十分間俳句

発見・感動・創造! 子どもたちの感性を培い日本語力を高める十分間俳句

あいさつの標語

2011-10-13 | ジュニア俳句

八名川小学校の一年生の指導をした。
一年生は,難しい。
以前、沈没したことがあった。
俳人の高橋博夫さんの実践にならって、今日は言葉遊びから始めてみた。
まず、しりとり。
幼稚園や低学年の子どもには、「しりとり」は極めて有効な言葉遊びと思う。
家庭でぜひ取り組んでほしい。

語彙が増える。
何もなくても手軽にできる。
遊びになる。
家族のきずなもできる。

自分でいうのも、ひとの言葉を聞くのも、大きな勉強だ。

次は、連想ゲーム。俳句の連想といってもよい。
一つの言葉からどう世界を広げていくか。此が豊かになると俳句も豊かになるはずだ。

青-海-浮き袋-ドーナツ-まる-おせんべい-ごま- 

青-空-雲-綿飴-お祭り-盆踊り-ゆかた-

こんな感じである。学級の一寸した隙間時間や家庭で遊びとしてぜひやってほしい。
こんな繰り返しが語彙や創造力をのばすことになる。

この八名川小学校で三年生があいさつの標語を作っていた。

いってきます秋の一日はじまるぞ

あいさつをすればだれでも友だちだ

おはようと言われたきょうもがんばろう

あいさつで校長先生にこにこだ

さようならあしたがたのしくなる言葉

いつでも、どこでも言葉を操る場面を楽しく増やしていくことが、日本語力を付けていく上で有効だとも思う。