先月半ば、新しい小学校学習指導要領案が発表されました。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/080216.htm
正式発表は今月中とのこと、未だ案の段階ではありますが、おそらく基本線は変わらないことでしょう。
その中で特筆すべきは以下の記述があることです。
第3学年および第4学年
「易しい文語調の短歌や俳句について,情景を思い浮かべたり,リズムを感じ取りながら音読や暗唱をしたりすること。」
従来は、「第5学年および第6学年」において、「 易しい文語調の文章を音読し,文語の調子に親しむこと。」という程度に過ぎませんでした。学年が下がり、しかし「俳句」という言葉が登場したわけですから、その出世ぶりはたいへんなものです
最近、「ブログを続けるモチベーション云々」というくだりを拝見しましたが、今回の指導要領は、最高のコメントではないでしょうか。多くの有識者が小山先生と同様に、「俳句の学習は効果あり!」との判断を下したわけです。ひよっとしたら、本ブログも今般の指導要領改訂に影響を与えたのかもしれません。平成 23年からの小学校の教科書には、多くの俳句作品が掲載されるでしょう。来年からは、全国で移行の期間が始まります。
ガンバレ、十分間俳句
これからの教育のため、さまざまな可能性を見せていただきたいと思います。
これまでの先行研究があります。また、地の利もあります。芭蕉翁の「古い池や蛙飛び込む水の音」は学区で読まれた句です。
今後の展開を楽しみにいたしております。
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素晴らしい情報を有難うございます。感謝。
新しい可能性を探っていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。