十分間俳句

発見・感動・創造! 子どもたちの感性を培い日本語力を高める十分間俳句

いけばな協会展

2010-03-14 | 雑感

土曜日に、上野松坂屋で開催されている「いけばな協会展」に出かけた。
こすげ小学校時代にお世話になった三浦春祥先生から招待状をいただいたからである。
春祥先生は、龍生派の重鎮である。
もう、10年近く前の事である。
春祥先生に6年生に生け花の授業をしていただいた。
先生は、何本かのポピーの花と牛乳瓶を持って教室にいらした。
そして、二本の牛乳瓶にポピーを飾り、それを近づけて


「なかよし」


と言われた。

「お花で気持ちを表す」

先生から教えていただいたのはそのことだ。
別に高いお花が無くてもいい。身近に咲いているタンポポでも、その一輪が心を和ます。
牛乳瓶を色画用紙で蔽うとすてきな花瓶に変身した。
先生は、それから毎年こすげ小学校の6年生に授業を続けてくださっている。
今年もしていただけたそうだ。
毎年、それが続いていることもとても嬉しいことである。


いけばな展の会場は、猛烈な混み具合で、各流派のそうそうたる方々の作品が並んでいる。
派手な作品が多い。
これでもか、これでもかという感じである。
華やかである。

その中に先生の作品を見つけることが出来た。

先生のお花は、清楚で気品がある。

あまりの混み方で、お会いできないと半分あきらめた時に、
先生から声をかけていただいた。
お会いできたのは、6年ぶりのことだ。
お若いのにびっくりした。
一緒に写真をとっていただいた。
お話ししたのは、20分ほどであったが心に残る時間であった。




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