四年生の子ども達の俳句です。
もうすぐで春になりそうまだですか
おひなさまももの花さきにっこりです
春になり小鳥の声がピーピーピー
北風に鳥は負けずに大合唱
立春だ五年生まであと少し
立春と聞いて何だかうれしいよ
北風とむきあいながら遊んでる
こんにちはうめの花ぴらおちてきた
ピッカピカ池の氷がカチンコチン
春は好きもうすぐぼくのたんじょう日
うぐいすの声ホーホケキョと春を待つ
小鳥たちもう春だよとピーチクパー
豆をまくおにはどこかににげるかな
おには外赤おに青おにどっちなの
おには外そのあと十こ豆食べた
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-小山-
寒さに負けずに春をまつ元気な子供たちの様子が目に浮かぶようです。この中で私が特に気に入ったのは、
春は好きもうすぐぼくのたんじょう日
「春は好き」と聞いて、「暖かくなるから好きなんだろうな。外で遊べるし・・・」と単純に考えていたら、「ぼくのたんじょう日」ときた。一本やられたという感じです。一日一日たんじょう日が近づいてくる春なんだ。暖かくなると同時にたんじょう日。いいなあ。お誕生日おめでとう。
おには外そのあと十こ豆食べた
十歳だから十個豆を食べたんだな。きっと大きな声で「おには外」と豆を投げたのでしょう。その後、早速手のひらに豆を十個数えて食べたんだね。かわいいなあ。とてもリアルでいい俳句だと思います。