函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

かすむ消費税の増税理由

2013年10月17日 07時00分18秒 | 政治
平成26年度予算編成を巡っての動きが活発化らしい。
とりわけ、自民党内では国土強靭化関連予算獲得に熱いようだ。
この国土強靱化は、東日本大震災を教訓に・・・。
自然災害に強い国土造りを目指す安ン倍さんの目玉商品。

それを受けてか、自民党の国土強靱化総合調査会長さんは・・・。
「国民の命を守るのが政治だ」と主張し、熱く語る秋の景色。
来年4月からの消費税の増税という後ろ盾が、心強いのだろうネ。

そして同会長ら国会議員の面々は、今月10日に東京湾へお出かけ。
塩害で劣化が進む品川区の首都高速道路を視察した。
直下型地震が起きたときのことを考えると、本当に恐ろしい・・・。
我々には、大きな宿題がある・・・と豪語して憚らない。

視察後は、防災・減災の必要性からインフラ整備を急ぐことも主張。
同行の議員らに、頷かせることも忘れない・・・。
おまけに、東京五輪があるから余計に整備をやらなければいけない。
と威勢のいい言葉を繋ぐ元気ぶり・・・。

こう言わしめる背景には、こんなこともあるらしい。
昨年8月に成立した消費税増税法、その法律の付則にこうあるとか。
消費税率の引き上げによる経済への影響を踏まえ・・・。
防災、減災に資する分野に資金を重点的に配分する・・・。

なんじゃ、こりゃ???社会保障はどうした?
増税分は、そのまま社会保障費に使うとしてきた目的は・・・。
ここに来て、視界不良の状態に陥りつつある・・・。

しかし、この会長さんは、こう言って鼻息も荒い・・・。
財源がないから何もできないでは、政治にならない。
財源よりも命が大事だ!・・・。

防災・減災よりも公共事業の推進が大事・・・。
社会保障は二の次・三の次・・・底意は景気浮揚じゃないのか?
東京五輪という錦の御旗のもと、無駄な公共事業の展開。
そんなドラマの幕開けが始まるように思えてならない・・・。

国の借金が、あまりにも大きい・・・。
社会保障を口実に消費税増税を企んだ政治・・・。
増税分の多くは、国の借金返済と公共事業費に投入?

そんな思惑が頭を持ち上げて来た感じ・・・。
国民のためとか、社会福祉のためにというまやかしの詐術?
二枚舌の政治には、ただただ恐れ入る・・・。

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