INOJIN折々の記

蕎麦カフェや工芸倶楽部でのイベント、日々の暮らしの中で感じたことなどを綴っています。

鉾の曳き違い

2023年08月06日 | 暮らし

4年振りに開催された桐生祇園祭り。

手前は四丁目鉾の素戔嗚尊。生人形師、松本喜三郎の手によって明治8年に完成したものです。左に見えているのは三丁目の翁鉾。文久2年に完成したそうです。桐生は京文化の影響が強いので、鉾と呼んでいます。隣の栃木県では、山車と呼んでいますね。

昔は道幅が狭く鉾がすれ違うことが難しかったので、円満に曳き違うために笛や太鼓の演奏で優劣を決め、負けた方が後戻りするという習わしでした。今は道路も広くなったけれど、昨夜も昔ながらに曳き違いが行われたので、タイムスリップした感がありました。タイムマシンがあったら行ってみたいのは、明治~昭和初期の時代の桐生。

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