豊前善三のつれづれ日記 2011年12月31日 ブログをはじめました

日頃、感ずることについて考える。人間らしさを さまざまな人間模様。

豊前善三のつれづれ日記

2020年11月25日 15時51分01秒 | 日記
 ( Vol 2671 ) 竹中平蔵氏の掲げる 東京都知事の国家による任命構想は 大阪都構想発想感覚と 何ら変わらない 竹中平蔵氏は 評論家という位置でいるのが 丁度 良いのではないか


竹中平蔵氏は アメリカの ワシントンD.C 構想を 日本にもつくろうと構想を打ち上げた

見かけは なかなか見映えがいい

これは 大阪都構想 と同じ見映え


竹中平蔵氏は 自分の出身地である和歌山県 と東京都 を財政力ということで 比較

そして 東京都を国の直轄したら という構想を打ち上げた

これは 大阪都構想の住民投票のことがなければ 打ち出さなかったのではないかと思う


何事も タイミング

そこをとらえての 打ち上げだろう


アメリカのワシントンD.C と 日本の状況は 違う


日本では 長いこと 都市機能について 論議されてきた


日本の中枢機能が 東京一極集中 している 現状をどうするか

という課題を 竹中平蔵氏の 打ち上げ花火 は軽視している


何が 国家として 大事なのか

ワシントンD.C の特別扱いは 明確である

ワシントンD.Cの 面積は 177平方キロメートル 人口は約70万人

首都機能として 連邦の 議会 最高裁判所 関連機関 が置かれている

自治という面では 「 代表なき課税 」という問題 を抱えている


東京都の面積は 約2194平方キロメートル 人口は 約1397万人

東京23区の面積は 約627平方キロメートル 人口は 約967万人

東京が 日本の首都である だけで 東京都を特別に 国家の直轄とするのは早計


竹中平蔵氏の 根拠は 政治の力 行使という点に着目している


アメリカ合衆国 ワシントンD.Cの考え方と違っている

ワシントンD.Cには 歴史的な 背景があって 今日に至っている


東京都を 特別に扱うという 根拠は 竹中平蔵氏の 権力による地方自治体の支配という 考え方が 根底にあるからではないか

なぜ 明治政府 発足時に 地方自治体の長が国の任命であったのが 今日の状態に至ったのか

ここにも 焦点をあてる必要があるのではないか


竹中平蔵氏の構想は 日本の現状には 合っていない

むしろ 一極集中を どうするか ということが 課題である

最近の 竹中平蔵氏の 言動は 日本という国 国民を 俯瞰して見ていない

狭い経済という 視野でしか見ていない


竹中平蔵氏は 評論家という 位置でいるのが 丁度良いのではないか







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