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12・13日目:青海省西寧より北京へ

2012-07-04 16:12:56 | 旅行記

6月6日(水)先月29日蘭州で買っておいたチケットは11:49西寧西発です。期待はずれの敦煌、ラサへの空席あるのに買えないチケット、YHでの宿泊拒否等がありましたが、河西回廊、タクラマカン砂漠、ツアイダム盆地をこの目で見ました、いろんな問題があり何も問題なく北京に帰ります。これで好とします(そう云えば、今回旅行保険かけるの忘れていました!仁川トランジットに気が行ってたよう、次回の戒めに)。

ここ西寧の今を見た感じ。ここまで豊かさ(お金)が、やって来きていたのに泡と消えた?①公共投資(中央からの)がどれほど人々に豊かさをもたらしたか、お金と一緒にやって来た沿岸部の企業がそのほとんどを又沿岸部に持っていった?②未整備なインフラ状況の中(エネルギー、流通、水等)、ただ労賃の安さだけならベトナム、ビルマがある③残る観光では、観光が何かが理解できていないし、治安制限の中では限界④残るは出稼ぎしかない、多くの人達特に少数民族の人達は、何も変わらない。結果たびたび見られる人々の倦怠感が静かに潜ってる様な気がしました。以上

みなで渡れば怖くない典型!交差点からいくらも離れていないバス停から降りた生徒たち、みなその場で道路を渡ります。

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道路逆進して横断歩道へ、でも車も別に・・・、いつもの事?

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そして、今日も仕事を求めて、この切実さが伝わるでしょうか。私達の日本よりズットズット、でも破裂しないのはなぜ?一つには権力、も一つは彼らなりの絆(この言葉が今氾濫していて・・・安っぽくなってるような・・)、そう食事中の所や、仲間に付いて行くと食事にありつける、そう、お互い様があるのです。

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一日の稼ぎを一泊で使って、出来たてを好きなだけ食べて、いつでも食べられるので腹一杯は必要ない、私たち。この現実をしっかり見て。

時間も中途半端なので、少し早すぎますが駅へ(何があるか解らないのが旅?)、ホテル前からバスが出ています、1時間近く1元13円です。

乗り込むとバスの運転手盛んに何か言っています・・・、私そこまで解りません!(料金箱に入れたと思った1元が飛び出て?落ちたのです)。後の人が入れてくれました。一コマ。

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開発ラッシュ!でもこれだけ出来ていて、人が・・・?住んでる様子が・・・?どうなってるんでしょう。。

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西寧西駅、本駅が改築中の仮駅です。それにしても他の大きな町の駅に比べ何だか不気味な・・・。

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駅前の道路はブロックされて進入禁止。スローガンは「チベット鉄道を国際レベル的運営、管理で達成するべく全力で挑戦しよう」的かな、浮いてる感じします。

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その駅前でのこのけだるい様子。

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さて駅に入るのに、中国で初めてチケットとパスポート、本人の照合を受けました。そのせいか、駅内は静か・・・。よその駅の喧騒がありません、列車の本数も少ない(チベット線だけですので)。

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ラサから、ラサへの列車です。自由に乗れる日が早くやってくるように、その時は又来ましょう。。

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スローガン「皆さんの笑顔こそ私達の願い!、良い旅、ご無事を!」

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始発列車です、11時には改札が始まり、ホームへ。

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ホームから駅前の様子。

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5号車13下段です。

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と、この一家と一緒になります。オジーちゃんオバーちゃん、パパに僕。オバーちゃん足腰が不自由(40代かに事故にあったとか)、上の段では大変だろうと(私はむしろ上のほうがいつでも横になれるのでベター)、交換を申し出ると、お願いしようと思っていたところらしく、早速チケット交換しようとすると、ダメダメと。チケットに身分証番号入ってるので車掌に断ってからだと!ここは中国です。どうしてもと差額のお金をくれます。

でも、中国の人達も、私たちと同じ、孫は目に入れても痛くない?

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定刻11:50発車。西寧駅に向かって。

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改築中の西寧駅。

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西寧郊外

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農村はまだまだです。

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蘭州から天水間

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天水から西安間、渭河に沿って下っていきます。でも過ってのシルクロードに辿り着くにはこの道筋を遡ったのか?そして西域の異民族はここを下って長安を襲ったのか?

今は鉄道は別線複線ですが高速道路はまだ繋がっていないようです。

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山間にも人家が・・・、都会からこんな所へ40年前に下放された人達も多く居たのでしょう。

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列車は20両くらい?

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列車内でぐずる事もなく、人懐こく元気な子!笑顔がいい!童子と言う言葉がピッタリ。

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隣の箱の子がこのフェースブックでアニメをやっていたのですが、それに興味津々、扱うとすぐに出来ます。そう2等寝台ともなれば、それなりに余裕の人達?2等座席の倍、でも430元5600円です。

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列車の中の食事はこれ!中国ではカップラーメンも大きい。一緒にピータンも買っています、あわせて6.5元。

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6月7日8:30石家荘

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11時過ぎ北京に戻ってきました。やはり北京は人が多い!

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駅から地下鉄軍事博物館まで歩きます(バス停がどこなのか・・・?歩いたほうが早いか)。

ここは駅前超市の親父に教えられてもらった、チケット売り場。

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それから辿り着いた航空券販売のカウンターがあったすぐ横のビル。

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標語倒れにならないように!

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1時前に定宿、甜園旅舎。チェックイン済ませ(2泊100元!)、食事へ。近くの胡同にある食堂へ、ビール、餃子2両(10ヶ)、焼飯で19元。

寝台列車では充分寝てます。よって時間目いっぱいと、近くにあって行きそびれていた文天祥祠へ。

すぐ近くにYH?。

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オオ!1条隣の胡同に新しいユースが出来てます。。でも私は・・・。

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交差点のすぐ向こうに、清朝末期光緒帝時代に作られた陸海軍部。

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洋式建築を取り入れた建物、しかし中に入る人が辮髪では、日清戦争に負けてしまいます。

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続けて和敬公主府(清朝皇女の降嫁先)。

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ここにも証券会社!

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そして新築整備?何の施設?

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保健所?

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で訪ねあてた文天祥祠。胡同の中にひっそりと・・・、誰も居ない・・・、オット折角寝ていたのにごめんなさい。。で門票も5元(おばさんの経費も出ないんじゃ~)。

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ここに位牌だっけ?記憶にないな~。。

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この詩が有名な正気歌。南宋の忠臣の一人、囚われて後クビライに仕える事良しとせず、2年後か、ついに斬首されます。

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胡同の様子あれこれ。

駐車場確保!故宮まで2,30分がとこ、どれもしっかりとアンカーされています。道路占有許可は誰が・・・、イヤ、日本ではありませんでした。。

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過ってのお屋敷の名残、門を入った所には影壁が残っていました。

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お屋敷玄関脇の公衆便所。この地区の住民には重要施設。

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夕食は見つけたオープンデッキ(歩道にまでテーブルいす並べて)で賑わってる清真食堂。お店の人のきびきびした無駄のない態度、注文はスマホに打ち込み?勘定が共有されています。やはり流行ってる店は美味しい!

ビールに羊肉串、スベアーリブ、他35元。

昨日から使ったお金;1+6.5+2+2+100+19+5+35=170.5

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