函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

便利な言葉

2011年05月17日 05時23分29秒 | オヤジのつぶやき
経済産業省所管の独立行政法人「原子力安全基盤機構」。
この機構で、津波による原発の炉心損傷の想定について公表。
2007年度の報告書の中で、既に想定していたという。

津波による影響評価を義務付けた国の新耐震指針。
これが、2006年9月に策定されたという。
そして、これを受けて同機構は、原発のタイプごとに調査・・・。
各機器が、津波を受けるケースなどを想定した解析を公表していた。

報告書では、こんな厳しい指摘があったらしい。
非常用ディーゼル発電機や冷却用海水ポンプが津波で損傷した場合・・・。
電源喪失から炉心損傷に至る可能性がある・・・。

解析は年々詳細になり、09年度の報告書(昨年12月公表)では、こうだ。
3~23mまで、津波の高さごとに危険性を評価。
津波の来襲で海水ポンプが損傷し、非常用ディーゼル発電機が機能を喪失。

防波堤がない場合は7m以上、ある場合でも15m以上の津波。
この規模の津波が来た場合、ほぼ100%の確率で炉心損傷まで至ると解析。
福島第1原発の原子炉建屋は、解析の想定より約3m、防波堤は約7m低い。

同原発では、約5.7mの津波を想定、実際には約15mの津波をかぶった。
その結果、13基の非常用ディーゼル発電機のうち12基が停止・・・。
原子炉を冷やす原子炉隔離時冷却系が切れるなどして、炉心損傷に至る。

東日本大震災による福島第1原発の炉心損傷事故は・・・。
国も東京電力も「想定外の大津波が原因」と主張している。
しかし、彼らの言い訳は、嘘にほかならないのは明白・・・。

貴重な報告書を無視した代償は、余りにも悲惨過ぎる。
被災の原因は、八百長政治の集大成、千年に一度の人災なのだが・・・。
政治屋に言わせれば、これも想定外か?・・・。

「想定外」は、実に便利な言葉である。
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人災の積み重ね

2011年05月16日 04時36分49秒 | オヤジのつぶやき
内部被曝の影響が大きい子供や妊婦は、早急に避難しないと危険。
それなのに、遅々として進まない原発被害対策・・・。
子供や妊婦に2か月間もタップリと放射能を浴びさせて、ようやく避難させるお粗末さ。

内部被曝をすれば、まず原因不明の下痢を起こすらしい。
下痢の症状は、避難所生活などのストレスではない・・・。
内部被曝による初期症状である可能性が、極めて高いそうだ。

また、セシウムの半減期は30年というが、30年経っても住める補償はゼロ。
チェルノブイリでは、事故後25年の現在も、30km圏内は立ち入り禁止。
原発から4kmのところに位置していたプリピャチ市は、こうだ。
人が住める放射線値まで下がるのは、900年後・・・。

チェルノブイリでの放射性ヨウ素は、最大でも1㎡当たり380万ベクレル。
それが福島第一原発では、推定2,000万ベクレル・・・。
今でも原発からは、1日あたり150兆ベクレル以上、1時間に6兆ベクレル放出。

めまいを起こしそうな数値、危険物質が大量放出されている現実。
それなのに、汚染された土壌の放射性物質にだけ注意すればいいとか。
気休め的な諸注意に振り回される国民・・・。
福島も実際に居住できるのは、数千年から数万年も先の話らしい。

また、放出されている放射性物資は、数多あるようだが・・・。
ヨウ素とセシウムの数値発表に終始・・・それで十分なのだろうか?
プルトニウム、ウラン、テルル、ルテニウム、ストロンチウム等は知らされない。

ましてや国民はこれら放射性物質が、人体に及ぼす影響という知識もない。
放射性物質放出の脅威は、私たちの想像以上なのだが・・・。
それを隠してインチキ情報を、諾々と垂れ流す国と電力会社。

人災の積み重ねが怖い・・・しかし被災者は為す術もない・・・。
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支援や同情もいいが・・・

2011年05月15日 00時48分30秒 | オヤジのつぶやき
東日本大震災から2カ月・・・福島第一原発の1号機が危ない。

もはや炉心溶解、メルトダウン、チャイナシンドロームだそうな。
原子炉内の水位が下がり、炉心が水中から露出・・・。
すると燃料の温度が上昇し、燃料を入れた金属製の被覆管が溶ける。

冷却が不十分だと燃料の溶融から、炉心の構造物破壊と落下が始まる。
ここに水があれば、水と溶融物が接触し急激な爆発が起こる・・・。
結果、爆発で格納容器が破壊、放射性物質が大量に空中へ放出。
首都圏は、死の灰が降ること必至の情勢・・・。

ところで、横浜市の学校給食用物資の産地を資料で公開。
同資料では、キャベツ・もやし・きゅうり・アスパラガスが福島や茨城産。
牛肉は福島産、みず菜・メロンは茨城産を使用と明記。
キャベツは、セシウム137が最も蓄積されやすい野菜のひとつ。
早い話が、子どもたちを放射能漬けにする施策にほかならない・・・。

そこに来て、福島県産のワカサギやアユからも規制値を超える放射性物質。
セシウムが検出されたとか、淡水魚では初めてと、はしゃぎまくる・・・。
はたまた中学校の校庭では、再び基準値を上回ったと大騒ぎ。

おまけに函館市の5漁協では、磯舟の無償提供作戦。
東日本大震災で漁船のほとんどを失った岩手県下の漁業者は・・・。
ワカメ漁やウニ漁に使う磯舟約300隻が不足している。

函館市、銭亀沢、戸井、えさん、南かやべの5漁協が、これを支援。
使われていない磯舟225隻を集めて、岩手県へ送る・・・。
それは結構なのだが、問題は磯舟で採った魚貝類。

放射能に汚染したものを誰が食べると言うのか、誰も食べやしまい。
低濃度と嘘をついて、放射性物質を大量に海へ流している現実。
箝口令を敷いているらしいが、沖合いの汚染もかなりらしい・・・。

と言うことで善意の支援も、徒労に終わる可能性大。
放射能から逃れ生き延びるためには、同情は二の次・三の次・・・。
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華vs鼻クソ

2011年05月14日 05時13分35秒 | 治安
話題が目白押しのため、本日も2題目の投稿・・・。

警視庁警部補の蛮行が、ビックニュースになった。
部下への指導と称して暴力を振るったり、飲食代を払わせるパワハラ。
いわゆるパワーハラスメント行為を繰り返していた幹部。

第5方面交通機動隊の男性警部補(46歳)を停職3カ月の懲戒処分。
上司だった警部2人も、これを黙認したとして減給や戒告処分。
ちなみに懲戒処分には、免職・停職・減給・戒告の4態様がある。

警部補は、悪ふざけだったが、指導の範囲を越え大変反省している。
他人ごとのようなコメントだが、こんな警察官は退職した方が国民のため。
その蛮行は、おおよそこんな感じであるというから恐れ入る・・・。

30代の巡査長のパトカーへの乗車遅れをとがめる。
事務室で乗車用ヘルメットを振り下ろし、巡査長の右手指を骨折させる。
20代の巡査長には、硬式野球ボールを数回投げつけて太股に打撲。
ラーメン店で、飲食代の全額(4人分5,000円)を支払わせる等など。

上司2人は、被害者の怪我を自過失とする虚偽報告書を黙認。
華の警視庁は、もはや鼻クソの警視庁という感である・・・。
イジメで溜飲を下げて、お給料を貰える警察の世界が凄い。

裏金を思うように使えなくなり?ラーメン代まで部下に払わせる?
言わせて貰えば、何を今さら、ゴメンねジローである。
警察組織の腐敗進行は、国民が想像する以上のようデス・・・。
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チキンレースの裏を読む

2011年05月14日 04時18分19秒 | オヤジのつぶやき
福島第一原発から20km圏内の警戒区域にかかる葛尾(かつらお)村。
同村もで12日、希望する17世帯27人の一時帰宅が始まった。
一時帰宅は、10日に行われた川内村に続き2回目だそうな。
この日は、川内村の第2陣28世帯43人も参加した・・・。

葛尾村の27人は、防護服に着替えて、ものものしいスタイル。
放射線量の測定器や連絡用トランシーバーを携えてバス2台で出発。
ところで10日の一時帰宅では、出発前にひと悶着が発生。

国側が示した「自己の責任において入ります」とする同意書への署名。
これを巡って、住民から反発が上がった・・・。
「立ち入りに当たっては、十分に注意し責任を持って行動します」に改めた。

しかし、住民も冷静に考えてほしいものである。
自己責任において危険区域に立入りします、という言葉持つの重みを・・・。
近い将来、間違いなく放射能を浴びたことによる身体の異常が発現する。

避難もせずに危険地域で生活し、そして放射能イッパイ浴びようツアーに参加。
発ガンしようが、誰にも文句は言えないことになる・・・。
この同意書には、そんな伏線が間違いなく織り込められているのだ。

3次、4次帰宅希望者も、暫時増えるのであろうか。
警戒区域は危険・・・それを承知で住民を自己責任で立ち入らせる・・・。
国は被災者に対して、「チキンレース参加」を呼びかけているに等しい。

チキンレースとは、度胸あるいは蛮勇を競うゲーム。
崖に向かってバイクや車を走らせ、より崖っぷちの所で停めた者が勝ち。
ただし、崖から落ちたら負けである・・・。
被災者の皆さん、頭を冷やして考えて下さいナ・・・。

被災者に自己責任を強いながら、国や電力会社は自己責任から逃げ回る。
そしてさっそく、メトルダウウンという厳しい事態に直面したが・・・。
役立たずの工程表計画を見直すのだとか、実にのどかな景色である。

八百長のロジックが、平気でまかり通る原発の世界。
例えようがないほど悔しい・・・。
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賠償金捻出策

2011年05月13日 04時20分08秒 | オヤジのつぶやき
東京電力は、会長・社長を筆頭に、取締役が20人とか。
そのうち副社長が6人、常務9人さらに執行役員29人、監査役7人。
そして9人の理事等など、頭でっかちの組織である・・・。
.
おまけに公共事業を御旗に、公共料金は海外より割高らしい。
この世の春を謳歌してきたリッチな企業である・・・。
そんな企業が、福島原発事故で風向きが変わり始め・・・。

事故の賠償金捻出策を巡っては、頭を悩ませているようだが・・・。
いとも簡単に、電気料金の値上げ方向に舵が切られた。
政府と東京電力のコラボレーション、力作が一層の輝きを増す。

数兆円と想定される賠償金の基本は・・・。
企業でのリストラと毎年の利益から捻出するのが原則。
しかし資金不足のため政治劇場は、電気料金の値上げを認める方向。

結局、国民に負担を押しつける結果となる・・・。
安易な値上げにならないよう、政府が厳しくチェックするというが・・・。
結局は、八百長政治のやること・・・とあきらめの境地。

大幅な値上げとなる可能性が、極めて大きい・・・。
かくして東京電力幹部の、優雅な暮らしは安泰?
復興よりも、東京電力再建のための施策が優先?・・・。

一方、賠償問題で弁護士業界は、訴訟特需でにっこりニコニコ?
悔しい限りであり、毎日がグチっぽい話題が続く・・・。
明るい話題を探したいのだが、これが現実でもある・・・。
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やせ我慢は禁物

2011年05月12日 04時38分01秒 | 政治
福島県八重洲観光交流館を訪問した空き缶親方。
県産の味噌をおそるおそる?食べる顔が、とてもカワイイ。
思いっきり言わせて貰えば、本音は放射能が怖いけれどヤセ我慢。

思いつきで軽はずみな発言を繰り返す親方は・・・。
「歩く風評被害」と酷評されながらも、大変な人気者となっている。
更なる軽はずみな発言で、事態をより深刻にするように期待したい?・・・。

一方、女子プロゴルファーたちは、ゴルフ開催地の茨城でPR。
茨城県産の野菜の安全性を、積極的に広報・・・。
集まった観客に対して、おいしいですよと宣伝しきり。

しかし、ちょっと立ち止まって冷静に考えて欲しい・・・。
放射能の降りかかったであろう味噌、トマト、キュウリ等など。
平気そうな顔で口にするが、内心はドキドキに違いない・・・。

内部被曝を怖がり、顔が引きつり、体内被曝の兆候が発現?
放射能が降る国では、まず生き延びることを真剣に考えるべし。
それが先であり、パフォーマンスに浸っている暇などはない。

風評被害云々ではなく、現実を直視するべきである・・・。
ところで、親方やゴルファーたちの皆さん・・・こんなサイトを知っている?
凄いホームページをご覧遊ばせ・・・目が点になるハズ。

放射線の病気が始まるのは、おそらく今秋から来年の春・・・。
沢山の被爆者が、出てくる・・・既に東北では下痢が見られる。
これは、被曝症状の一つで、普通の薬では止まらないらしい。

都内の大手病院救急救命センターでは、被曝症の患者が増加とか。
放射性物質が、肺に吸引されたことによる内部被曝症。
これは、日本の医療システムにとっては完全に未知の領域。
手に負えない事態・・・ただごとではない状況になってきているようだ。

注目すべきHPは、たたかう老人!飯山一郎のハッタリなしの口演会場
官製版の嘘つきサイトよりもずっとマシで、危機感が共有できる。
国民を思う気持ちが、ひしひしと伝わってきて凄いHPデス。

味噌・トマト・キュウリを食べる・・・その神経が理解できない。
調子に乗って喰っていたら、コロッと逝くのかも・・・。
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ドイツ気象庁情報(日本語版)

2011年05月11日 16時49分09秒 | 暮らし
ドイツ気象庁情報(日本語版)が復旧しました。
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アイデア提供

2011年05月11日 06時01分37秒 | 政治
福島第1原発事故で、放射線量が校庭などから検出された。
それを受けて文部科学省等が、表土と下層の土の入れ替え作業を実施。
その結果、入れ替え後は、表土の放射線量が10分の1以下に低下。

一定の効果が確認されたと胸を張るが、本当か?・・・。
日本原子力研究開発機構の職員が、スコップ片手に参加。
80cm四方の二つの穴を約50cm掘り下げる・・・。

表土を下の方に、底の土は表面に入れ替えるように移し代える・・・。
入れ替え前の表土は、放射線量が2.1~2.3マイクロシーベルト。
入れ替え後の表面は、10分の1の0.2マイクロシーベルトまで低下。

文部科学省は、今後、詳細に調査結果を分析・・・。
放射線量低減のため、有効な方法として提示できるかを判断するとか。
しかし冷静に考えれば、放射能はこれからも常に降り注ぐ現実がある。

と言うことでそんな弥縫策では、屁の突っ張りにもならない?
お役所のやる仕事は、どこまでも他人ごとで気楽・・・。
そんなに安全なら、いっそのこと首都を福島に移設したらどう?

ついでにお役人たちは、家族ともども福島に住んだ方がいい・・・。
人口も増えて、食材の地産地消が促進される・・・。
これこそ、震災復興に向けた真の協力である。

政治には、こんなアイデアこそが是非とも必要?・・・。
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放射能津波

2011年05月10日 04時51分15秒 | 暮らし
マグニチュード8級の余震、誘発地震が起きる危険性が高いらしい。
東日本大地震以降、1か月足らずでマグニュチュ-ド5以上の余震。
これが計500回観測、震度5強以上の発生確率も平常時の50倍とか。

それにも増して怖いのが、放射性物質を含んだ津波の来襲。
福島原発事故でタレ流した大量の「放射性物質」が再上陸・・・。
懸念されているのが、アウターライズ地震だとか。

東日本大地震のような巨大地震後に見られる現象らしい。
明治29年の明治三陸津波では、標高40mまで津波が駆け上ったとか。
今後の怖さは、津波の中に放射性物質が含まれていることだ・・・。

福島原発から排出された汚染水は、1万トン超。
海水で希釈されるとはいえ、セシウム、ストロンチウム等などetc。
2号機の取水口付近では、基準の750万倍の放射性ヨウ素も検出。

原発建屋の地下からは、今も海に流れ込んでいるようだ。
大気中にも放出中であり、この放射性物質も海水に溶け込む・・・。
こんな放射能津波が日本を襲い、土壌や地下水を汚染。

想像しただけでも、怖すぎる話である・・・。
ところで、5月6日のブログに「自分の身は自分で守る」として書いたが・・・。
ドイツ気象庁の日本語版サイトができたのに、数日で消えた。
そこにはこうある(何度かアクセスしてみる価値はありそう)が、翻訳もつけて見た。

We're very sorry
Our servers are over capacity and certain pages may be temporarily unavailable. We're working quickly to resolve the issue.
In the meantime, please consider donating to the Red Cross to help those in Japan who are in need of support.

非常に残念です
我々のサーバーのものは、5月に能力と特定のページの上にあります一時的に利用できません。
我々は、問題を解決するために、速く働いています。
一方、支持が必要である日本でそれらを助けるためにクロスを話に寄付することを考えてください。

ドイツの方はちょっと意味不明な部分もあるが、台湾気象庁の協力というおまけ情報も登場。

外国の対応等には感謝したいが、見えない力も働いているのだろうか。
シュミレーションだが、ドイツ発放射能飛散予測情報は確度が高かった。
それなのに、そのサイトが消えた・・・まずは、自己防衛に徹するしかない。


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誰も責任を取らない国

2011年05月09日 04時44分47秒 | 政治
飯舘村のニュースで、幼稚園児がバスに乗降する姿。
マスク、帽子、リュックのスタイルであるが、実に痛々しく気の毒・・・。
それにしてもなぜ、放射能に汚染された町に暮らし続けるのだろうか。

白血病の労災認定基準値は、1年間で5ミリシーベルトである。
それなのに、校庭で浴びても大丈夫とする数値が、年間20ミリシーベルト。
それなのに、直ちに健康被害は出ない、と言うのが政府の統一見解。
まさに、めちゃくちゃの世の中・・・怒りの持って行き場がない。

そこに来て文部科学省は、更にびっくり仰天の施策を発表。
放射性物質に汚染された校庭の表土を、学校敷地内で処理する実験である。
校庭を20cmほど掘り返して、表層の土と下層の土を入れ替える。
チェルノブイリ原発事故では、土壌改良に効果があった工法と胸を張る。

汚染土の上に盛った土が、放射線を遮断する効果があるというが・・・。
幼児や小中学生など、子どもたちはモルモットではない!
子どもたちが、バタバタと倒れてからでは遅いのに、何たることだろう。

一方、福島第1原発では、空中に放射性物質を放出・・・。
放射性ヨウ素131、セシウム134や137の濃度は、1㎤当たり0.001ベクレル。
国民が数値をよく知らないことを良いことに、外部環境に影響ないとする。

プルトニウムには一切触れず、微量とか影響がないとか、これまた嘘くさい。
原子力危険・不安院の了承を得て、怖い放射性物質の扉を開けて放出開始。
そんなものを撒き散らす必要性が、よく分からない・・・キミたちの底意は何だ?

チェルノブイリと比較できないほどの内部被曝が、危惧されているのに・・・。
そんな危険を見て見ぬふり、警告すら発しないメディアも問題である。
馬鹿さ加減もここまで来たら、シニカルに笑うよりない・・・。

国の原発事故対策の暴走は、歯止めが効かない・・・。
統治機能は狂い始め、足音もなく忍び寄る日本沈没は目の前。
放射能という破壊的脅威を甘く見過ぎて、いずれ臍を噛む・・・。

そんな不真面目な政治のおかげで、今日も腹が立ち血圧は上昇中。
誰も責任を取らない不思議な国、日本・・・。
情けなくもあり、悔しくもある・・・あ~ぁ、やるせない・・・。
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親方のパフォーマンス

2011年05月08日 03時49分00秒 | 政治
親方が、八面六臂の大活躍・・・というよりパフォーマンス。
福島原発の対応のまずさを挽回すべく、原発対策に熱くなり・・・。
中部電力浜岡原発の全面停止要請という、ステキなお仕事を披露。

国民の原発に対する不安感を軽減、それが目的らしい・・・。
ただ、政府内で十分に検討された形跡はなく、これも所詮は弥縫策のよう。
支持率低迷に苦しむ中で、反転攻勢のために考えた名案ならぬ迷案。

経済産業省原子力危険・不安院も、これを後押し。
浜岡原発の当面停止要請の背景については、一定の理解を示す。
安全対策の、一層の信頼性を高める必要がある・・・フムフム。

抜本的な安全対策には、防潮堤などで津波を防ぐ一方・・・。
被災した場合の予備品の確保などが必要になる。
対策完了までには、おおむね2年程度かかる・・・。

浜岡原発対策、これも何か八百長くさい感じである・・・。
福井県の「もんじゅ」はどうする?残る原発はどうする?
原発は、すべからく停止そして建設中止しないのか?

地震列島の上に、原発を造ること自体がクレージー。
耐震補強工事で、想定地震にも耐えられるというが、これも嘘。
原子炉をつなぐパイプというパイプは、地震で折れ、外れ、緩むこと必至。

しかし国は、折れても外れても緩んでも、「想定外」の言い訳か・・・。
それにしても、浜岡で起死回生を狙っているに違いない。
ヒーローになりたくて、なりたくて?なんだろう・・・。

福島原発対策が最優先、それを忘れてはしゃぐ姿がいじらしい・・・。
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けん銃発砲に思う

2011年05月07日 03時12分00秒 | 治安
本日は、2題目の投稿・・・敢えて書いておきたい。
東二本大震災の陰に埋もれてしまうのが、もったいない話題。

5月3日のゴールデンウイーク中の午後7時半過ぎ。
神奈川県警松田警察署員が、管内のコンビニ店の前でけん銃を発砲した。
事件の発端は、店の前で5~6人がけんかしている、との110番通報。

駆けつけたお巡りさんが、店の前にいた男性から事情を聴こうとしたら・・・。
2~3人の男が乗り込んだ乗用車が発進。
制止を振り切り、車が逃走したため、警察官がボンネットめがけてけん銃を発射。

その後に警察は、公務執行妨害容疑で逃げた男を逮捕した。
お巡りさんは、バックした車をよける際に、足をひねって右足を捻挫。
同署の副署長は、以下のような苦しいコメントである・・・。

現在、判明している事項の中では、適切なけん銃の使用であったと思われる・・・。
思うのは警察の勝手だが、この副署長も勉強不足ぎみでなかろうか。
けん銃発砲要件、相手に対する危害許容要件を知っているのだろうか?

警察官職務執行法」第7条には、こうある。
犯人の逮捕若しくは逃走の防止、自己若しくは他人に対する防護又は公務執行
に対する抵抗の抑止のため必要であると認める相当な理由のある場合・・・。
その事態に応じ合理的に必要と判断される限度で、武器を使用することができる。

今回は喧嘩の現場で、警察官の事情聴取に応じず、現場を立ち去ろうとした。
急バックした車に、お巡りさんがひっかけられそうになっただけの状況である。

警察官等けん銃使用及び取扱い規範」には、こうある。
原則としてけん銃を撃とうとするときは、撃つことを相手に予告すること云々・・・。

しかし警察は、不手際な職務執行であっても、先手でメディア対策を講ずる。
不適正な職務執行であっても、適正な職務執行を装う強引さ。
組織防衛という御旗のもと、頑張るエネルギーが凄い・・・。

こんな軽微な事案で、けん銃を発砲するお巡りさんの登場である。
「天才バカボン」の、けん銃乱射の困まわりさんを思い浮かべてしまった・・・。
神奈川県警は、武器の使用要件、危害許容要件を再勉強すべし!

武器はけん銃ばかりでなく、警棒も武器であることを忘ずに!
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工程表

2011年05月07日 02時14分24秒 | 政治
東京電力の話は、まるでおとぎ話、夢物語である。
福島第1原発の1~4号機の事故収束の見通しでは・・・。
6~9か月かけて収束させるとした「工程表」を発表。

政府と東京電力コラボによる事故対策統合本部。
その本部長である迷指揮カンのもと、1か月毎に進捗状況を公表。
いままで、散々嘘くさい発表をしていながらの大変身である・・・。

1号機は、原子炉格納容器を水で満たす水棺の準備に着手。
2、3号機では、作業の具体的方針すら示されないが・・・。
今後は、各号機ごとに具体的な進捗状況を示したいらしい。
工程表を見直す可能性も示唆して、逃げ道もシッカリと忘れない。

まぁ、6~9か月での収束は、絵に描いた餅で終わる可能性大。
着想はいいが、実現の可能性のない計画に思える・・・。
チェルノブイリでさえ、25年経っても人が住めない現実。

ましてや福島原発事故は、それを上回る大惨事である・・・。
収束に30年、50年・・・百年かかる大事業と覚悟すべきであろう。
無人へりコプターやロボットでしか、近づくことのできない現場。

そんな危機的な状況を知れば知るほど、嘘くさい工程表。
口からでまかせの大本営発表は、聞き飽きてしまった。
そこに来てこんな危機なのに、民主党の長老は海外でゴルフ三昧。

東日本大震災対策本部の副本部長という肩書きをぶら下げて・・・。
そんなにゴルフをしたかったら、福島県に行ってゴルフをしたまえ!
こんな安っぽいセンセイでも、勤まる国会議員がステキである。

そして缶くんは、全閣僚が共通認識を持ってあたってほしいと指示。
その行間をシニカルに読めば、たまには息抜きでゴルフもよし・・・か?
やはり、政治ごっこは長閑であり、うらやましい限り。

政府も東京電力も、その工程表は全くアテにならない・・・。
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自分の身は自分で守る

2011年05月06日 02時42分47秒 | 政治
3月14日、福島原発の3号機の大爆発・・・。
福島原発から世界じゅうへ、プルトニウムを飛散させた。
3月30日のブログにも書いたが、この怖いプルトニウムの再確認。

長崎原爆の原料であり、プルサーマル原発の燃料でもある。
おまけに、人類が遭遇した物質のうちで最高の毒性を持つ物質。
こんなプルトニウムの微粒子を、世界じゅうへ大量に飛散させた。

人が踏み込めない福島県・・・それを頑張ろうと呼びかける政治。
校庭の表土を削るとか、自宅への一時帰宅云々等など、実に白々しい。
そして被災者たちの声は、虚しく響き渡るだけである・・・。

原爆許すまじとか、過ちは繰り返さないと叫んできた日本。
世界で唯一の被爆国も、ここに来て瞬時に色あせて瓦解・・・。
100兆ベクレルの放射能の前には、為す術もない・・・。

プルトニウムの事実こそ、国や企業が隠したい最重要極秘事項だとか。
カン違いだらけの政治のおかげで、被害拡大は必至。
人生いろいろ、缶もいろいろ、ガンも肺・肝・甲状腺等といろいろ。

日本の将来の姿が、ようやく見え始めた・・・そういうことなのか。
そんな中で、ドイツ企業ドイツ気象庁のシュミレーションはありがたい。
この予想図によれば、函館地方もすっぽり放射能雲の中である。

嘘八百の放射能情報を信じていたら、我が身が危ない。
やはり原子力行政も、八百長の世界と言うことか・・・。
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