原発ゴミの処分場探しで散財

消費税を増税する一方で、電力企業ではお金の無駄遣いが凄い。
話題の原発ゴミ、いわゆる核燃料から出るゴミ。
それを地中に埋め捨てる「最終処分場」探し・・・。

そのために１２年間で使ったお金が、なんと４８７億円。
原資は、電気料金で賄ったと言うが・・・。
その使途のほとんどが、処分場探しの人件費や広報費。

そんなお仕事をつかさどるのは、原子力発電環境整備機構。
別名ＮＵＭＯ（ニューモ）と呼ばれ、２０００年１０月に電力業界が設立。
経済産業省の認可を受けてのものだと言うが・・・。
役員１０名中、２名は経済産業省幹部が天下っているそうな。

あぁ、それなのにそれなのに・・・処分場はいまだに未定。
ああだ、こうだ、故郷だ、震災復興だ！といじくり回し・・・。
本音の部分を避けて、まやかしの言葉で繋ぐ三文芝居。

こんなことで、震災復興が期待できるのか？
１２年間の長期にわたり、原発ゴミの処分さえ決まらない。
官僚の天下り先が、リレーされるだけの役立たずの組織。

思うに最終処分場は、放射能汚染のひどい福島県。
同県以外には、原発ゴミを処分するところはないと思うが・・・。
原発ゴミや放射能汚染ガレキを県外に運んでひと儲け。

震災復興という美名に隠れて金儲けを企む金亡者たち。
原発ビジネスに群がる彼らの狡猾な姿は・・・。
知れば知るほど、小憎たらしく、そして腹立たしさを覚える。