとだけ違う気もします。
東京03主演の劇団を見ているかのようです。

わたしの好きな東京03らしさは
あんまりない。
角田さんも歌わないし。
飯塚さんのツッコミ手腕は堪能できます。
物語のあいだに入っていたエピソードで
空港で芸能人に出会う三人組のやりとりは
すごく良かったです。
矢作さんと飯塚さんと豊本さんね。
矢作さんがツッコミなんです。
うまいなあ、って思った。

今回はたらふく食べた。
楽しかった。

次に行くライブは
エレキコミックのJAPAN TOUR
仙台…。
なんで
仙台取っちゃったのかなぁ。
そうだ東京が売れ切れたからだ。

では今週もお疲れ様でした。
また来週。

エレキコミックトークライブ「僕らの飲み会 vol.38」

2013年08月12日 | ライブ
新宿ロフトプラスワンに行ってまいりました。
19時をすぎても
渋谷の街は34度。
満員ぎゅうぎゅうのライブハウス。
わたしはふだんなら寝ている時間。
食べ物と人の匂いで
やばかった。
でも
トークライブは今回も良かったです。

前半は
空調治った話し
今立さんが中野坂上に向かうバスで出会った独り言をいうオバサンの話し
今立さんが茨城に飲み仲間男女10人で旅行に行った話し
仕事で『闇金ウシジマくん』読んでいて、やんなっちゃたやついさん
マンガに出てくるひと借金とかギャンブルとか風俗で稼いだお金を男に貢ぐとか、男に殴られても付き合い続ける女とか、「もうやめて!」とやついさん。
流れでその「やめて」ギャグで『あらびき団』出れるよと今立さん。
やついさんがまずい中華屋に入っちゃった話し。

後半はゲストがTKOでした。
松竹芸能に入った経緯や
オセロと仲良かったけど今は疎遠だとか
東京進出挑戦は現在5回目だという話しは
何度かインタビューで聴いたこともあるけど
やっぱりちゃんと面白くて
コンビで話を振り合ったりして仲良しがよく分かる。

いいな。
と思ったことが3つありました。

1個は
レッドカーペットを製作していたプロデューサーが
TKOが東京進出3回目で仲良く話していた技術のひとで
お互い夢を語り合っていた。
5回目の東京進出でレッカーのオーディションを受けに行き再会。
TKOはレッドカーペットで鶴瓶さんのモノマネをしてブレイクした。
一方、エレキコミックは若手時分そのプロデューサーとともに
約1年間の若手勝ち抜きがた深夜番組をやっていて
エレキが1位になり冠番組をもらえるという公約があったが
当時のプロデューサーから待ったがかかり、
CSだかBSだかの番組1回と『笑う犬の冒険』に1度出すことで
決着させられた。
当時はどういうことか分かってなかったから
嫌とかはなかったけど、とやついさん。
後から1位になってほしかったのは他のコンビで「そういうことだよ」と
言われたとか。
それで当時製作、
現(?)レッドカーペットのプロデューサーさんが
TKOも売れるきっかけになったから
エレキもいってほしいと
レッドカーペットのオファーをくれたとのこと。
木下さんがぽそりと
「エレキも苦労してんねんな」
と言ったのが印象的でした。

ふたつめは、
このあとラジオの生放送があるから
TKOさんはこれまでです
とやついさんが言うと
木本さんがお店の閉店時間とかあるの?と聞いたうえで
「まだええよ」「あと5分しゃべろーや」
ときさくに言ってくれたこと。
結果、11時からのラジオで10時35分まで話して行った。
サービス精神を感じたし、
ふたりの空気がとにかく良くて
好きになっちゃうわ。
そういうことされると、さ。
「こういうとこに来ているお客さんは感度高いから」
「ちゃんと意見をきかなあかん」と気付いた
と木本さんはおっしゃってましたけど
嬉しいけど、そんなこと全然ないけどね!
とも思いました。
見ている人に意見なんかなくていい。
ただ反応を感じて、どこかで活かしていただければ!

みっつめは。
その延長部分で話したキングオブコントの話し。
今年も参戦するというTKO。
ネタの作り方は
木本さんが木下さんのおもしろ待ち
であるということ。
ふたりでネタを作っているというけど、それが出てくるのをずっと待っている。
だからどのネタで勝負しようかどっちがいいか
と迷った時に
木下さんがアホなほうをえらびよるけど
自分はどっちも最高だと思っているから
ショーレースにかけるネタじゃないとか
絶対に言えない
と。
相方に対する絶対的な信頼に感動です。
また、
去年くらいからKOCで勝ち抜くノウハウ的なことが
ちらほら出始めた
と木下さん。
ただそれは一切排除して挑みたい。
とのことでした。
格好いい。
エレキコミックとも通ずるところが多いな
と勝手に思っていたら、
それを受けて
「すべるのも好きなんすよ」
とやついさん。
アホなほうを選ぶとき
さじ加減を間違えると
ドン滑ると木本さんがおっしゃったあとで
言っておりました。
そういっておいて
「すべるのは本当は嫌だ」と覆し、
でもすべるギリギリのところに金脈があるようで
掘りたくなる。

「理解された上で笑われない」というのが一番嫌だと木下さん。
それならばいっそ「なんだか分からない」まま笑われないほうがマシだと。
「それを『つまんない』って人は言いがちですもんね」と今立さん。

最後にかけて
加速度的にいい話聞けて
すっごく満足しました。
ゲストが帰った後でも
少しエレキコミックがお話してくれて
良かったなあ。
最後のトークで借金してまで来なくていいから
「借りるまでもないお金でしょうけど」
「来れるときにまた来てくれたらいいですから」
とやついさんが言ってくれたのが
なんかホッとしました。
ファンだから
追いかけてない分
負けてんのかな?
とよぎるときがあって、
でも子どもなどいて、失業中ですし、
あと東京が嫌いだし
息切れしてまで追いかけるのは幸せだろうか
と思ったりもしていた。
「またやるよ」
という言葉は続けていくってことだから
それなりの覚悟のある人の言葉で
全部は見れないけど、心はいつもついて行くよ
と帰り道思ってた。
さりげない言葉で胸がじんと熱くなったのでした。

おしまい。

大器晩成ライブ3~私たち、発酵しすぎたかしら?~

2013年07月22日 | ライブ
阿佐ヶ谷姉妹と変ホ長調によるユニットライブ
「大器晩成ライブ3~私たち、発酵しすぎたかしら?~」を見に
新宿バイタスへ行ってまいりました。
全2回公演で昼の部へ。
お客さんぎっしりで
テレビカメラも入っていました。
変なところで笑うひともおらず
しっとりと大人のお客さんで
良かったです。

それはそうと
わたし
単独ライブは
エレキコミックと
東京03しか行かないので
比較対象があまりなく
手作り感が残る荒さのあるライブに
戸惑わなかったと言えば嘘になりますが
それでも
面白いもの
って関係なくなるな
と確認できました。

構成としては
ユニットコント4本
それぞれのコンビネタ3本。
幕間VTR4本でした。

全体として思うのは
こんなに共感してしまっていいのかな。
ピンポイントで笑いのツボを狙われているような
そんな気がしました。
ひそかに
そんな女性芸人さんがいたっていいのに
って、ずっと思っていて
あ!いたんだ!
という感じです。
わたしが見つけてなかっただけで。

なにが最も感動したかって
自分の立っている場所から地続きな気がしたのです。
私なんかが、そんなことを思って
本当に失礼な話ですけど。
自分がもっと面白かったら
あんなコントを作っているかも
あんな漫才をやっているかも
って思える
そんな親近感に
心をつかまれました。
そこには少しの自虐とフェミニズムが混じっているけど
それよりも
大いなる大喜利力とセンスです。
そう思わせるだけの力量。
阿佐ヶ谷姉妹、大好きでしたが
もっと深く知れて
間違ってなかったと思えたし、
変ホ長調には思わず魅了されました。
とにかく大ファンになったってこと。


さて
言いたいことも言ったので
恒例の全ネタ感想。
今回はペンを忘れて特にうろ覚えだけど
いつもの通り思い出として記述。

・コント「バンドを組む」
変ホ長調小田さんが手に鈴持って
奥居香の格好してたたずむところから始まる。
子育ても一段落し、
パート仲間とバンドを組むというコント。
出オチかなあ
なんて思っていたら
お話にうねりが。
侮れない…。
阿佐ヶ谷姉妹・妹ミホさんが怪しくて良かった。
ナレーションの小田さんが良かった。

VTRオープニング
かわいいオシャレ風。

・阿佐ヶ谷姉妹コンサートin新宿バイタス
ピンクドレスのお衣装で
歌漫才。
長尺で見たのは初めてで
結構な迫力でした。

・変ホ長調漫才「こどもがほしい」
欲がふかいねん。
欲深なことを
無表情でサラッといっていくスタイル。
どういう経緯を経てこのスタイルになったのだろう。

VTR 庭園で大喜利 前編
4人が(なぜか)パンをモチーフにした
お題で
大喜利をする。
いい雰囲気出ている。
「アンパンマンがジャムおじさんを不満に思っていること」
という主旨のお題で
そのうち
お互いコンビへの不満を言っていく流れで
それぞれの距離感や仲良しを見ることができた。
こういうのって
やっぱりイイよね。
年齢、性別問わずだな
って思いました。

・コント「NPO思い出再現施設」
ペンさえあれば、NPO法人の名前をメモれたのにっ。
今まで友達もおらず青春を謳歌できなかった
ミホさんが
施設を訪ねて
「修学旅行の夜・松コース」を体験する
というコントです。
ほかの三人は
パジャマで
修学旅行の夜を再現します。
イケてなかった学生時代を
イケている感じでもう一度。
という発想が共感しまくりです。
「はじめてあだ名でよばれたぁぁー」
と興奮するミホさんが良かったです。

VTR「NPO施設『にじいろ』の紹介」
前コントからのつづきで
施設紹介VTRを
彼方さんのナレーションで。
静止画がゆったりと切り替わっていく様や
VTRの質感やら
やたらとリアルでした。

・変ホ長調漫才「アニメ」
『ガラスの仮面』から『名探偵コナン』まで
分からなければ
マッハで置いて行かれるコア漫才だった。
題材が『ガラスの仮面』なのが最高。
「桜小路くんの良さに気付かへんのよ」
という誰でも一度は思う鉄板の会話も登場。

・阿佐ヶ谷姉妹ネタ「阿佐ヶ谷ふたりぐらし日記 6月」
6畳一間にふたり暮らしの阿佐ヶ谷姉妹が
お互いに日記に書いたことを
それぞれ読んでいく
というネタ。
このネタは…
あたし一生聴いてられる
と思うくらい良かった。
淡々とした日常にふたりの良さがにじみ出ていて最高でした。
このあと7月もあり、
幸せだった。

VTR 庭園で大喜利 後編
ほかのひとのお題にクスクスしているときの
それぞれがいい。
変ホ長調がほんわかしていて
阿佐ヶ谷姉妹がシャープな答えだったのが
意外でした。
気のせいだったらゴメン。
ときどき差し込まれる
お庭を満喫する4人の姿もいいです。
パン…がテーマだったのかな、このライブ
とやっとここらへんで気付き始める私。

・コント「合コンに行くことになったミホさん」
ラブレターズ塚本さん脚本によるコントだそうです。
妹のミホさんが初めての合コン。
姉が心配するので
友達ふたり(変ホ長調)がスタバで相談に乗る。
唯一
会話だけで話が進行するし
新たな事実もでてこなければ
展開も少ないのにちゃんと面白かった。
肝が据わっているとでもいうのかしら。とにかく4人が格好良かった。

VTR 合コンに行ったミホさんの様子
コントからの流れで
合コンで「死んでるんだか生きているんだかわからない有名人」山の手線ゲームのようす、
カラオケでゴールデンボンバーと
いきものがかりを歌うミホさんと
もりあがる合コンメンバーのようす、
男子メンバーに囲まれて
アドレスを好感するミホさんのようす、
扉の外から覗き見する姉エリコさんのようす。
味わい深かった。

・阿佐ヶ谷姉妹ネタ「阿佐ヶ谷ふたりぐらし日記 7月」
他人どおしが一緒に暮らしていたら
必ず起こるであろう出来事やイライラが
阿佐ヶ谷姉妹の上品な語り口で
語られていく様が素晴らしかった。
ふたりで駅前の「とり貴族」に行って
めずらしく機嫌の良い妹が
ハーゲンダッツを買ってくれた
という一連のエピソードが
わたしのこの日のナンバーワンでした。

・変ホ長調漫才「OL通訳」
OLあるあるから始まって
他人の気持ちを通訳する。
これはキュンと来たなあ。
安定感がちがう。
OLネタ、すごく好きです。
自分がOLだったからかもしれない。
三本全部見て思ったけど癖になる。
もっと違うネタも見たい…と気軽に言ってしまったけど
いま検索してみて
事務所には所属されていない様子。
そっかそっか。
またあったら見に行こう。

歌:「舟歌」のパンの替え歌
くだらなくて素晴らしかった。
暗闇にコーラスがかかって
すごくシュールだった。

・コント 「パンの妖精 ブレッドフェアリーズ」
自称妖精のふたり(変ホ長調)が
新装開店したパン屋の店主(ミホさん)と
近所の主婦(エリコさん)の仲を取り持とう(?)とする
どたばた。
なんだこれ。
客観的に見れば見るほど
面白くなってくる。
パンに寄せすぎじゃ…。
面白かったです。

VTR エンドロール

エンディングトーク
VTRで思ったより太かったことがショックで…
という彼方さんとミホさんに
「だれも気にしない!」という小田さんが良かったな。
少しでもきれいに見られたい
って思うよね。自分の動画とか写真見ると。
他人はなんとも思ってないのにねー。
かわいらしい。
あとね
エリコさんの告知が多く
小田さんが「どう思うの?」とミホさんに質問。
「複雑ですよー」
とおっしゃってました。

というわけで
楽しいライブでした。
すごい書いたけど
書き残したことはないだろうか。

書いていたら
東京03のラジオ聴き逃した。
角田さんおめでとう。




THE MANZAI2013 1回戦見て思ったこと

2013年07月10日 | ライブ
THE MANZAI 2013の予選が始まっております。
昨日までで
東京の1回戦が終わりました。
当日券で500円で見ることができます。

THE MANZAIになってから初めて
1回戦に行きました。
M-1とどう違うかな?
と考えていたけど
あんまり変わらなかったかもしれません。
猛暑だったせいか
お客さんは少なかったです。

開始から30組見ましたがそのうち2回戦に進んだのは
2組でした。
厳しい。
確実な2組だったけど
M-1のときは
もう少し受かっていた気もする。
あいまいなやつは
落とされてしまうのね。
その日の出場者が140組あまりで
合格したのが15組でした。

準々決勝とか準決勝、
決勝を見ていると
芸人さんなんてとてもじゃないけど
なることができないなあ
って思う。
もちろんテレビを見ていても思う。
こんなプレッシャーのなか
面白いことをひねりだすのって
本当にすごいな
って。

でも
予選見ていると
あれ?
すごく上から目線になっちゃうの
どうしてだろ。
このコンビのネタのどこを修正すべきで
どこをもっと強調すればいいのか
とってもよく分かる。

漫才なんだから
練習してきたものを100%見せなくていいのに
とか
誘拐犯と親の電話ネタって伝説の漫才師がもうやっているから
絶対やっちゃダメじゃん
とか
せめて自己紹介のカツゼツだけはよくしようぜ
とか。

きっと純粋に漫才を見に来ているお笑いファンも
同じように思っているのだろうか。
いろんな年齢層のひとがいたけど
面白い場所ではちゃんとみんな巻き込まれていた。

いつしか妄想で
どんな漫才だったら
嬉しいかな
と考えていた。
途中で疲れちゃったのかもしれない。

若手だからちゃんと自己紹介の挨拶して
時節を入れて
そもそもその日は猛暑だったのだから
出順が早ければ
それ入れて
それで
最近気になることを話す。
たとえば
でっかいファミリーカーに乗っている運転の下手な主婦嫌い
お前は軽自動車で十分じゃ。
とか。
もしくはデブなので夏が辛いから
ダイエットしている話とか。
それか昨日見ていた海外のクッキング番組の話で
番組のホステスの谷間が凄いとか。

ここまで考えて
あれこれ自分がもし漫才するなら
っていう主題にすり替わっている!
と気付きました。
そもそもこのネタでは
3分じゃ足りないな
漫才がしたいんじゃなくて
ただ単に人に話しをきいてほしいだけ。

でもまてよ。
猛暑からデブの話題入れて、
ダイエットして
クッキング番組でこってり料理作って食べて
デブネタでつながるんじゃね。
いやいやいや。
自分では言えるけど
ひとからデブと笑われたくない。
そもそも
誰かを笑わせたいなんて思わないし!
それじゃあダメなわけで
わたしは
そもそも芸人さんとしての資質がないのですけど。

思うに
わたしが見たいネタ
って、そういうネタなんです。
そのひとにしかできないネタ。
無理してない漫才。
「ネタ」と言っている時点で
そりゃあ事前の打ち合わせと練習があるのは分かっているけど
それでも
そのひとがそのときにしか発せられない言葉と
そのときにしか出せない空気感で包まれたものでないと
そのひとがやる意味がないわけで
言霊が自分のものになっていないと
不自然さが前面にでてきて
入り込めない。

上記のネタを
たぶんわたしは書くことができるだろうけど
人前に立ってはできないだろう。
だって
しゃべる技術がないから。
ネタも重要だけど
そこからの練習や話す技術で
その芸人さんの資質が問われるわけで
むしろ大事なのは
そこじゃないかしら。
と、
1回戦の若い若い芸人さんたちを見ていて
思ったのでございます。

2回戦も行けたら行こう。
漫才する妄想をするなんてね。
暑さで血迷ったにちがいない。

キングオブコントも予選が始まっている。
これも行けたら行く。

バイきんぐ単独ライブ『エース』

2013年07月01日 | ライブ
お友達にチケットをゆずっていただけたので
単独ライブを見に行きました。
東京03のライブで
チラシを見てから
気になっていたのす。

キングオブコント優勝後初の
単独ライブ。
9つのネタがありました。

以下ネタばれ備忘録です。
(ネタの名前は勝手に命名)


・スポーツ用品店
バットを買う客西村さんと
店員小峠さん。
あきらかにバットの振り方がおかしい。
短い時間で
ワッとわいて終わる。
小話のような
味わい。

 オープニングVTR

・雨の日ポイント
ドラッグストアに買い物にくる
小峠さん。
雨が降っている間だけ
ポイントをつける店員西村さん。
融通きかない店員のネタ。

 幕間VTR「ピクニック前夜祭」
ノリノリで
ドンキでピクニックでの遊び道具を
スーパーでお弁当の具材を買う
ハイテンションな西村さん。
「“前夜”ってないでしょう」
というテンションの低い小峠さん。
西村さんって
最強のボケだな
ってこれ見ていて思いました。
すげー。
ピクニックで
これだけテンションあげられる西村さん
すごい。

・映画の撮影
主演を待つ監督小峠の前に
ADカツフルタロウ(西村さん)が
頭角を現すコント。
名前あっている?
ふたりの遊びが出ていて良かった。

 幕間VTR「ピクニック前編」
雨の代々木公園。
あきらかに荷物の多い西村さん。
「傘なんかいらないよ」
傘持てないくらいの荷物。
場所選びで
小峠さんのツッコミが冴える。
噴水近くに場所をとろうとして
「雨だし…水はもうお腹いっぱい」
作業している音で
「モーター音!」
そして
カラスが戯れる場所など。
「言っておく、代々木公園は広い」
緑のない
林のなかに場所を決め
大荷物を持っていた西村さんだけど
ピクニックシートを忘れた
というオチで
終了。

・政治家
応援を頼みにきた西村さんに
出すものを出せと安易に伝える
ベテラン政治家小峠さん。
でも
ぜんぜん
とんちんかんなことしてくる
ってやーつー。
さっきの
監督といい
ふたりが全くやりそうにない職業の設定は
狙いでしょうか。
とここで思う。
面白いよねえ。
あんな政治家…。
なにやっても
ふたりは変わらないねー。

 幕間VTR「ピクニックでバトミントン」
西村さんが
じゃーん!
と出したバトミントン。
面倒くさそうにしていた小峠さんだったけど
はじまったら
とっても楽しそう。
きゃっきゃしている。
なんだこの平和な…。

・バー
新しくできたバーに立ち寄るサラリーマン小峠
バーテンダー西村。
展開がちょっと良かった。
漫才にもできそうな
小気味いいボケでした。

 幕間VTR「ピクニックでフリスビー」
バトミントン以上に
大はしゃぎの小峠さん。
勝負するときは
本気のふたりがいい。
負けて
罰ゲームでダッシュする西村さんも
かわいらしい。
これだけで
めちゃくちゃ笑った。
幸せにしかならない。

・コンビニで万引き
万引きしたものを出すようにいう店員小峠
と、
万引きしたひと西村。
話を聞いて行くと意外な職業で。
これ
展開を考えているとき
すごく楽しかったんじゃないかな?
ベタな設定だけど
こういうふうに
展開していくのか!冴えている!
と思った。

 幕間VTR「ピクニックでシャボン玉」
これまた
変った種類のシャボン玉に
大きなリアクションの小峠さん。
楽しそう。
誰も傷つけないVTR。

・マサルくんと小峠選手
病気の子に約束するアレ。
なにやっても
バイきんぐだな
って、さらにこれ見て思った。

 幕間VTR「お弁当」
小峠さんのために
がっつりお弁当をつくってきた
西村さん。
相手を思いやる気持ちにあふれたお弁当で
おーすげー
おいしい
と、ふつうに食べる小峠さん。
おにぎりが
西村さんの握力で
ガッチガチ。
たらこのおにぎり。
玉子焼き
豚の生姜焼き
プチトマトも
入ってた。
「7時に起きて作った」
と西村さん。
ムカつく感じじゃなく
サラッと言える西村さん素敵。

・質屋
お金に困って限定品を売りに来る客(小峠)と
質屋の店員(西村)。
このコント面白かった。
ベストワンかも。

 幕間VTR「ピクニック後夜祭」
ふたりに
その後の感想をきく。
とにかく楽しかった。今度はキャンプやりたい。
あいつの喜ぶ顔が見たい。
と、興奮気味に言う西村さんと
照れながらも
まあまあ思ったより楽しかったですよ
という小峠さん。
良いコンビ!
いいVTR。

・有休願い
有給休暇を小峠課長に願い出る西村さん。
でもその日は大事なプレゼンが入っていて…。
設定としては
このコントがいちばん好きかもしれません。
スーツ萌えだからか?
いや
年相応の設定って
大事だと思います。
(はっきりとバイきんぐのふたりが何歳か知らないけど)
もっともしっくりするのが
このコントだったと思う。
なんだかわかんないけど説得力があった。
サラリーマンやったことないとしても
こういうので安心するタイプの観客のわたし。

行った人以外には
まったく分からない感想を書いてしまったけど
まあいいのです。
あとから見てニヤニヤする用です。

全体を通して
(やっぱり)
とっても面白かった。
荒削りに見えるような面も
コンビの魅力として映る。
ボケの人間性と
ツッコミの耳に残るセリフで
よくある設定も
ぜんぶ自分たちの陣地に
持って行ってしまう
力の強さを感じました。
ストイックな印象を持っていましたが
VTRで見た
ふたりのかわいらしさに
かなりやられました。
これは
売れるかも…と今更。
ブレイクして
良かったねえ。

アフタートークがあり、
DVD撮影に会場にカメラが入っていて
そのため
CMに協力しました。
小峠さんのNGテイクでかなり盛り上がりました。
それから「質屋」のネタは
モルディブにみんなで旅行に行ったときに
書いたネタだと小峠さん。
「モルディブの風を感じるネタ」だとご自身で。
男前~。




帰りにお花をもらいました。
嬉しかったです。



エレキコミック第22回発表会「と、或る人が云っていた。」

2013年04月29日 | ライブ
少し前になりますが、
東京公演を見に行きました。
エレキコミックの単独ライブです。
本多劇場。
名古屋大阪へのツアーが終わり
ネタバレ解禁。
今までも、DVDが出るのを待たずに
地方公演が終わったタイミングで
ネタバレ感想を書いていました。
しかし
これってどうなのかな?
DVDで見ようと思っている人にとっては
邪魔な感想かも。なんてよぎってはいたんですが、
先日
エレキコミックやついさんがツイッターで
「解禁」宣言されていて
あ、いいんだ。
と確信が持てた。
DVDで見ようと思っている方は
事前知識がないほうが
断然楽しめると思います。
見てきた人宛て
そして備忘録として記します。

感想は安定の面白さ。
ライブ好き、お笑い好きから
もっと支持されていいのになー
と改めて感じました。
内容は実にばかばかしく腹の底から笑って
元気になりたい私のような人間には
とてもありがたい単独ライブです。

前置きが長くなりましたけど、
全ネタ感想をします。
タイトルなど記憶を頼りにしており、
間違っているかもわかりませんが。

1、或る人が言っていた。
卒業式がおわり、
定年を迎え、学校生活最後の時をしみじみ教室で噛みしめるやつい先生。
そこへかつての教え子がやってきて
やつい先生に感謝を告げる。
先生の言葉でこれまで苦難を乗り越えやってこれた。
とのこと。
しかし、その先生の言葉は
ある人物の言葉の引用だった。
この「ある人物」の絶妙なチョイスが
いま、このときにしかないもので
ちょっと感動する。
来年このコントをするなら誰になるだろう。
10年前なら?
そんでもって
テレビっ子万歳と思った。
しかし
ずばりなチョイス。

VTR:オープニング

2、結婚相談所
今回のわたしのベストコント。
結婚相談所にやってきた今立さんに
野沢雅子(やついさん)相談員が
お見合い相手をひたすら紹介する。というもの。
ブスしか紹介しない。
「ブス」というワードの使い方
って、難しい。
簡単に使います。
って方には伝わらないかもしれません。
女性に受け入れられ、
笑いになる「ブス」の使い方の話です。
女性の間では
とってもデリケートなワードで
使い方を誤ると
一生の亀裂になりかねない。
自虐に使ったのしか
仲間内では耳に届いたことない。
エレキコミックは
上手に使う。
「“不機嫌な美人”と“陽気なブス”だったら
 長い目で見て、“陽気なブス”のほうがいい」
という名セリフが入ってました。
本当にそうだと思う。
歳をとれば
ブスと美人のふり幅は少なくなる。

VTR:物販CM
CMのパロディをふたりが次々にやる。
アルゾックのやつ
前にもありませんでしたっけ?
見物の子どもにバカにされたところまで入っていて
とっても良かった。

3、ケガ山君
高校野球の試合で
3年生最後の試合。
一度も試合に出たことない
ケガ山くんが
バッターに。
包帯でぐるぐる巻きのやついさんと
監督の今立さん。
の掛け合いが、…なんだろうなこのコント。
面白かった。
でもどう感想を書いていいのかわからない。
ピーン!
って手がなっちゃうのを利用してボールを打つとか
マンガですよね。
現実的に矛盾だらけで
そこも考え出すと
面白なー。なんなんだろう。
最後のエンディングの映像で
この「ピーン」の練習風景が流れていた。

VTR:マネージャーとのサッカー対決
サッカー経験があると豪語する
マネージャー上田さんと
PK対決をする模様を放送。
試合前の鼻につく自信満々っぷりと
やられた後の負け犬の言い訳が
とにかくすごい。
いろいろカットされていて
こんなもんじゃないんだろうな
というのが
よおおく分かった。
面白いを
すごいが追い越して行った。

4、親子
中学生になったばかりの
息子(今立さん)に
話があるという父やついさん。
「実はお前は才能がない」
夢を持っても、努力をしても
無駄無駄~♪
最高のコントですね。
才能がない
かどうかは、親の見る目もあると思うけど、
かなり早い段階で
子どもが持っているものって
決まっている
と私は思う。
自分が親になる前に予想していた
5倍くらいは
いろんなことが最初から決まっている。
公共の場で大暴れしている子どもを見て、
「親の教育が悪い」
と一概に言えないことが分かってくる。
だからある意味、
核心をえぐるコントともいえる。

VTR:今立進のシャコってビューティ
ラジオ企画で
送られてきたメールのなかに
ワニの糞をニキビにつけると
とれる。
というのがあり、
それをアポなしで今立さんの家に上り込んで
実行してみる。
というものでした。
いきなり窓ガラスを傘で強めに度突く
とか、
ベランダから入り込むとか
遠慮のなさが
ベテランだな
フワフワしてねーな。
ファンとして二人のやりとりは
楽しかった。

5、やっつんケータイショップ
携帯の調子が悪いとケータイショップを訪ねてきた
サラリーマン今立に
つぎつぎにおかしな携帯を進める店員やつい。
なんだ?
と言われたらなんてことないけど
面白かった。
やっつんクリーニング、
ドラッグ
につづく、やばいお店屋さんシリーズ。

VTR:ロボットショーでテンケテンケ1
歌舞伎町で話題のロボットショーに潜入し
やついさんのギャグ
テンケテンケをしてもらう
というもの。

6、囲み
今立結婚記者会見のコント。
記者からの質問(ナレーション)が
ぜんぶボケになっていて
今立さんのツッコミが光る。
やついさんは司会だが
これもボケていて
多重構造になっている。
雑誌名が全部エロ本とか
くだらなくてとっても好き。

VTR:ロボットショーでテンケテンケ2
顛末として、
テンケテンケ大流行で
大盛り上がり。
作家のゴウさんが、
エロいお姉さんを凝視していて
これが…。
と思いました。
お姉さんが落ちそうになりながらも
テンケテンケしていたのが印象的。

7、ジャパニーズドリーム
学生のやっつんだっつん。
やっつんが
ホームレスのアイドルになる。
光GENJI「ガラスの十代」のパロディ。
やついさんが
動く。
とにかく動く。
なんかかわいそうで
笑う。
どういう感情だか。

エンディング。

エレキコミックの単独ライブがあるたびに
書いているけど、
バカを貫く格好よさに
毎回痺れる。

格好よさは
見ている分には全然ない。
だって
バカ
だから。
ウンコとチンコ満載だ。
やついさんも
単独前のラジオで
「あれ、見られたら…学生の時だったらイジメられる」
と、半笑いで言っていた。

だけどここまで
地に足をついて
完全なるばかばかしさを
ひとつのダンディズムも出さずに
やりきるって
相当、格好いいんじゃないか
って思う。

そんなわけで
わたしは
エレキコミックのウンコのコントにさえ
知性が見えてしまう。

え?考えすぎ。
たぶんね。
バカと天才は
表裏一体ゆえ
勝手に勘ぐってしまうのです。

1年を待たないで、
また単独ライブをされると思いますので、
腹の底から笑いたければ
ストレスがスウと抜けますので
ぜひ足をお運びください。
22回もやっていながら、
まったく過去のものを知らなくても
このコンビを知らなくても
笑えるようになっているので
ご安心を。
わたしの前の席に
上品な中年のおばさまが
3~4人座ってらしたのですが、
やはり
「ウンコ」のくだりで
大笑いなさっていました。

では連休の前半が終了しました。
また水曜日に。

共感百景

2013年04月24日 | ライブ
本日
イベントに行ってきました。

六回目の開催だそうです。
お題が出されて、
それに沿った共感を得る詩を
色紙に書き、
先生の講評を聴き、
出場者のなかから
優秀賞を決める
というものです。

出演者は以下。
博多大吉 MC
東直子(特別顧問)

東京03・豊本
東京03・角田
アンガールズ田中
能町みね子
大橋裕之
鳥居みゆき
クボケンジ(メレンゲ)
桃野陽介(MONOBRIGHT)

私の目当ては
能町さんです。
と、東京02です。

面子を見て
わー
となり、それでも迷っていたら
入金忘れて
もう一回チケットを取ったところ
一番前の席だった。
平日だし、
夜だし、
下北沢だし迷ってましたが、
これは
行け
という神の啓示だな
と勘違いして、行くことにしました。

大吉さんが、
「要するにあるあるですねー」
とおっしゃって
途中でつなぎとして
RGさんからメールできたあるあるネタを
披露してくださいました。

往々にして
芸人さん以外の方は、
自由におしゃべりになる
それを巧く交通整理する様を
まざまざと目撃しました。
特に大吉さんが素晴らしかった。
劇団ひとりさんの代役だそうで、
いつもの共感百景とは
違う仕切りだったのかもしれませんが
大活躍でした。

芸人さん以外の方々は
それぞれ独特のセンスを持っていて
詩として
芸人さんとは
違う切り口を披露されていて悪くはなかったです。
ただ舞台に立ってお話をすると
所在なさげだったのが印象的でした。
東京03のふたりでさえ(ファンだが、失礼)
芸人さんはこういう場に慣れてるなあ
と、感心しました。

イベント自体は
共感した瞬間に
劇場の空気が一体となるのが新鮮でした。

あるある
って苦手だったけど、
こうやって「ありき」になると
楽しく見ることができる。

お題は


公園
一人暮らし
確率

で、漫画家の大橋さんが、
「嘘」
というお題で唄った
「本当は
 ベストアルバムしか
 聞いてない」
が優勝しておりました。
大橋さんのセンスは素晴らしいです。

お題「公園」
の子供にまつわるエトセトラは、
子どもがいる身としては、
ことごとく共感できずに、
自分とは距離があると感じ
寂しかったです。
たとえば、鍵っ子のくだり
とかね。
クラスの半分は共働きで、
今は3年生まで放課後あずかってくれたりするから
実質、鍵っ子って少ないんだよ。
だから
だいたい鍵っ子って高学年だし、
そもそもあんまり珍しくはない。
セキュリティ上、
鍵を首から下げるって
現実的ではない。
などなど考えが出てきて、モヤモヤした。
こういう知識…邪魔ですよね。

それから出演者で言えば
鳥居みゆきさんがひたすら可愛かった。
顔小さい。
肌きれい。
おしゃれ。
あの場で爆発する気はあんまりしないけど、
あの味が好きな人がいることは分かります。
あら辛口?
うん、最近ね、思うことがあるのさ。

能町さんは、
コメントをする際には
所在なさそうにしておりましたが、
詩は
直筆の力も合いまって
とっても良かったです。
色紙の空間の使い方が抜群でした。
ラジオからのファンなので、声がスピーカーから聴こえてくることに
感動した。

東京03豊本さんは
このイベント常連ということでイベントの空気と合っているなあ。
角田さんは、
後半からコツが分かったのか、
とても良い答えを連発してました。

そうそう。
アンガールズ田中さんは
存在そのものが
面白いなあ
素敵だなあ
って思いました。
きもーい!
とか簡単にやっぱり思えないよ。
このひとの
面白さや輝きは
そんなことでは片付かない。
ひとこと発しただけで
その場を自分の空気にするひと
なかなかいない。
もうスターだと思う。
落語家だって
自分の落語に入る前に
何分か枕話をするではないですか。
ここで
落語家はその日のお客さんを読んで
自分の話がしやすいように
空気を操作する。
田中さんは2秒あれば
それができる。
加えて
まったくフワフワしない。
ああいう大勢のなかにいても
出しゃばることもないのに
堂々として、安定している。
知っていたけどさー。
改めて、格好いいなー!
って感動した。
結構、卑屈なことおっしゃってましたが
わたし、全然そんなこと思ってないわ。
輝きが半端ないから。

会場を出てロビー(?)に、
その日に出演者の方たちが書いた色紙が張ってありました。
能町さんのものを撮ろうと思ったけど、
人が多くて無理だった。
夜の都会は怖いから
そそくさと帰ってきてしまいました。
でも
いい一日だった。
眠いから今日はここまで。

エレキコミック第22回発表会「と、或る人が云っていた。」を見に行った自慢

2013年04月15日 | ライブ
単独ライブに行きました。
大阪、名古屋公演もあるので
ネタ感想はまた今度。

評判はすこぶる良かったですね。
いつもの
くだらない
ばかばかしさのなかに
見え隠れする知性や
この世の真実が入った
良いコントばかりで
最高でした。

ウンコチンコずっと言っていたら
男のファンが増えた。

とエンディングトークで
エレキのおふたりが言っておりました。
これ言ったら
男ファンが増える
とかそういうプロデュース性はまったく感じません。
ただただ楽しさ全開で
とっても軽快でした。
あっという間で
「え!もう!?」
と思いました。

22回も単独やっている芸人さんが
それをやるのか。
っていつも思います。
偉く思われようと言う気が一切見えないところも
素敵で
格好いい。


これからも見に行ける人が
ちょうどよく見に行けるライブでありますように。
関係者席も解放し、
当日、補助席まで入れての
大入り満員で良かったよかった。

さ、
それはいいとして
本多劇場で執り行われた単独ライブでしたので、
ラーメンズ片桐仁さんが
渋谷パルコで
個展をやっているのだった(説明セリフ)
と思い立ってライブ前に行ってみました。
片桐さんはラジオでのキャラクターがすべてだと思うと
バカにしてしまうんですが、
アーティストとしての側面は
また違う印象で入ってきます。
自分では下手だとか失敗しただとか
才能のないコメントをたくさんかましてますけど
あれだけの(14年毎月分の)作品群を見て
そのなかに共通した片桐さんのイメージを思い描くことができます。
ああやっぱりこういうひとなんだな
って、わたし個人が勝手に読み解くと…

エロくてグロくて
それでもほっこり懐かしい優しさがある。


作業ブースがあり
運が良ければ
片桐さん本人の作業風景を見ることができる。
わたしが行った11:30は
ちょうど片桐さんがいた。
とてもラッキーでした。
下北沢でお昼を食べる約束をしていたので
しばし片桐さんを眺めてから
人だかりを後にし、展示物を眺めていたら
いつの間にか
片桐さんはお帰りになっておりました。

下北沢では
やついさんが
しょっちゅうブログであげている
パスタ屋さんに。
満席なので少しお待ちください。
と言われて店内覗くと
やついさんがいらっしゃいました。

空いた席は隣のテーブル。
会話に集中できません。
なぜなら隣のテーブルがめっちゃしゃべっているから。
聴き耳たててはいけないので
ラジオの話などお友達としていたら
やついさんひとりテーブルを立ちました。

ここでわたしは
やついさんの前に飛び出して
うお!
とびっくりしているやついさんに
「あ、あくしゅしてくださいっ」
と大声で。
さらに
「ライブ行きます、これからっ」
とたたみかけました。
ガシッと握手してくださったやついさんは
「ありがとうっ」
とさわやかにおっしゃいました。
するとどうでしょう。
店内のあちこちから
「あ、あたしもライブ行きます!」
「あたしも!」
「行きます!」
と声が。
そう店内はエレキファンで埋め尽くされていたのです。
やついさんはファンの声に笑顔で答え
去って行きました。
さらっとして
しなやかな手でした。
それはいいとして、
よくよく考えてみると
店内はいっぱいだったのです。
それなのに、
隣のテーブルの声がよく聞こえた。
そう。
満席だったのに、誰一人おしゃべりをしていなかった。
ということは、全員聴き耳立てていたのだ。
むしろわたしが友達と話す声が邪魔なくらいだったはず。
つーか
どーでもいい子どもの話しとかしちゃったよ!
恥ずかしいよー。
そしてテンパって握手を求めた私も
全員、完璧に観察していたのねー。やだよー。

握手していただいてしばらくはその興奮で
ぼやああ
となって気付きませんでしたが
家に帰ってきて
時間差で恥ずかしさがやってきたよね。

まーでもいいの。
二度と会えないかもしれないもん。
出待ちは違う
と思っているわたしなので
街中であったら
絶対に声をかけて握手してもらう
と決めている芸人さんが何人かいる。
偶然というのは
人生に何度もないので
声をかけるかどうかという悩みは
事前に済ましておいて
居たらGO!な憧れのひと。

会えて幸せだったな。
その分、勇気を使って
恥をかいたけど。

こういう話って
ラジオに投稿すべき?
うーん。

体力が回復しないので
今日はここまで。
子どもと話してたら
ケンカが行くところまで行きそうだったので
別居風親子で行く
と宣言して
それぞれ勝手に夜まで過ごした。
子どもは自分で寝た。
しかし今、罪悪感がひどい。
疲労もすごい。
寝る。
また水曜日に。
回復してたらいいな。

エレキコミックトークライブ「僕らの飲み会 vol.35」

2013年02月11日 | ライブ
丁度いいタイミングで
しかも
連休中日だったので
行ける!
行きたい!がかなって
行くことができました。
2回目。
2カ月に一度行われるエレキコミックのトークライブです。

わたしはvol.29に一度行っているのですが
また雰囲気が違って
エレキコミックおふたり曰く
「男性が増えましたね」。
とのこと。
そしてやついさんが
「女が減った」んじゃないかと解釈。
女性は行きたいライブは何が何でも取ろうとするけど
男性はそうじゃないから
女性が減ったところに男性が入ってこれた。
アイドル的部分がなくなってきているんじゃないかと
やついさん。
ここにいる女性が「最後の炎」とおっしゃってました。
ぱっと見、男性多かったかもしれません。
連休の中日だから
客層も変わったのかもね。
でも30分くらいで
チケットは完売していましたよ。

前半はエレキコミックのマネージャー上田さんの話。
「必要悪」と結果イライラさせられることも多いけど、
ネタになるし
やついさんは「上田フリーク」で結果、愛している。と。
先週行われたタイ旅行の帰り、
成田からの帰りのバスのなかで
振り返って
「ありがとな」
とやついさんが
上田さんのお礼を言い、
上田さんはノーリアクションだった話をしておりました。
今立「そりゃそーだ」
なんで急にお礼言われるのかわからないもの。

上田さんクイズ。
どう言われるのが
傷つくか?

答え:服、ダサいな。
私服はやついさんを目指しているようで
そのやついさんに言われると落ち込んでしまう。
「どこがおかしいっすか」
と必死に聞くので
「変にしてやんだ」
いたずらを実施。

タイ旅行の間に何をしていたか
と聞かれて
今立「Amazonで…」
やつい「ずいぶん遠くに行ったね」
そのやり取りの後で
オススメのカテゴリーで
美顔機がやたら出てきて
「ぞっとした」
というミラクルが。


後半のゲストコーナーは
タナカタツキさん。

これが奇跡のように面白かった。
すごい。

知識もありつつ、
その使い方が
秀逸でした。

主に、
おしゃべりが大好きで趣味。
ファミレスに昼に入って
次の昼までいたら
張り紙がしてあって
「常識の範囲内の滞在をしてください」
と書かれていた。
仕方がないから
自宅に
ファミレスを再現した。
フリードリンクと
コの字型のソファとテーブル。
禁煙と喫煙をわける透明の仕切りもつくる。
「たまにいつまでもいるやつがいて!」
ふざけんな早く帰れ
ここはファミレスじゃねーぞ

バイトの気持ちが分かったタナカさん。
やつい「因果応報っすね」

あと
サウナの話。
こちらもすごかった。
フィンランドの歴史から
日本のサウナ話
日本の歴史
それから
自分の実体験。
すべてパソコンと図書館とを駆使し
自分の足で調べたものの結晶が
面白い話として開花していて
感動しました。
ゴールが結果、笑えるところにあるんだ。
まとめ方も最高。
1時間が、あっという間でした。

タナカさんと言えば
バカドリル。
尊敬する気持ちに負けないようにしなくては
と、一瞬身構えたの
まったくの無駄だった。
まっさらで爆裂的に面白い。
魅了されました。
これはファンになる。
エンダンに次出たら
絶対見よう。

エレキコミックは
客席の状態見ながら
話し方の力加減を変えられるのね。
って分かった。
たぶんそうだろうな
って知っていたけど
2回目で事実確認を行えたから
とっても満足。

また行けるようだったら
行こうと思います。
笑えるって
幸せだ。


ではまた
水曜日に。