十分間俳句

発見・感動・創造! 子どもたちの感性を培い日本語力を高める十分間俳句

頑張れ六年生!(投稿)

2007-09-21 | ジュニア俳句
八名川小の六年生は12人しかいない。そう聞くと少ない人数に対してかわいそうに、と思う人もいるかもしれないが、彼らの小学校での一人一人の思い出は、少人数だからこその濃さ、深さがあるのではないかと思う。
『十二個の心一つに組体操』
この句を見た時に私は目頭が熱くなった。他の句も底から突き上げてくるパワーを感じさせてくれる。
私が初めてこの学年の教室内を見た時、先生の教卓を囲んでコの字型に机が配列されていた。約2年前のことである。勝手ながら私はこの学年にお子さんがいる保護者が羨ましいとさえ思った。先生に対しても級友に対しても良くも悪くもごまかしがきかない。多分いじめも発生しない。その想像が間違っていないことを、この句が証明してくれたような気がする。
運動会に向けての句を詠むことで自分や級友たちの存在を改めて自覚し、彼ら一人一人の持つ力がさらなる強い団結力となって運動会で発揮されることと思う。
十分間俳句のコメントとしては、本質からは外れてしまったが、彼らの俳句からにじみ出ているパワーに感動し、小学校最後の運動会に向けて頑張る子供たちへ八名川小のPTAの一人として、陰ながらエールを送りたくコメントさせていただきました。