書物の中で一冊しか持つことを許されないとしたら、私は迷わず「歳時記」を選びたい。季語は私達日本人が、この風土の中で育んできた美意識そのものだから。四季がある国は他にもたくさんあるけれど、「季語」がある国は他にない。記念日とかではなく、季節を愛でるという行為。季題を美しい言葉で詠むという文化を持っていることを誇りに思う。
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