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函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

大阪市長の暴走?

2012年02月24日 05時20分17秒 | 自治体
大阪市役所のサーバーにある職員の内部メールを調査。
その対象は、市長部局の職員約2万3,400人。
庁内で送受信した業務連絡用の内部メール調査である。

狙いは市長が、問題視する職員の政治・組合活動の実態解明。
調査担当である市特別参与の弁護士がデータの提供を受けた。
しかし市は、この調査を職員に通知していない・・・。

職員の了解もなしに、陰でコソコソとこんなことをしているとは・・・。
おまけに、外部との送受信記録についても提供を求めているらしい。
担当弁護士は、詳しい目的や手法は言えないとお茶を濁す・・・。

弁護士が、社会のルールを破る現実には驚き・・・。
市総務局の担当者は、こんな呑気でゆるいコメント。
外部の者に提供したわけではない・・・。
目的外使用はしないと確約しており、問題はない・・・。

と言うことで、ただいま労働組合活動潰し作戦を強力に推進中?
それにしてもこんな調査は、官庁が秘密裏にやることなのだろうか。
大阪市長は、何か勘違いをしてはいまいか?・・・。

市長に当選したから、有権者の全面的な白紙委任がある・・・。
そんなロジックも乱暴過ぎ・・・法律を勝手に解釈して暴走?
やり過ぎて、ヤケドをしなければ良いのだが・・・。
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税収減に悩む函館市

2012年01月28日 05時24分14秒 | 自治体
市民の懐をアテにして、それが減ったと悩む公務員のお仕事がステキ。
新年度の固定資産税評価替えで、税収落ち込みに頭を抱える函館市。
24年度から8〜10億円の減収を見込む・・・。

不況による地価下落、住宅の新増築や工場等の建設が伸び悩む・・・。
このため、職員の給与削減をして捻出した財源とは、ほぼ相殺する形。
今年1月からは、組合を説得して職員給与を平均5.5%カット。

それでも金欠状態という情けない函館市であるが・・・。
悪循環の打開策が見つからないとして悩む本気度は、いかばかりか?

市の固定資産税は、過去5年間が129~135億円台で推移。
固定資産税は、自治体として当てにしやすい財源・・・。
23年度当初予算でも、133億7,200万円の固定資産税の収入を計上。

しかし今回は、落ち幅が大きいことにショックは隠しきれないらしい。
要因は、地価の下落として自己責任を忘れて、他に責任を押しつけ。
他責文化に寄りかかる函館市が、実になまめかしい・・・。

昨年7月1日現在の基準地価では、こんな落ち込み。
函館市内は商業地域で6.4%、住宅地域で4.2%下落。
住宅の新・増築戸数は、09年度1,228棟、10年度1、218棟。
11年度1,066棟と減少の一途を辿る・・・。

固定資産税の増加見通しが立たない中、担当部局はこう語る・・・。
15年度の北海道新幹線新函館開業が、どう影響を及ぼすか。
注視したい・・・注視してどうすんの?

何とも緊張感・危機感が伝わってこない函館市である・・・。
行財政改革を重ねても追いつかない、という嘘くさい言い訳。
自助努力を惜しまず、無駄をもっともっと剔抉すべきでないのか。

何が行政改革?市役所の時間外通用口を見て欲しい・・・。
土・日曜日に配達される新聞が、郵便受けに入らず山積み状態。
馬に喰わせるほど凄い量の、新聞の山・ヤマ・やまである。

団塊オヤジは、毎年15万円ほどの固定資産税をむしり取られる。
無駄に気づかず散在に勤しむ函館市が羨ましい。
函館市さん、私はもう、鼻血も出まへんで~・・・。
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自治体の財政好転は、本当か?

2012年01月11日 05時07分31秒 | 自治体
道南地方を担当する北海道の出先機関、渡島総合振興局が・・・。
管内自治体の財政体力を発表した・・・。

同局がまとめた、11市町の2010年度普通会計決算の概要である。
財政健全化判断基準の「実質公債費比率」の平均は・・・。
前年度比0.8ポイント減で10.3%と改善したという。

全道平均は12.8%だから、それよりも下回ったと胸を張る・・・。
実質公債費比率は、一般財源に占める地方債の元利償還の割合だが・・・。
数値が高いほど財政状況が悪く、25%以上になると地方債が制限される。

「実質公債費比率」は早い話が、地方自治体の借金状況を示すもの。
根拠は、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」にあり・・・。
地方公共団体の財政状況を示す4指標のひとつでもある・・・。

公債費(毎年の借金の返済額)の割合の3か年平均。
この数値が大きい自治体ほど、財政運営が厳しく台所が火の車。
改善して今は大丈夫だと公表するが、所詮、2年前のデーター・・・。

過去に多額の借金をしていれば、その影響は大きい・・・。
今後、多額の借金返済が続く厳しい現実の函館市。
市役所職員のための退職金や景気対策で作った借金。

そんな市債(借金)の返済が完了するまでは・・・。
実質公債費比率が、膨らんで行くのでないだろうか?
心配に追い打ちをかけて、借金が雪だるま式に増えはしまいか?

また、地方債発行の許可が必要な自治体(18%以上)は、知内町のみで19.1%。
前年度の3町(知内、森、長万部)から減った、とこれも胸をなで下ろす。
更に知内町は、早期健全化基準(25%超)には至っていないと言い訳が続く・・・。

人件費や扶助費、公債費と経営経費の占める割合を示す「経常収支比率」では・・・。
管内平均で1.8ポイント減の85.3%、全道平均の87.5%を下回ったとする。

でもねぇ、そんな指標を数字のマジックで計算して、喜んでいる暇はない。
北海道の財政は、火だるま状態で大変な時である・・・。
それなのに出先機関の振興局が、こんな甘い考えで良いのだろうか。
管内自治体の財政が好転している、とはしゃぐのは早計でない?

厳しい財政運営の中で、将来の借金返済のために蓄えている減債基金。
とりわけ函館市のそれは、底をついているのでは?
他の自治体は、減債基金が残っているのか?

数字が嘘をつくのは常識の世の中・・・・財政の健全化が好転?本当だろうか?
会計年度をまたいだ金の収支に、カラクリはないのだろうか?・・・。
カラクリを多用したのが、夕張市であったはず・・・。
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増税のおこぼれ欲しさ

2012年01月09日 05時00分17秒 | 自治体
北海道の高橋はるみ知事が、新年の記者会見で・・・。
野ダメ君の消費税率引き上げ方針をヨイショするコメント・・・。
首相の強い信念が一番の要因、一定の方向性が出たのは評価したい。

高齢化が進み社会保障費が増える中・・・と言葉を繋いで・・・。
負担を国民全体でどう背負うかという議論は避けられない、とする。
税率10%で増収分の1.54%となる地方配分・・・。
地方の主張に、一定の配慮をしてくれた結果と安堵感を吐露。

しかし私は、道警裏金不正に加担した、たるみ?知事を信用しない・・・。
道警が返済すべき道民の税金約4億円、これをチャラにした実績がある。
税金を粗末に扱って厚顔無恥・・・道民を愚弄するにも、ほどがある。

そんな北海道知事は、野ダメ君を支持する前にやることがある・・・。
高齢化云々、社会保障云々・・・バラ色を語るのは誰でもできる。
それより大事な北海道の財政破綻危機・・・。
それを道民に詳しく説明して、財政再建のため真摯に汗すべき。

増税のおこぼれちょうだいで、北海道の財政が潤う・・・。
知事のコメントは、それを期待してだけのことではないのか?
そんな瑣末な弥縫策では、話にならない・・・。
いくら増税しても、散財体質を変えなければ意味がない。

一度、大阪市長の門戸を叩き、知事の要諦学について教えを請う。
かくして、橋下市長のような政治家が全国各地で誕生。
それが実現すれば、日本はまだ救われる道があるのかも知れない・・・。
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ガンバレ!大阪市長

2012年01月05日 03時28分50秒 | 自治体
既得権を破壊することが私に与えられた使命だ!
昨年の暮れに橋下徹大阪市長が、市議会で施政方針演説に臨み・・・。
大阪都構想の実現と職員組合の是正を2大方針に掲げた。

大阪府と大阪・堺両市長、そして議員でつくる「大阪都構想推進協議会」。
その設置条例案も、今年2月に市議会へ提案するらしい。
「大阪から日本を変えていく」と、都構想実現へ強い決意を示す・・・。

府と市の類似事業の仕分け、広域行政の一元化。
港湾、水道、病院等の一体運用、市営地下鉄・バスの民営化。
市役所は、住民サービスに徹してスリム化を図る・・・。

市役所改革では、区長に予算や人事等で大きな権限を与える。
今年4月から4年間の任期で、全国から公募する24区長。
成果を出さなければ罷免と断言し、公務員の絶対的身分保障改革にも挑戦。

職員組合では、市営バス営業所内で組合の政治活動が発覚。
これを受けて、庁舎内での政治活動は許されないとし・・・。
組合を徹底的に是正していくことで、日本の公務員組合も改めるとする。

補助金や福祉サービスが、特定団体や市民への既得権となっている。
そのゆがみを指摘して、市の事業をゼロベースで見直す・・・。
市長の給与3割、退職金5割をカットする特例条例も既に成立。

彼の人気の秘訣は、今の政治体制否定にあるからとも言われる。
そうであれば尚更のこと、自らの信念を持って突き進んで欲しい。
具体的政策を着実に進めれば、結果は必ずついて来る・・・。

大阪市長が、平成の坂本龍馬に見えて来た・・・先頭に立って日本を牽引。
政治家としての器に一層の磨きをかけて、大きく飛躍して欲しい。
問題点を鋭く剔抉(てっけつ)する姿勢には、心の底から痺れてしまった。

ガンバレ!大阪市長!・・・。
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ローカル線の切り捨て攻防

2011年12月24日 05時48分13秒 | 自治体
北海道新幹線開通で、JRの在来線は切り捨て構想。
JR北海道が、現函館駅~新函館駅(仮称)間の17.9Kmを経営分離。
そんな方針を示された函館市は、大慌て状態・・・。

北海道とJR北海道は、函館市に対して以下のような解決案を示す。
北海道が主体となって第3セクター会社を設立・・・。
セクターに移行の際は、最大限の努力をする・・・。

札幌延伸の着工後、早期に沿線自治体との協議の場を設ける。
負担割合については、必要な出資や初期投資等を北海道が応分の負担。
他県の状況など、先行例を十分考慮する・・・。

おまけにしゃしゃり出て、JRによる第3セクターへの支援策に言及。
技術者の出向など技術、人的支援を行う。
第3セクター運行にかかる必要最小限の鉄道資産を譲渡する。

譲渡は簿価を基本とし、土地区画整理事業に伴う補償金は含まない。
分離前と同等のサービス維持に努力する・・・。
具体的には、JR各社との乗継ぎ可能な発券システムの導入に協力。

一方、JRと言えば、第3セクターへ移行後に運行委託を受ける考え。
2015年度の新函館開業までに、同区間の電化を提案。
新函館開業までには、約40億円を投資して同区間を電化する。
快速列車用の新型車両を開発し、現行の27分を17分に短縮。

新函館開業時には、利便性の高いアクセス輸送・・・。
そして、並行在来線に可能な限り協力をする、との姿勢を示す。
北海道とJRのそれぞれが、思いを込めて熱く語るが・・・。

水面下での綱引き大会に汗したからこそ、そう言えるのだろう。
しかし海千山千、ずる賢さを得意とする北海道のことである。
沿線自治体と協議したところで、どんな意義があるというのか。
後ろに国が控える北海道は、単にアリバイづくりをしただけ?

まぁ、JRの経営継続は難しいらしく、この方針は覆ることはない。
それなのに函館市長は、熟慮思案、経済界等の意見を踏まえると慎重姿勢。
しかし当然のように、第3セクター移行を受入れるという結果に辿り着いた。

函館市が抵抗したところで、何になる?とは思っていた・・・。
落としどころ、落ちどころを探っていただけではないのか?
平行在来線切り捨ては既定路線・・・そう思って諦めるよりない・・・。

北海道新幹線を、素直に喜べれない気持ちがそこにある・・・。
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道職員の福利厚生施設

2011年11月30日 04時03分19秒 | 自治体
北海道は、2008年に道職員の福利厚生施設13か所を廃止した。
廃止の理由は、北海道の財政悪化に伴うものであるそうな。
と言うことで、2000年に新築した旧桧山山荘も8年間で廃止。

この山荘の売却計画は、09年に樹てたようだが・・・。
敷地確定などの準備作業が難航したらしい。
それで4年ぶりにやっと動き出して、来年7月にも一般競争入札予定。

この福祉施設は、当時の桧山支庁に隣接する道有地に建設。
敷地面積は、3,835㎡、コンクリートブロック造りの2階建て。
和室8室、洋室7室、会議室、宴会場まであるという豪華なものとか。

公務員OBである私が言うのも憚るが、税金で建てた福利厚生施設。
それを財政難という理由で、いとも簡単に処分する。
その神経、感覚が理解できない・・・新築時の建設費用も相当な額。

それが8年足らずで、民間に売却・・・道民にすればトホホな気分であろう。
これから売却価格の鑑定評価を受けると言うが・・・。
公務員は、どこまでも気楽な稼業のようである・・・フムフム。

そう言えば、北海道知事は、過去にこんな大判振る舞いもした。
道警の裏金不正では、億単位の返済金をチャラにした太っ腹な知事。
はるみ知事ならぬ「たるみ知事」が、建物売却で財政を立て直す?

私に言わせればそんな施策は、嘘くさくて信用するに値しない。
そのうちに、退職金をがっぽりゲット・・・はるみちゃんはそそくさと離道?
残された借金の山に道民は、「まさかぁ~」と弛み道政に驚愕?・・・。

あっと驚くダメ五郎~~♪♪・・・この話は夢だったのか?
と言うことで正夢にならないように、ただただ祈るばかりである。
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函館版「事業仕分け」も佳境

2011年11月29日 05時38分29秒 | 自治体
函館版の「事業仕分け」の第3ラウンド・・・。
26日から市役所で始まったが、この日は13事業を審査した。
日曜日の27日も、11事業を精力的に審議したようである。

市の財源見直しで公募の委員13人が、2班に分かれての事業仕分け。
委員たちの取り組みには、一市民としても頭の下がる思い・・・。
そして事業は、①廃止②民営化検討③委託化検討④改善⑤現行通り。
5つの選択肢を多数決で判定、判定が割れた場合は、「見直しが必要」とする。

函館市住宅都市施設公社補助金等の2事業は、「廃止」と判定。
ほかに2事業を「見直しが必要」、9事業を「改善を図る」とした。

それにしても、函館市住宅都市施設公社の抵抗は、したたかである。
市営住宅の維持管理や住宅等の相談業務・・・。
はたまた、公園等の施設管理、緑化の普及啓発などを行っている。

そんなお仕事で、本年度に市から支出する補助金は2,041万円。
函館市は、こんな言い訳説明で防御に必死である。
公社運営に必要な経費で、公益・継続性が求められるが・・・。
財源の捻出が困難だから、補助金で支援している・・・。

委員は、補助金の査定がきちんとされていないのでは?との厳しい意見。
更に、理事長の人件費を補助金で賄うのはおかしい、とも指摘。
事業開始の1988年度から年月が経過している・・・。
補助金云々が問題ではなく、公社そのものが必要かという段階・・・とする。

市役所OBが天下る公社の理事長等など、美味しい指定席は数多ある。
後輩が、先輩の就職先を心配して思いやり、税金を配る自治体も艶めかしい。
そんな甘いシステムに、バッサリ切り込む公募委員の活躍は頼もしい限り。

そして12月の開幕間近な函館の映画祭開催への補助金が400万円。
グランプリの函館市長賞2作品への賞金は、なんと300万円。
そこにも批判が集中・・・異常な金額、金で人を釣っているようだと手厳しい。

函館市社会福祉協議会の本年度の補助金は、1億3,733万円。
ここは書類精査のため、次回の2月に審議を持ち越して保留となった。
それにしてもこの協議会は、何をやっているのかサッパリ分からん。
それなのに補助金だけは、ビックリするほどの高額・・・。
さぞかし貰える側は、嬉しいことであろう・・・。

ということで函館版「事業仕分け」は、いよいよ佳境に・・・。
問題は、その先である・・・判定はしても法的拘束力なない。
市議会議員の資質が試されるが、職業議員は力を発揮できるのか。

行政の隠し玉ウルトラCで、議員たちは惑わされないのか?
心配なのは、官房機密費まがいの税金による接待の風景・・・。
そんな八百長だけは、ご免こうむりたいのだが・・・。
永田劇場の八百長仕分けの実績があるだけに、油断ができない。

ついでに、議員報酬もバッサリ事業仕分けをして欲しいのだが・・・。
自らの暮らしを死守する議員たちには、無理な注文であろうか。
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市営谷地頭温泉の起死回生策

2011年11月19日 04時30分55秒 | 自治体
1953年に開業し、市民に親しまれてきた函館市営谷地頭(やちがしら)温泉。
近年は、利用者の減少で赤字状態が続いていたようだ。
このため函館市では、来年度から民営化する方針で・・・。

公衆浴場の営業継続を条件に民間への売却を試みた。
最低売却価格は、土地・建物を含めて約5億1,500万円(税抜き)。
公募は、提案した事業計画を競い合うプロポーザル方式。

募集説明会には、市内の温泉事業者2社が参加と数件の問い合わせ。
来年1月に事業者を決定し、3月下旬に引き渡す予定だった。
そして売却先公募は、14日に締め切られたが、応募はゼロ・・・。

と言うことで、函館市は来年度からの民営化を断念。
市営で営業を継続するらしい・・・。
市の企業局は、施設のあり方を白紙状態で再検討したい・・・とする。

公募期間の延長や本年度の再公募は考えていないようだが・・・。
今後のことを考えると非常に残念・・・と言う。

でもねぇ、この厳しい経済状況・・・長引く景気低迷。
それなのに放漫経営・・・そして、赤字になったから民間に売却する。
経営難を理由に民間への丸投げでは、余りにも虫が良すぎやしまいか。

民ができるものにまで、官が色気を出してきた全国各地の自治体。
経営が行き詰れば、指定管理者制度の活用やら施設の売却。
税金のありがたさを忘れたような景色ばかりを見せつける・・・。

谷地頭温泉も次に待ち構えるのは、入浴料金の値上げであろうか?
それが良くないのでは?・・・入浴客の心情を理解して値下げ断行!
経営立ち直し策と思うのだが、この考えは甘過ぎるか?

でもねぇ~、不景気のいま、庶民は1円でも安い方がありがたい。
傍観して、函館の街を廃れさせる訳にも行かない・・・。
市役所職員には、甘えるな!真摯な気持ちで知恵を出せ!汗を流せ!
・・・と、声を大にして言いたいところである・・・。
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税金で外国企業を支援?

2011年11月11日 03時14分46秒 | 自治体
何か違和感を覚える函館市のお仕事・・・。

函館市や函館商工会議所で構成する委員会。
「函館空港定期航空路線活性化事業実行委員会」では・・・。
外国企業を後押しするために、旅行代金の一部を助成する。

市と商工会議所、函館国際観光コンベンション協会、函館空港ビルディングの4者。
10月に函館市長らが、大韓航空本社を訪問して早期再開を要請した。
その際、日本人の搭乗率の低さを指摘され、これを伸ばすための施策とか。

12月20日から同27日までに函館を出発する4便の大韓航空。
これを利用する者が対象で、1人当たり5千円を助成する・・・。
運休している同航空の函館~ソウル(仁川)間の定期便再開に合わせて実施。

予算の110万円は、同委員会が20万円、函館市が60万円。
そして、他の3団体が10万円ずつ負担する・・・。
助成対象は、旅行会社が企画した同路線を利用する函館発着の旅行商品。

予定では、2泊3日の商品が約3万5千円を約3万円で利用できる。
出発日により人数制限・・・20日は100人、22、25、27日は各40人。
利用申請は旅行会社が行い、客は割引きの料金を支払うだけで良い。

同委員長を務める市港湾空港部長は、胸を張って次のようなコメント。
函館では、このような旅行代金の助成をするのは過去に例がない。
折しも円高であり、多くの人にこのチャンスを利用して欲しい・・・。

街じゅう至るところに雑草が、ところ狭しと生い茂る函館市。
もっと市民のために、やることがあるような気がしてならないのだが・・・。
国際観光都市を標榜するが、この程度の施策が関の山?

外国企業よりも、地場産業の支援に力を入れて欲しいものである。
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知事の言動に思う

2011年11月08日 05時38分45秒 | 自治体
震災のがれきを受け入れた東京都に苦情が相次いでいるらしい。
ところが東京都知事が、このことで一喝した。

「黙れ」って言えばいいんですよ、そんなの・・・誰がそれでどうするの?
力のあるところが手伝わなくちゃ、しょうがないじゃないですか・・・。
本当にそんな考えでいいのだろうか?

震災がれきの受入れを巡っては、これまでに3千件以上の意見。
そのうちの9割以上は、受入れに反対の意見らしい。
しごく真っ当な意見だと思うのだが、それを「黙れ」とは・・・やれやれ。

放射能汚染のがれきを受け入れて、都民を被曝させる・・・。
そんな乱暴なことが、許されていいのだろうか?

一方は、大阪市長選に出馬予定の前大阪府知事。
週刊誌による同氏への「ネガティブ記事」に対抗して反撃開始。
「実の父が暴力団員?結構毛だらけだ!」・・・。

今の権力構造を変えるには、坊ちゃんやお嬢ちゃんじゃできませんよ。
実父は幼いときから別に暮らしており、俺の記憶にない実父・・・。
こんなことを言いながら、週刊バカ文●もバカ●潮も買ってしまった!。

と、メディアが報じた出自や生い立ちを逆手に取って反論する。
批判記事に余裕の反撃?でもねぇ~、公人としては、チョット過激過ぎない?
都民も府民も、そんな政治を望んではいないのでは?

閉塞感が充満する暮らしを変えることが、一番大事のはずだが・・・。
指揮官の過激と思える発言は、いささか心配でもある。
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函館市の財政を憂う

2011年10月30日 05時43分57秒 | 自治体
函館市の財政は、本当に大丈夫なのか?心配である・・・。

函館市は、12月から職員の給与と期末手当(ボーナス)を一律10%削減。
退職手当は本年度10%、来年度以降20%削減する方針らしい。
市役所の労働組合と交渉し、11月の市議会で条例改正を狙う・・・。

これに先立つ8月には、市長の給与を50%削減という模範姿勢。
しかし、給与やボーナスそして退職金まで削減の案を示しながら・・・。
一方では、退職手当債10億円を発行する太っ腹!これって何?
市役所職員の所得は、平均で年間640万円、退職金2,500万円とか。

市長いわく・・・地方交付税額の大幅な落ち込みを補える財源はない。
市民がおにぎりを食べているに、別室で幕の内を食べている状況。
これは直すべきと胸を張るが、本気度はいかばかりだろうか?・・・。

労組は反発を見せ極めて遺憾と言うが、その甘い考えが、そもそもイカン。
組合に専従しても、仕事中に遊んでいても給与が貰える。
馬鹿げた勤務管理や給与体系が、そもそもおかしい・・・。

金がないくせに、毎年、平気な顔で退職手当債を増やす・・・。
平気で市民に割り勘借金を押しつける姿が、実に小憎たらしい。
市民の暮らしを守るはずの姿勢が、いつの間にか・・・。

市民が、市役所職員の暮らしをしっかり守るという景色である・・・。
市民はおにぎりどころか、おかゆをすすっている有様。
市職員は、幕の打ち弁当どころか、ステーキランチという豪華版。

国会議員には言うだけ番長が健在、団塊オヤジは書くだけ番長で元気印。
市役所と言えば、国民健康保険の数日滞納で、間髪を入れず督促状。
さしづめ自治体は、税金むしり取るだけ番長?・・・。

歴史を肌で感じるべく、ウン十億円を遣って箱館奉行所を復元。
空中土偶には、5億4千万円の豪邸を買い与え・・・。
おまけにそんな金欠自治体が、函館アリ~ナで63億円を遣う計画。

いいふりこいての散財って、あり~ぃなのか?・・・。
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自治体倒産の兆し

2011年10月27日 05時30分56秒 | 自治体
金喰い虫の自治体が彌縫策?・・・そんな天気の空模様。
総務省は、全国の都道府県と市区町村の財政健全度(速報)を発表した。
2010年度決算に基づき、いうなれば自治体の健康度・・・。

それによれば、財政破綻の懸念がある「早期健全化団体」は6市町村。
09年度の13市町村からほぼ半減した・・・と呑気な評価。
北海道夕張市は、国管理の「財政再生団体」に引き続き指定。

早期健全化団体指定は、こんな塩梅・・・。
収入に占める借金返済額が25%を超えるなどした市町村。
10年度は、北海道の江差(えさし)・由仁(ゆに)・中頓別(なかとんべつ)町など。
7町村が外れたらしいが・・・。

半減の理由は、国から市町村への地方交付税が前年度より増えた・・・。
7,900億円(10・4%)増え、歳入に余裕・・・それが収支改善の一因らしい。

一方、借金返済額の割合が25%を下回っても指定が外れない自治体もある。
一般会計決算の黒字化が未達成、第3セクターの債務処理など問題が山積み・・・。

岩手県陸前高田市、大槌町、宮城県女川町、南三陸町。
福島県南相馬市、富岡町、川内村、葛尾村、飯舘村の計9市町村は・・・。
震災の影響で集計が間に合わず、今回の結果には含まれていない。

早期健全化団体は、洞爺湖町(北海道)、大鰐町(青森県)のほか・・・。
泉佐野市(大阪府)、御所市(奈良県)、座間味村・伊是名村(沖縄県)。

と言うことでこれからは、自治体倒産激増が必至の情勢である・・・。
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国宝の豪邸入居

2011年10月02日 06時00分15秒 | 自治体
埼玉県朝霞市で建設中の国家公務員宿舎問題。
9月13日のブログでも話題にしたところだが・・・。
どじょう首相もこの問題で右往左往・・・。

真摯に批判を受け止める、現場に行って考えて判断したい。
建設費105億円の同宿舎の無駄は、現場を見なくても分かることだ。
のらいくらりは、どじょうの特性と割り切った・・・。
せいぜい、好きなようにやって下さいナ。

ところで、函館市の国宝「空中土偶」も、10月1日に豪邸へ入居。
愛称カックウのために、爺ぃ体が、合併特例債で建ててくれた豪邸だ。
函館市縄文文化交流センター・・・5億4千万円という豪華な一軒家。
おまけに、オープンに間に合わせて国道278号線のバイパスまで造った。

拝観料は大人300円、学生・生徒・児童150円という低価格設定。
新築開館オープンで祝うべきだが、そんなに浮かれてばかりもいられまい。
函館市から車で約1時間の距離、おそらく人気は長く続かないと予想・・・。

留守番は、センター長以下9人の体制らしいが、これで人件費が捻出できる?
オープン後まもなく・・・経営は行き詰ってこんなはずじゃなかった?
カックウ、もっと働け!・・・そんなぼやきがでなければいいのだが・・・。

縄文ロマンとか太古の神秘と夢を語る言葉が、ところ狭しと踊る函館。
建物大好き行政は、国宝の新居のために、多額の税金を投入してくれた。
無駄にならなければいいのだが・・・さてさて、どうなることか。

張り切る函館市の経営手腕を拝見したい・・・。
ところで、現市長は報酬半額を市民に公約したはず。
こちらの税金節約の行方も気になるところである・・・。
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事業仕分け委員の処遇

2011年09月10日 04時57分24秒 | 自治体
私のブログを見てくれている一市民から、メールがあった。
今日は少し長いブログになるが、内容を紹介したい・・・。

函館発「団塊オヤジの独り言」をいつも拝見しているが・・・。
ブログ記事の函館版「事業仕分け」を読んだが、その状況を伝えたい。
函館市のいわゆる「各種委員会」ほとんどの場合、その指摘通りだと思う。

しかし今回の事業仕分けに関しては例外で、状況は真逆・・・。
専門的審議を行う委員に対しての待遇は、非常識極まりない感じ。

この市民は、今回の委員となった人から、レクチャーを請われ・・・。
直前に数度、市の政策に関する資料の検討を一緒に行った。

委員たちは、会議へ臨む準備に随分長時間を費やした。
事前の説明会合で、市側から委員に対して伝えられたことは、こう・・・。
① 毎月1回程度、土・日曜の9時~17時に開催する。
② その会合に全て欠席・中座せずに臨んで欲しい。

そして1日あたりの謝金がわずか5千円で、この中から源泉徴収がされる。
時給あたりにすると700円ほど、もちろん交通費の支給もない。

各日とも1日じゅうの拘束であるが・・・。
市側では、食事・お茶や水の用意がないことも事前に伝えられた。
結局、昼食持参を求められたということである。

同じ事業仕分け業務で臨席する市の担当者は、時間外手当が支給される。
試算では、おそらく1万5千円ほどの時間外勤務手当になるらしい。
実際には、出勤日の振替もあるようだが、官尊民卑で非常識な話。

今回、わざわざ屋上屋を重ねて「事業仕分け」をする背景は・・・。
監査委員そして市議会が、機能不全であることが大きな原因。
そして最も専門的審議がなされるはずの各種委員会・・・。
これが、単なる報告発表会に堕してしまっていることである。

市民のこの厳しい指摘は、的を射ている・・・。
そんな折、事業仕分け委員2名が、自ら当ブログにコメントを書いてくれた。
その全文は、9月7日の「函館版「事業仕分け」」のコメント欄に公開した。

一部を要約すれば
① 会議に向けては、100枚以上の資料が届き、読み込むだけで数日かかる。
② 各委員は、該当施設の下見や、他自治体での事例に関する情報収集・検討、
 過去の市に対する包括監査報告書の閲覧など、相当の準備をして当日に臨む。
③ しかし、対象事業の決定から当日まで2週間と短期間。
④ 委員からの質問に対する回答書が、会議前日に届いたり等など。

非常に短時間という制約の中で、勉強・検討しなければならない活動だったらしい。
更にこの方は、仕分け当日に子どもさんを預け、ベビーシッター代に7千円。
赤字の中で、事業仕分け会議に専念・・・。
問題が多く、不十分な点も多々ある取組みだが・・・。
意義もあると感じることができた仕分け会議だったとも言う・・・。

函館市は、100枚以上の資料を委員に交付したそうだが・・・。
そのことは、税金の無駄遣いを承知で予算執行、税金を散財し続けている。
そんな実態を雄弁に語っているに等しく、情けなさで一杯イッパイ。

これは本来、市議会議員がしっかり取り組むべき仕事である。
そのことに気づかない?気づいてもやろうとしない?市議会。
議員たちの存在意義は、どこにあるのだろうか?・・・。

人口28万人足らずの街に議員が30人、年間60日で1千万円の報酬。
議場で居眠りをしようが、読書をしようが1千万円!
議員数や報酬も事業仕分け対象だと思うのだが、職業議員たちはそうはするまい。
やるせないが、これが現実でもある・・・あ~ぁ。
コメント (1)
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