函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

官邸vs検察

2020年05月17日 03時24分27秒 | 政治
自民党の河井案里参議院議員陣営の選挙違反事件。
水面下で官邸と検察の熱い闘いが展開中のようである。

亭主の河井克行前法相が、起訴された秘書らにメールを送信して、買収工作を直接指示していたことが判明。
検察当局は、これらのメールを押収しており、買収を指示したと見て立件に向け捜査中。
この事件は広島地検が捜査しているが、逮捕した秘書らの取調べは大阪地検特捜部から派遣された検事らが担当。

そして大型連休中に河井夫婦の任意取調べ。
これは東京地検特捜部の検事が担当したという。
前法相の立件に向け、検察が総力を挙げる景色に、希望の光が見えるなぁ。

今回の捜査は、今年1月に黒川弘務東京高検検事長の定年延長が・・・。
突然、閣議決定されたこととの関連を指摘する声が検察内にあるらしい。

黒川クンは、2月7日に63歳の定年を迎え退職するところだったが・・・。
晋三は、無理やりの法律解釈変更で退職を半年先延ばしした。
検察幹部にとっては寝耳に水であり、黒川クンの送別会が急きょキャンセルされたとまで言われる。

ところで黒川クンは、政権に不都合な事件を須らく闇に葬ってきたと囁かれている人物。
現在の稲田伸夫検事総長が、慣例通り就任2年で7月に勇退することを見越して・・・。
後任に黒川クンを据えるための奇策とみられ、批判を招いた。

そして稲田検事総長は、黒川クンの定年延長を聞いて、こんな一言を漏らしたと伝え聞く。
あっちがそうくるなら、こっちも考えがある。
「あっち」は晋三軍団で、「こっち」は検察組織とか。

そして「こっち」の考えが、河井夫婦の選挙違反事件・・・。
想定していた人事構想を覆され、検察人事に露骨に介入した晋三。
検察庁法を改正しても、本件選挙違反は消すことはできまい・・・。

正義を貫き、不正を剔抉する検察の矜持に期待したいねぇ。
まぁ、法案は来週には衆議院を通過するらしいが・・・。
この先は、河井前法相を立件で政局に突入か?とまで言われ始めた・・・。

晋三頑張れ!検察頑張れ!ちゃっちゃっちゃ!

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