函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

多過ぎる

2011年05月05日 02時47分51秒 | 政治
日本丸の船長が、大震災後に作った対策組織がすごい・・・。
本部が6、チームが9、会議が8、室が1で総計24組織だとか。

原子力災害対策本部、福島原子力発電所事故対策統合本部
電力需給緊急対策本部 、緊急災害対策本部
被災者生活支援特別対策本部、復興本部(仮称) (予定)   

原子力被災者生活支援チーム
放射線遮蔽・放射性物質放出低減対策チーム
リモートコントロール化チーム、長期冷却構築チーム
放射性滞留水の回収・処理チーム、環境影響評価チーム
被災地などにおける安全・安心の確保対策ワーキングチーム
放射性燃料取り出し・移送チーム、原発事故賠償チーム(予定)

各党・政府震災対策合同会議、 被災地の復旧検討会議
被災者生活支援各府省連絡会議、 災害廃棄物処理の法的問題検討会議
災害廃棄物処理の円滑化検討会議、被災者等就労支援・雇用創出推進会議
被災者向けの住宅供給促進検討会議、復興構想会議
震災ボランティア連携室

よほど自信がないのか、放射能を怖がっているのか知らないが・・・。
指揮命令系統もよく分からず、多過ぎる組織で何をするのだろう。
形ばかりで効果の見えない本部と会議で、一人気を吐く船長。

責任の所在は、一層不鮮明となるばかり・・・。
これじゃ、船頭多くして船山へ上る・・・に違いない・・・。
いつまで宰相の椅子にしがみつけば、気が済むの?

無知蒙昧な政治には、呆れて声も出ない・・・。
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放射能を浴びるツアー

2011年05月04日 04時39分25秒 | 政治
なぜ、こういうことになるのだろうか・・・。

政府の計画する福島第1原発から半径20km圏内の「警戒区域」。
ここの避難住民の一時帰宅に関して、福島県や関係9市町村と協議。
関係自治体職員による「実地試験」が、3日に行われた。

住民が一時帰宅する本番の日程は、試験結果を受けて改めて協議。
実地試験は、先に政府が発表した基準に沿って行う・・・。
警戒区域内は、バスを使ってまとまって移動。

自宅への誘導や通信などで、運用上の問題が生じないかを調査。
一時帰宅を1世帯1人に限定するとか、2人にした方がいいとか。
おまけに放射線量が高い町が、トライアルの対象地域に選ぶ始末。

選定理由は、スクリーニングや除染作業の参考になるからと言う。
職員らは、防護服や線量計、マスクなどを身につけてバスに分乗。
ある村の職員は、「特攻隊の気分」とハイテンション?・・・。

避難住民の命を粗末にする愚策でしかない。
チェルノイブリ事故より酷いというのに、その危険地帯を訪問。
これじゃ、「放射能をイッパイ浴びるツアー」そのものである・・・。

自宅や故郷を捨てたくない胸中は、察するに余りある。
一時帰宅に感激して、2回目、3回目の帰宅要求??
避難民は、もっと現実を直視すべきでないだろうか。

見えず、臭わず、静かに体を蝕む放射能。
この本を読んで、その怖さの理解を深めてほしいのだが・・・。
健康に異常を感じた時には、既に遅し・・・である。
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のんき過ぎる対策

2011年05月03日 03時32分04秒 | 政治
洗う、煮る、皮や外葉をむくなどで、汚染の低減が期待できる。
ただし、煮汁は捨てる・・・。
避けられるなら避けるべきだが、リスクとしては低い・・・。

何か煮え切らず、他人ごとのように報道される危険対策情報。
ヨウ素は水に溶けやすく、水道水で基準を超える値が検出された・・・。
これに対しては、これまた、こんなのんきな解説。

基準値を超えたものは当然、注意すべきだが・・・。
毎日飲み過ぎるなどしなければ大丈夫。
飲み過ぎの基準が極めて曖昧で、無責任そのものである。

計画的避難区域に指定された福島県飯舘村では・・・。
放射線量が高い地区に、幼稚園児と小中学生計45人が残留。
各家庭の事情で避難が進まず、自治体はその対応に苦慮。

先月末で、累積放射線量は12.84ミリシーベルトとか。
来年3月までに61.7ミリシーベルトになると予測されている。
年間20ミリシーベルトを上回る数字だが、避難を躊躇する親たち。

白血病などの発症で騒ぎ出しても手遅れなのだが・・・。
期待できる、避けるべき、リスクは低い、注意すべき、過ぎなければ大丈夫。
こんな曖昧で、いい加減、無責任な言葉に翻弄される日々。

命を守る視点が、スッポリと抜け落ちた原発事故対策の連続。
心身共に疲れてしまい、出るのはため息ばかり・・・あ~ぁ。
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言葉遊びvsダジャレ遊び

2011年05月02日 03時03分32秒 | 政治
東京電力社長の発言には、呆れてしまった。
福島原発事故の被害補償に関し、免責理由の可能性に言及。
巨大災害の場合、原子力損害賠償法の規定による免責条項。

他人ごとのような認識を表明したらしい・・・。
私どもとしては、そういう理解があり得ると考えている・・・。
また、役員報酬の50%カットを決めた同企業。

大臣が生ぬるいと批判したら、「大変厳しいリストラ策」と反論する始末。
利権や自分の暮らしを守ることに必至な風情である。
国民がどうなろうと関係なし、自分たちの暮らしが一番大事。

一方、原子力安全委員会の長も、これまたビックリ仰天発言。
建屋に溜まった高放射線量の汚染水処理については、こう語る。
知識を持ち合わせていない・・・。
東京電力と原子力安全保安院にしっかりと指導をしていただきたい。

なんじゃ、こりゃ???・・・知識もないのに委員長??
この委員長は、常勤といっても定例会議は週1回だけとか。
これで約1,650万円の年収(月給約94万円とボーナス)のご褒美。

税金で、こんな役に立たない者を雇用する政治って何だ?
こういう者を重用する国や官僚の頭の中を知りたい・・・。
おまけに、経済産業省の原子力安全・保安院は、専門家が皆無とか。

権限は強大だが、原子力の知識がないという組織らしい。
こんな組織が、国民の安全を守るとは、至極残念・・・。
あるサイトの拾い読みだが、この回文は言い得て妙、大傑作である。

上から読んでも下から読んでも、「ほあんいん ぜんいんあほ」。
保安院、全員アホだそうな・・・シッカリしていただきたい。
それにしても言葉遊びに戯れる政治が、情けなく感じるこの頃・・・。
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七飯岳の湧水

2011年05月01日 04時37分24秒 | 暮らし
今日は、大震災で水に困っている方々に申し訳ないが・・・。
函館市の隣町、亀田郡七飯(ななえ)町にある湧水に行ってきた話題。
自宅からマイカーで40分ほど、函館わいん工場のすぐそば。

大清水石油というスタンドの裏手にある湧き水スポットである。
まずは、駐車場入り口で駐車料金100円を支払って入場。
場内では老夫婦1組が、焼酎4㍑用の箱でせっせと水運び中。

聞くところによると、2週間に1回を目安に水汲みに来ているとか。
10年ほど前に新聞に紹介されてから、人気が広がった場所のようだ。
毎分の湧水量は、約1,700㍑で、とにかくまろやかでおいしい。

団塊オヤジも、遅れじと急いで水汲みに専念・・・。
持参の容器は、すべからく瞬く間に満タンとなってしまった。
おまけに気づいたら、水汲みに来たマイカーで駐車場は満車状態。

あれよあれよという間に、水汲み場は、人・ひと・ヒトでごった返し。
それにしても函館近郊に、こんな湧水があったとは・・・。
「七飯岳の湧水」に、病みつきになりそうである。

まだの方は、試しにどうぞ・・・。
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