記憶にない

記憶にない・・・政治屋にとっては、実に使いやすく便利な言葉らしい。
「記憶にございません」・・・で思い出すのは、ロッキード事件当時。
この言葉が、よくテレビ画面上で飛び交ったものだ・・・。

翻って今では、政治屋や官僚トップが常套句のように使う。
「記憶にない」を連発して、国民を煙に巻いて口を閉ざす。
潔さのない輩がこの言葉を使うと、ずるそうに見えて小憎たらしい。

あまつさえ、ばれそうになったら「返しゃいいんだろ」と居直る始末・・・。
その態度がデカ過ぎる、と言うのだ。
ところで返すって？どこに返す気だ？和歌山の運輸族のドンさん。

献金をした団体は、すでに解散消滅・・・。
言葉にアヤをつけたつもりだろうが、ただただ空疎に響く・・・。
政治屋というのは、何とも気楽な商売のようだ。

また官房副長官も、数日前の失言が記憶にない・・・ときた。
よほどモノ覚えが悪いか、モノ忘れが進んでいる証拠だろう・・・。
都合が悪くなれば「記憶がなくなる」・・・認知症の前兆と違いまっか？

更に元首相というお方は、こんな攻撃を始めた・・・。
民主党議員をつかまえて・・・「違法な金を集めて当選してきた」。
これも、不適切な発言だなぁ・・・そして追い詰められれば、「（発言は）記憶にない」か？

地方自治体は、こんなだらしのない政治に舐められる必要はない！
こんなモノ忘れのひどい痴呆爺隊？に振り回されることもない！
全国の知事は、熱血漢の大阪府知事とスクラムを組むべきだ！

役に立たない政治屋＝痴呆爺隊と夢の対決をすることで、日本の政治は変わる・・・。
そう信じたい・・・のだが、そんな期待は甘過ぎるか？・・・。
それにしても・・・なんのための、誰のための政治なのだろうか。