函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

人災の積み重ね

2011年05月16日 04時36分49秒 | オヤジのつぶやき
内部被曝の影響が大きい子供や妊婦は、早急に避難しないと危険。
それなのに、遅々として進まない原発被害対策・・・。
子供や妊婦に2か月間もタップリと放射能を浴びさせて、ようやく避難させるお粗末さ。

内部被曝をすれば、まず原因不明の下痢を起こすらしい。
下痢の症状は、避難所生活などのストレスではない・・・。
内部被曝による初期症状である可能性が、極めて高いそうだ。

また、セシウムの半減期は30年というが、30年経っても住める補償はゼロ。
チェルノブイリでは、事故後25年の現在も、30km圏内は立ち入り禁止。
原発から4kmのところに位置していたプリピャチ市は、こうだ。
人が住める放射線値まで下がるのは、900年後・・・。

チェルノブイリでの放射性ヨウ素は、最大でも1㎡当たり380万ベクレル。
それが福島第一原発では、推定2,000万ベクレル・・・。
今でも原発からは、1日あたり150兆ベクレル以上、1時間に6兆ベクレル放出。

めまいを起こしそうな数値、危険物質が大量放出されている現実。
それなのに、汚染された土壌の放射性物質にだけ注意すればいいとか。
気休め的な諸注意に振り回される国民・・・。
福島も実際に居住できるのは、数千年から数万年も先の話らしい。

また、放出されている放射性物資は、数多あるようだが・・・。
ヨウ素とセシウムの数値発表に終始・・・それで十分なのだろうか?
プルトニウム、ウラン、テルル、ルテニウム、ストロンチウム等は知らされない。

ましてや国民はこれら放射性物質が、人体に及ぼす影響という知識もない。
放射性物質放出の脅威は、私たちの想像以上なのだが・・・。
それを隠してインチキ情報を、諾々と垂れ流す国と電力会社。

人災の積み重ねが怖い・・・しかし被災者は為す術もない・・・。

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