函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
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大ピンチの文雄親分

2022年11月19日 06時27分50秒 | 政治

「死刑ハンコ」発言で辞任した葉梨康弘前法相。

その更迭を巡るドタバタ劇の余波が続いているようだ。

11月15日に松野官房長官が、衆議院議院運営委員会の理事会に出席。

会期中にもかかわらず、大臣の辞職に至り、誠に申し訳ありませんと謝罪。

ところで辞職はもとより、そこに至るプロセスも大問題だったようだ。

葉梨くんの問題発言が大きく報じられた11月10日。

この段階では、文雄親分は更迭しない方針を示していた。

11日午前の参院本会議では、感染症法等の改正案が成立。

その本会議中にも続投させる意向の答弁をした。

ところが、午後になって急に更迭する展開

立憲民主党の安住国対委員長は、こう言って憤る。

だまし討ち、議会にとっては冒涜そのものだ!

山際大志郎前経済再生相が辞任した時も文雄親分が、本会議で説明し質疑を行った。

しかし、これは異例の対応だったらしい。

野党側の要求を突っぱねられず、親分をさらし者にしたに等しいとか。

体を張って親分を守るべき官房長官や国対委員長。

彼らが役に立たない現実も酷いようだ。

閣内では、寺田稔総務相と秋葉賢也復興相。

この2人が「政治とカネ」の問題を抱えている。

結果、今後もドミノ辞任が続く可能性があるようだ。

その度に文雄親分が本会議で説明・謝罪。

そんなことをしていれば、任命責任問題に発展するのは必至だとか。

内閣支持率の更なる下落は、避けられないようだねぇ。

官房長官は、危機管理に動く気配がなく、この政権を守る覚悟が全くなし。

政権運営の要である官房長官、国対委員長が、全く機能していない。

そこに来て自民党で好き放題をやる萩生田政調会長。

財政再建派の文雄親分は、萩生田くんに阿るような景色だとか。

現在の力関係が、雄弁に語っているらしい。

萩生田も、松野も高木も安倍派の中核。

泥舟の岸田内閣に見切りをつけ・・・。

静かな「ステルス倒閣」に動き出しているとの噂も見え隠れの政治劇場である。


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