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函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

お勧めしたい全国大会

2008年10月31日 07時29分26秒 | 不正
懲りない官公庁の不正経理に辟易しているが・・・。
ところが、更に追い打ちをかけて不正が露見した。

今度は、独立行政法人「高齢・障害者雇用支援機構」での不正経理だ。
高齢者や障がい者の雇用業務の委託費を交付している全国の都道府県の雇用開発協会。
1999~2007年度の不正額が、なんと計約2億2千万円。

会計検査院の八面六臂の大活躍で、不正経理が順次摘発されるのは良いことなのだが・・・。
その使途を知るたびに、血圧が上昇する団塊オヤジ・・・。
ここでも、福祉を喰いものにしている卑しい輩が、わんさかいるようだ。

カラ出張やカラ雇用による裏金捻出、これを職員の飲食費に充てるのは朝飯前。
委託費を使い切るため、年度末に物品を架空発注して業者側にプールする「預け」・・・。
またか~、「預け」で民間企業を犯罪に巻き込む狡猾な手口・・・ホンマに止めて欲しいネ。

更には、管理がずさんなため出張費や超過勤務手当を過大に支払う。
はたまた、退職者に記念品として配る商品券などetc。
目的外の費用を委託費から支出する豪華メニューが山盛り、てんこ盛りだ。

どこの官公庁も似たり寄ったりだが、さしづめ裏金のパイオニアといったら警察か?
こうなったら、「全国官公庁裏金コンクール大会」でも開催したらどうだ!
優勝チームの賞品には、国からの補助金を腹いっぱい贈呈。

こんなくだらん話をブログに書いて今日もため息・・・あ~ぁ。
それにしても公金の不正流用・・・腹が立つなぁ~。
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懲りない公務員たち

2008年10月21日 07時11分23秒 | 不正
今度は、国補助事業をめぐる12道府県の補助金の不正経理がえぐり出された。
全国で総額約5億5,000万円に上ることが、会計検査院の調べで分かった。
不正額の最多は、愛知県の約1億3,000万円で、県単独事業も含めて3億円の不正を認めた。

全国の自治体単独事業などを含めると、不正経理の総額は10億円を超える可能性がある。
凄いねぇ~、相も変わらずお役人のやることは、ズル賢くて立派過ぎる。
そして12道府県は、いずれも私的流用などは否定。

私的流用といえば、道警の裏金問題の時に流行った言葉かな?
今回の手口といえば、事務用品を架空発注して業者に裏金をプールする「預け」という手口が目立ったらしい。
おまけに、補助事業と関係ない部署で雇用しているアルバイトの賃金を支出。

はたまた自治体単独事業なのに、補助事業から旅費を捻出するなど対象外の事業に流用。
予算を年度内に使い切るため備品を購入したことにして、翌年度に納入するケースも・・・。
早い話が、架空発注で業者に裏金をプールする手口。
甘い砂糖に群がるアリと同じで、どうも年度内に使い切る予算システムが曲者のようで、役人根性丸出しだ。

さて、北海道はどうかと言えば・・・19日になって、ようやく不正の金額を明らかにした。
2002~06年度の合計で、6,030万円だった。
北海道知事は「不適切な会計処理だと指摘を受けたことは、大変遺憾であり、道民に申し訳ない」とのコメント。

ついでに「道民に対して恥ずかしい。顔向けできない・・・」と言って欲しかった。
北海道の出納局長は、「私的な流用や裏金といった不正はない」と強調する一方で「こちらにも言い分がある」と開き直った態度。
言い分があるのなら、北海道民に納得のいく説明をしたまえ、出納長さん・・・。

どうせ税金じゃないか・・・そんな感覚しか持てないニッポンの公務員。
これは、民間企業を巻き込んだ立派な犯罪なのにそれも忘れて・・・トホホなこった。
これじゃ、納税者の痛みなど、そんなの関係ねぇねぇスタイルも理解できるというもの・・・。
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聴覚偽装事件・・・その後

2008年10月08日 07時12分06秒 | 不正
聴覚障害の身体障害者手帳が、不正取得されたとみられる北海道発の事件。
虚偽の診断書を作成するため、患者に一定の聴力があることを知りながら聴力検査で重い診断が出るよう患者を誘導していた疑いだ。

札幌のこの医師は、検査で聴力があることを確認した。
それなのに、重度の聴力障害と診断できるよう「低い音にはボタンを押さなくてよい」と具体的に指示したことなどが明らかになっていた。
こうして聴覚障害で最重度の「2級」の診断を受け、手帳を取得させていた。

しかし、疑惑発覚後の昨年末から、手帳を返還する人が続出した。
医師は一連の疑惑について、「患者の詐病であり、医師が問診や聴力検査で見抜くことは容易でない」と抗弁。
もちろん、虚偽の診断については否定。

また、行政書士法違反の疑いで、患者の手帳申請を代行した札幌市の社会保険労務士(67歳)なども登場し出した。
「軽度」の障害と診断された患者が、社会保険労務士や仲介役に相談した後の再検査では、一転して「重度」と診断された例も複数あるという。

それにしても、同医師の診断を基に支給された障害年金額が凄い。
書類が残る2002~07年度の6年間だけでも約140人、総額7億円に上る。
手帳取得に伴う重度心身障害者医療費助成も凄い。
1999年度から9年間で768人に対して、北海道と市町村が総額2億5千万円を支給していた。

税金の減免については、札幌国税局が所得税の追徴課税を視野に調査入りする方針。
しかし、障害等級2級で年間30万円が控除される地方税の住民税は、徴収窓口が各市町村で調査が複雑になるらしい。
これが明らかになれば金額は、更に増える・・・。

10月5日までに手帳取得者863人のうち、手帳返還者は812人で返還率は94.1%。
この事件も世相を映し出しているようで・・・相当に根が深いな~・・・。
返済を求められるであろう障害年金、医療費助成や追徴課税・・・大きな代償になりそうだ・・・。
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悲憤慷慨

2008年10月07日 06時33分32秒 | 不正
悲憤慷慨(ひふんこうがい)とは、まさにこのこと。

厚生年金の算定基礎となる標準報酬月額の改ざん問題。
厚生年金の全オンライン記録約1億5,000万件。
そのうち標準報酬が、故意に5等級以上大幅に引き下げられていた記録は、75万件に上ることが明らかになった。

現在、標準報酬月額は、30等級に区分されているらしい。
5等級の引き下げ幅となれば、現行では月額36,000円から15万円に相当するという。
お役人さんが、企業とグルになって金額を改ざんするとは・・・。

国民の老後をめちゃくちゃにしておきながら、何の恥じらいもない。
誰も責任をとらない・・・社会保険庁解体までの時間稼ぎということか。
このほかに、標準報酬引き下げと同日か翌日に、厚生年金からの脱退処理が行われている。

これが15万6,000件、6カ月以上さかのぼって記録が変更されているのが53万3,000件。
3条件のうち1つでも当てはまる記録を単純に合計すると143万9,000件。
重複分を除いても改ざんの疑いがある記録が、100万件を超す可能性が出てきたと言う。

5等級以下の改ざん不正を精査すれば、まだまだ増えるのだろう・・・。
この不正は、底なしの様相を呈している・・・。
消された年金ではない、これは故意に消した年金・・・犯罪と言わずに何と言うのだろう。

それなのに不正関与を認めた職員は、 たったの一人。
ズル過ぎる・・・そんな悪知恵を働かせて、自分たちの標準報酬月額を増やしたのでは?と勘ぐりたくもなる・・・。
こうなりゃ、不正を働いた職員自ら、反省の態度を具体的に示させる必要がある。

さしづめ、彼らの標準報酬月額を5等級引き下げというのは、どうだろう。
こんな荒治療でもしなければ、心を入れ替えない?腐りきった組織・・・。
警察や検察が不正に走るから、不正を真似る官庁も増殖、暴走する?・・・。

そして正直な国民は、いつも痛めつけられる側だ・・・。
不公平過ぎる世の中を、政治の力で改めて欲しいと想うのだが・・・。
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ひどい世の中

2008年09月12日 06時50分47秒 | 不正
世の中全体が狂い出したのではないか、と思える酷い、ひど過ぎる~ニュース。

ひとつは、社会保険庁職員による、年金改ざん事件だ。
保険料を滞納した事業所に改ざんを指導していた事例が1件あったことを初めて認めた。
しかし、組織ぐるみの関与は認めない。
これは、消えた年金どころか、消した年金・・・犯罪だ。

この発覚は、OBの内部告発がきっかけ。
告発者は、「氷山の一角の一角、組織ぐるみ」と断言している。
まさに警察の裏金がバレたときの否定と、ウリふたつ。

職員側が「記憶にない」と述べたことを根拠に組織ぐるみの関与を認めない、という優等生ぶりの答弁。
否定して堪えることだけは、体に染みついており何ともズル賢い。
国民の老後の生活、そんなの関係ねえ、ねえスタイル丸出し。

もう1件、大阪の米加工販売会社が、事故米を食用に転売していた事件。
この事件1年以上前の内部告発らしいのだが、のんきに構えてくれてた農林水産省。
おまけに仕入先も農林水産省から・・・どうなってんの、農水省!
仕入れた米は、工作糊など工業用に使用が限定されている事故米だ。

この事故米には、中国製冷凍ギョーザに混入されていたものと同じメタミドホスが入っていた。
おまけに、「地球上に存在する化学物質の中で最も発がん性が高い」というアフラトキシンB1が入っていたという。
専門家によると、アフラトキシンB1は遺伝子を傷つけ、その傷ついた遺伝子の細胞が増えて行って癌になるという。

「食べた人は、なす術がない。人間に食べさせるのは犯罪です」
それを焼酎や日本酒、そしてお菓子の原料、病院の給食米として転売。
大いに儲けていたそうな。
慌てた農水省は、会見を開いて関係団体に自主回収を要請した、と発表したが、いかにもノンビリ。

当社長は「会社の経営が厳しくて、つい……九州工場の提案を受けて5、6年前から私が指示してやっていた」
10年ほど前からついつい?転売していた、というから開いた口が塞がらない。

社会保険庁、農林水産省は、やる気なし、責任の所在なし・・・。
こんな組織は、存在意義があるのだろうか?
答弁が振るっている・・・これらは、犯罪的な行為だと・・・。
的じゃないって、これもれっきとした犯罪だ!
あぁ、それなのにそれなのに・・・警察は、出てくるのが遅いな~。

ホンマにひどい世の中になったものだ。
ニッポンは、どうなるんだろう・・・。
今日もまた重いタメ息しか出ない・・・あ~あ。
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腹の中

2008年08月29日 05時40分41秒 | 不正
太田誠一農水相の政治団体の騒動。
秘書の自宅を事務所として届けて5年間で事務所費など約4,820万円の経常経費を計上していた。
ズルいと心底思う。

秘書宅は、一戸建てで事務所の表札などはなく、外見上は通常の民家。
太田農水相は、「家賃は支払われていない。事務所の届け出にはいろんな見方がある」と弁明したが辞任の考えはないらしい。
またか・・・政治家の腹はどんな色なのだろうか。

福田康夫首相は26日夜、北京五輪のメダリストを含む選手約115人を官邸に招き、感謝状と記念品を贈呈した。
その際、柔道男子の金メダリスト選手が、自分から首相に握手を求めて、その感想をこう話した。
「首相は、腹黒くないから国民に人気がないのですネ・・・」

う~ん、こんな表現もあるのか・・・言い得て妙のような気もする。
やはり多くの国民は、政治家の腹は黒いと思っているのか?
内閣改造から1か月もしないで、またまた金にまつわる不祥事だ。
やはり魑魅魍魎の世界だな・・・。
過去には、なんとか還元水とかばんそうこう王子も農林水産大臣として在職していたっけ。

まあ、大臣たちの閣議と言っても所詮、事務次官会議の決定事項を追認する舞台のことだ。
官僚の振り付けで踊るセンセイたち腹の中は・・・。
一次産業の主管大臣の腹は?・・・さしずめ、農業・漁業など、そんなの関係ねえ、ねえ?
当面する諸問題と向き合わず、現ナマと真剣に向き合う政治家の腹は、やはり黒かった・・・。

へ~ぃ、(センセイの不祥事暴露)一丁上がり~・・・という声が、舞台裏から聞こえた?
行政を牛耳っている傲慢な官僚たちのやることだ!
次なる掛け声は、「へ~ぃ、裏金埋蔵金、一兆(円)上がり~」か・・・。
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ワンマンカーの大事故

2008年08月04日 08時00分58秒 | 不正
函館から車で1時間ほどにある森町での不正。

町長が、町発注の消防防災センター工事を巡る談合事件で1日、逮捕された。
逮捕の容疑は、競売入札妨害の疑いとか・・・。
町長を37年もやってくるとこうもなるものなのか。

同町長は、町発注の大型工事では、地元の大手建設会社に落札させるよう民間業者同士の談合を長く黙認してきた、とされる。
それを一転して今回は「天の声」を出して、町外の企業が落札するように仕向けたらしい。
知人の不祥事をネタに揺さぶられ、どうも、その辺から話がややこやしくなったようだ。

そもそも、自治体発注工事における高コストの要因は、「地元」という枠組みにあることは間違いない、と言われる。
地元業者を儲けさせるために、わざわざ高い税金を遣ってきた。
今回は、手を出してはいけない合併特例債までつぎ込んでの発注だ。
おまけに指名選考委員会の議事録偽造などという小細工まで登場・・・。

今回の逮捕劇は、自ら墓穴を掘った、ということ。
37年間もの長きにわたって心地のいい町長の椅子に座り過ぎた?。
町民も、しがらみにとらわれて、ワンマンに絶大な権力を与え過ぎた。
さしずめワンマンカーの暴走事故と言ったところ。

とうとう37年目にして、転落という大事故を起こしてしまった。
権力にしがみつく者の最終章は、いつも決まってこうだ。
気の毒と言おうか、哀れなフィナーレの絵となる。

北海道の道南地方では、過去10年間で首長の逮捕は、これで5人目。
人物をよ~く観察しないで、しがらみだけの選挙に没頭してきた町民の代償は余りにも大きい。
しかし、有権者は頭を冷やして、街の将来と真摯に向き合う絶好の機会でもある・・・。
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ピンチはチャンス!

2008年07月23日 06時46分21秒 | 不正
北海道が着工予定の当別ダム工事は、入札がピンチらしい。

当別ダムは、札幌から車で2時間ほどのところに位置し、治水や札幌・石狩・小樽・当別の4市町村の水道水確保のために造られる予定の多目的ダム。
本年度から本体工事にかかり12年度に完成予定だ。
そこにきて入札のピンチというのは、こうだ。
一般競争入札への参加が予想された大手ゼネコンが、相次ぐ談合事件で軒並み指名停止となり、入札ができなくなる可能性からだ。

今回の入札は、価格に加えて高度な工事技術も判断材料とする総合評価方式とかいうらしい。
と言うことで施行できる業者は、全国で20社ほどしかない。
入札中止そして再入札となれば、ダムの着工・完成は半年程度遅れる見込みともいう。
しかし、節度のない入札が絶えない現状からすれば、ゼネコンの頭を冷やすためにも指名停止は当然必要。

一方、「官」の態度はいかがなものかと言えば・・・。
仮に入札となっても、応札業者が極端に少ない状態で落札した場合、道民の批判が心配だ。
浄水場の老朽化が進み、早い供給を期待して気を揉んでいる。
我々が、どうにかできる話ではなく、困ったとしか言いようがない。
と、これまたのどかな風景。

しかし、突き詰めればこの「指名停止」は、官民癒着の談合という合作だったはず?
団塊オヤジに言わせれば、指名停止期間はもっと長くしたほうがいい・・・。
その結果、大手ゼネコンといえども倒産は必定・・・ということで業界から退場。

路頭に迷う社員はどうするか・・・。
ゼネコンといえば大きな企業ではあろうが、世間一般では、さげすまして見るような風潮がないとは言えない。
しかし、ゼネコンの社員にも良心を持っている者もいるはずだ。

そして優れた技術は企業そのものではなく、個々人が持ち合わせているものだ。
ゼネコンの上層部は、その上にあぐらをかいているだけの構図ではないのか。
これらの良心のある優秀な人材が、談合に加担しない企業に流出・転身したらどうなる?

この絵が実現すれば、企業献金がなくなりセンセイ真っ青、天下りのできない公務員も真っ青、ゼネコンはそれ以上に真っ青!
税金を節約を歓迎する納税者は、にっこりニコニコ。
当別ダムさん、ピンチはチャンスでっせ・・・。
ということで官民癒着の談合粉砕へ向かって「レッツゴー!!」
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アメ玉

2008年07月18日 06時31分43秒 | 不正
スポーツや勉学では、一粒のアメを摂るか摂らないかで、その後の頭の回転が大きく違ってくる、と言われるが・・・。

大分県の教員採用試験をめぐる問題が、全国に波紋を呼び起こしている。
北海道においても、公立学校の教員採用試験をめぐり疑惑が浮上してきた。
北海道教育委員会が、合否結果を北海道議会議員や道内自治体の首長らの問い合わせに応じて、受験者に結果が届く前に連絡していたようだ。
道教委は、「口利きではない。合否にも影響はないが、誤解を招きかねない行為だった」と否定に躍起。
 
そもそも合否結果は、受験者本人に直接、郵送通知されれば良いだけのこと。
そこに国会議員秘書や県議会の議員、はたまた自治体の首長が、しゃしゃり出てくるから話がややこやしくなる。
不正疑惑に拍車をかける一方だ。

教育関係機関は、こう言う・・・。
「合否に影響を与えてはいないが、このような取り扱いは誤解を招くため、今後は行わない方向で対処したい」
「地方公務員法上の守秘義務違反にあたるとまでは言えないが、つてで合格した、という疑いを与えかねず適切ではない」
「すべての採用を取り消せば、学校が立ちゆかなくなる」

今更、守秘義務云々とか、学校が立ちゆかないという瑣末な言い訳は要らない。
不正の実態をどこまで剔抉できるか、作為的に不合格とされた受験生の救済をどうするかが先ではないのか。
議員や首長が、本来の仕事以上に「教員試験合否の結果」にご熱心だというから恐れ入る。
まさか、アメ玉に群がって、頭がおかしくなったわけでもあるまいが・・・。

一方、函館の隣町にある森町では・・・。
05年に発注した「消防防災センター」工事の入札談合で6人が逮捕された。
おまけに町長自らの談合主導疑惑も浮上・・・。
談合というのも、よほど美味しいアメ玉のようだ。
この疑惑も・・・アメ玉の摂り過ぎでなければ良いのだが・・・。

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能力偽装?

2008年07月09日 06時27分57秒 | 不正
大分県の小学校教員の採用を巡る汚職事件がひどい。

収賄容疑で再逮捕された大分県教委義務教育課参事は、県警の調べに対して・・・。
今年度の採用試験でも「約20人を合格させるよう上層部から依頼され、15人くらいに加点した」
「得点を水増ししなくても合格した受験者も4、5人いた」との言い訳?も・・・。

今年度の合格者41人のうち、県教委幹部から口利きのあった受験生が半数を占めていたことになるらしい。
小学校教員の採用試験は、昨年7月に第一次筆記試験があり、472人が受験。
9月の面接などの第二次試験には117人が進み、最終的に41人が合格した。
11.5倍というすごい競争率、難関だ。

それにしてもこの参事は・・・。
教育者の親から子供を合格させるるよう頼まれ、現金など計400万円相当を受領。
教育者の子供2人はともに合格し、今年4月から勤務・・・。
不正採用者を粗造濫造・・・なんという腐った教育現場であることか。

4月12日のブログでも、札幌市教育委員会の教員採用試験の内部資料流出問題を話題にした。
教育現場でこのような不正が、蔓延しているとは思いたくない。
がしかし、この世界も底なしのドロ沼?・・・。
その程度の品格しかない者が、教壇に立つことが腹立たしい。
その教育効果は、ボデーブロ-のように将来、間違いなく効いてくるのだろう。

真摯な気持ちで試験に臨んだ受験者が気の毒過ぎるな~・・・。
ズルッペして取得する教員資格が、どれほどの価値というんかい。
偽装にこだわれば、これは能力偽装じゃナ!

考えれば考えるほど腹の立つ情けない出来事。
右も左も金、金、金・・・あの世に大金を持って行けるわけでもないのに・・・。
と言うことで人生は、ほどほどがちょうど良い・・・。

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札幌市の談合疑惑

2008年06月15日 06時53分11秒 | 不正
北海道開発局の談合が世間を騒がせていたと思っていたら、今度は札幌市役所に疑惑が飛び火した。

札幌市発注の下水道電気設備工事を巡る官製談合疑惑で、公正取引委員会の立ち入り検査が行われていた。
札幌市役所をはじめ、元札幌市助役の個人事務所や関係企業9社に立ち入り検査。
これまでに大手企業5社が中心となって、談合グループを形成していたことが明らとなった。

企業側は、1995年に公取委が刑事告発した日本下水道事業団発注工事の談合事件と同じ5社が中心となって談合組織を作っていた。
今回は、その「北海道版」が復活した形だとも言われる。
各社は告発後ほどなく、全国の自治体や事業団の工事で再び談合を始めたとみられるが、北海道では特に組織化が進んでいたようだ。

札幌市では、2000年9月にも高校の校舎解体工事を巡って、建設部の幹部が逮捕されている。
この時もその温床には、札幌市主導の入札で本命割り付けがあったというが・・・。
要は、不祥事から何も学ばず、また同じ事が繰り返されて来たということ。

しかも入札の原資は、税金・・・。
それを談合で高額落札、つまり税金に寄ってたかって山分け・・・そんなことに血眼となる企業。
そこに天下る公務員は、談合で活躍しなければ、その存在意義が全くない。
そんな不正を生業(なりわい)としなければならない企業や公務員OBの面々・・・情けない限りだ。
もう本当にいい加減にして欲しいナ、こんな馬鹿なこと・・・。

こうなりゃ、懲りない馬鹿どもにお灸をすえるために、やはりアメリカ版厳罰の出番!
不正を働いた公務員やOBは退職金没収、持ち家を売り払ってでも支払えないほどビックな罰金と懲役実刑。
企業幹部も同様のペナルティとして、以後、3年間は入札参加資格剥奪!

これで企業は倒産、市場からの退場間違いなし!
度肝を抜くほどの超ビックなペナルティを科すしかない!
不正が割に合わないことを思い知らせない限り、懲りない馬鹿どもはこれからも延々と生き延びる・・・。

自助努力をしている正直な企業が、馬鹿を見る今の情けない世の中。
こんな日本は、どう考えても不公平!・・・談合のない国、アメリカを見習うべきだ!
がしかし、政治家がこの問題に真摯に取り組み法制化してくれるかどうか・・・。

これが一番の問題。
キーワードは・・・為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり。
是非ぜひ、この名言を実行して欲しいものなのだが・・・。
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談合の歴史

2008年05月24日 06時44分13秒 | 不正
開発局の元農業水産部長ら「談合3兄弟」が逮捕された官製談合事件の話題。
北海道開発局長は20日の記者会見で・・・。

「この事件の内部調査について捜査に協力するのが第一、早期の実態把握は難しい。起訴が一つの時点だ」
と言うことで、3人の起訴後に職員や建設業者への聞き取り調査を始める意向を明らかにした。
「官製談合が、農業以外の道路や河川で行われていた可能性はないと信じたい」
信じるのは、勝手なのだが・・・。
「行われていないとは言い切れない」との言葉の裏にこそ真実が隠されているのではないか?
また、同局長は、新たな不正防止策を明らかにした。

農業分野については、各開建に設けている公正入札調査委員会に誓約書を提出。
農業以外も含めた全入札を対象に、発注に携わる全管理職や企業に談合に関与していないことを誓約させるとした。
要は、「談合を主導しません」とか「談合を絶対にしません」ということだ。
これは、見せかけだけのポーズ、茶番に過ぎない。
なぜならば日本は、世界にも稀な談合大国・・・。

日本の談合の歴史は、150年以上に遡るというから恐れ入る。
今では、政官民がバレないよう巧妙につるんでの八百長入札が蔓延。
つまり・・・出来レースを演出しているのが実態のようだ。
企業としては、天下りを雇い談合に参画しなければ、生活の糧が入らないという気の毒な側面もある。
60歳定年の官公庁OBを高額な賃金で社員として雇う自体が、我が社は、談合企業です、と認めているようなもの。

そんな根の深い巨悪の犯罪組織が、跳梁跋扈しているのに・・・。
局長一人で立ち向かって何ができるというのだろうか?
誓約書たる紙切れ1枚で、談合システムを変えれると思ったら大きな間違い?

懲りない連中の抵抗は必死!
誓約書などという弥縫策では、毒にも薬にもならない。
所詮、局長もトカゲの尻尾?・・・ということでトカゲは生き延びることになる?・・・。
国土交通省の出先機関である北海道開発局は、統廃合の矢面に立たされている。
どこまで本気で、談合という醜い巣を退治する気なのだろうか?

アメリカでは、談合が出来ないほどペナルティが厳しいようだ。
何事もアメリカをお手本とする美しい国のこと・・・談合防止策も真似ればいいのに・・・。
偽装入札の談合風景・・・・もう、いい加減にしてほしいなぁ~。
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面接試験の不正

2008年04月12日 06時17分58秒 | 不正
札幌市教育委員会の教員採用試験の内部資料が、受験者に流出していた。

面接のマニュアル、想定問答集なるマル秘資料流出というから驚きだ。
資料は、「個別面接における面接員の発言要旨参考例」と「面接検査実施上の留意事項」。
その資料を読めば、25分間の個別面接質問の大半が予測できる内容で、少なくとも過去3年間、広範囲に流出している可能性が高いらしい。

慌てた北海道教育委員会は、面接官を過去に務めた校長らを対象に調査を行うことを決めた。
「発言要旨参考例」には、受験者の自己推薦書の内容に関して面接官の質問が詳細に・・・。
マスメディアが道教委に照会した結果、ほぼ2001年9月の面接試験の内部文書と一致。

道教委は例年、面接の2~3日前に面接官に郵送し、試験終了時に回収していた。
しかし不心得な面接担当者は、この2~3日の間隙を奇貨として不正にコピー・・・受験者に渡していたようだ。
今回の文書は、事前に入手できれば面接での回答が準備できるため合否に影響したと見られる。

それにしても教育委員会は緊張感がない・・・ノー天気だなぁ。
不合格者は、歯ぎしりもんだよ!
正直者が、馬鹿を見る社会って何なのだろうか?
教師になろうとする者に答えを漏らす、そんな不正がまかり通る現実。

01年9月の面接試験は2日間で、面接官は校長を中心に延べ約600人。
大半が既に退職しているとみられ、道教委は調査範囲などを検討していると言うが・・・。
学生がカンペなら、まだ可愛さもあるが・・・。
教師を目指す人が、カンニングじゃ、ひど過ぎない?
これって・・・面接試験偽装って言うのかな?・・・。
カンニングをして合格した人たちは、今、教壇に立って子供達に何を教えているのだろうか・・・?
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視覚障害偽装

2008年04月01日 08時42分34秒 | 不正
聴覚障害偽装疑惑で大揺れの北海道であるが、今日は、視覚障害偽装の話題。

札幌市の50歳男性が、警察に逮捕されていた。
この男性は、最初からずっと目は見えていたにもかかわらず、全盲の演技。
1999年に、ほぼ全盲の視覚障害1級に認定されて身体障害者手帳を取得していた。

日常生活では、点字タイプライター、白杖、電子調理器など日用品の福祉サービスを受け、公共交通機関も全額補助券の恩恵も受けていた。
加えて、外出介助や家事援助の介護や盲導犬を借用するなど手の込んだ演技。

点字タイプを使いこなしてヘルパーにも点字を教えていた、というから恐れ入る。
おまけにじゃがいもの皮や芽を取らないで茹でて食べるなどして見せて、10年間も目が見えない振りをしていた。

嘘が発覚したきっかけは、02年と昨年秋に自動車運転免許証を更新していたことからのようだ。
しかし眼科医や札幌市は、なぜこのような不正を見抜けなかったのだろうか?
バチが当たって今は、警察の留置場入り・・・当然、自業自得ということ。
留置場で、小さな文字の本を手にして読みふけっているらしい。

団塊オヤジもヘルパーの資格をとった。
その際の視覚障害者の体験学習を・・・。
ヘルパーの介添えがあっても、目の見えない状態で外を歩くのはとても怖い。
エレベーター、電車、バスの乗降などなど、どれ一つをとっても、大変なハンディなのだ。
食事も体験したが、目が見えない人たちは、口元に箸を運ぶこと一つでも大変な苦労をするのだ。

そんな社会的弱者の苦労も知らない馬鹿者が、視覚障害者の真似をして税金をだまし取る!
心ないこのような人間たちに、福祉が食い物にされることが腹立たしい、悔しい。
おまけに、しっかりしてくれない官公庁。
福祉行政の腰の引いた風景には、・・・怒り心頭だ!
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聴覚障害偽装?

2008年03月22日 07時07分03秒 | 不正
昨年は、北海道発「ミートホープ」の食肉偽装事件で、食への信頼を失った。

そして、今年に入っても「毒ギョーザ」事件で大揺れ・・・.
更には、紙の偽装もそれなりに・・・。
ところが今度は、北海道発の「聴覚障害偽装」容疑で大揺れである。

聴覚障害の身体障害者手帳の不正取得疑惑だ。
札幌の耳鼻咽喉科医(73歳)が作成した診断書を基に障害者手帳を申請。
この医師の診断書で、手帳を取得した者710人のうち、返還者が599人にのぼった(3月19日現在)。

障害年金の受給を目当てに、手帳交付を受けていた疑惑だ。
返還率は84.4%、そして返還はさらに膨らみ、600人台は必至という。

手帳を返還した人たちは、漢方薬を飲んで聞こえるようになった、などetc。
もっともらしい理由のようだが、これって、見え透いた言い訳けに聞こえるな~。
不正がバレバレになって、慌てふためいて返還に及んだのでないのかな?

担当窓口の北海道や市町村もしっかりして欲しいな。
福祉といえば、北海道の滝川市では、生活保護を受けていた夫婦が介護タクシー代2億円超を不正に受給していたっけ。
おまけに市営住宅の家賃滞納額計約167万円を回収していなかった。

ズルい人間が、跳梁跋扈する世の中・・・心の品格もゼロ。
万事が金、金、金で・・・欲望に狂い、心も荒廃してしまったということか?
自分さえ良ければ・・・か?あ~ぁぁ・・・。

人は誰しも凡百の悩みや苦しみ、迷いがある。
それが人生なんだから、「今日1日も良かった。ボカァ(わしゃ)、幸せだな~」でいいんでないの?
欲の皮を突っ張らせて、どうするのかな~。
「明日ありと思う心の仇桜」とよく言うじゃないか。
人生は、明日どうなるかさえ分からない、はかないものということ。

平凡な人生でも満足・・・そんな気持ちの持ち方が大事だ思うんだが・・・。
コメント (2)
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