何を今更、マニフェスト？

変わり身の早さだけは、一人前の民主党。
さっそく、次期衆院選マニフェスト（政権公約）の検討に入った。
将来も含めて、消費税率引き上げには触れない・・・。

その狙いは党内対立を避けることと、もう一つ。
消費増税法成立でコラボレーションを演じた自・公両党。
そんな彼らとの対立軸を明確にする狙いがあるという。

振り返れば、前の選挙で公約にない消費税増税を強引に断行。
マニフェストは国民と約束だが、今度は、公約に掲げないとする。
公約を無視する傲慢な態度は、何に例えればいいのだろうか。

野ダメ君の最大のお仕事と言えば、消費税増税法案の成立。
２０１４年に８％、１５年１０月には１０％へ引き上げるとほくそ笑む。
そして言うだけ番長のセイジ君は、こんな言い草。

「できたことは書かない」・・・とする。
他の党幹部も「書く必要はない」と一蹴して、ニベもない・・・。

ともあれ市井の生活者は、数々の裏切り行為を記憶に留めた。
ましてや政治のマニフェストは、詐欺フェストに等しい。
と言うことで政治屋たちは、国民の怒りを忘れないでいて欲しい。

何を今更、マニフェスト？そんな気持ちで一杯の今日この頃である。