豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三つれづれ日記

2018年03月21日 08時16分43秒 | 日記
 ( Vol 2213 ) 公文書の管理については 経緯が分かるような管理をするべきではないか 財務省の改ざん問題 加計学園獣医学部認可の問題など 経緯が分かるような公文書が保存されてこそ 国民の知る権利を守ることになる

財務省の裁決文書の改ざん その経緯は まったくといって 明らかになっていない

その原因は 公文書の管理のあり方ではないか

公文書管理法が 公文書等の管理に関する法律が 4月1日から施行される

「 第二章 行政文書の管理
第一節 文書の作成
第四条 行政機関の職員は、第一条の目的の達成に資するため、当該行政機関における経緯も含めた意思決定に至る過程並びに当該行政機関の事務及び事業の実績を合理的に跡付け、又は検証することができるよう、処理に係る事案が軽微なものである場合を除き、次に掲げる事項その他の事項について、文書を作成しなければならない。 」

書かれている


その内容は 海外の公文書管理と比べると 貧弱である

国民の知る権利 という点から見ると 国民軽視になっている

海外の国の公文書の管理は 国民の共有財産という位置づけをとっている
経緯までも公文書扱いになって 保管され 歴史的に検証できるような 体制をとっている


公文書によって 国民が行政の管理を確認できる という状態を確保できるようにしている


日本の公文書管理は そこまで至っていない


国民の行政への 監視が 疎かにされている

このような体制の法律では 国民による行政の 真の監視はできないのではないか

その代表事例が 森友学園問題 加計学園問題 に関わる 公文書の公開の問題である


このような 問題が起きないようにするためにも 公文書は 経緯までも公文書として扱い 廃棄せず 保管する必要がある


国民が 疑問に思うことを解明するためにも 公文書は 経緯を含めて 公文書として保管し 経緯を確認できるような体制にする必要がある のではないか


今の 日本の公文書管理は 政権与党を守るために 隠蔽するという 役割を果たし 国民の知る権利を 疎かにしている


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 豊前善三つれづれ日記 | トップ | 豊前善三つれづれ日記 »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事